メンヘラという言葉を聞いたことはありませんか?最近の若者の間ではメジャーとなっている言葉であり、大人の方でも聞いたことがあるという方は少なくないでしょう。しかし、具体的にどういった意味があるのか理解している方は少ないです。
本記事ではメンヘラと呼ばれる人の特徴について解説いたします。そういった人と付き合ってしまったり、職場の同僚になったりした場合の対処法についても紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
1.メンヘラとは?
メンヘラとは「メンタルヘルス」の略語であると言われています。つまり、心に何らかの問題を抱えている人のことをメンヘラと呼んでいるわけです。しかし、心に何らかの問題を抱えている人は大勢います。そのため、一般的にメンヘラと呼ばれる人にはもう少し具体的な特徴があります。それについては後述しているので確認してください。
2010年ごろにインターネット上で生まれた言葉であると言われており、元々の意味は非常に狭義的なものでした。鬱や適応障害など、心の健康問題に悩んでいる人のことをメンヘラと呼んでいたのですが、現在では必ずしもメンヘラと呼ばれる人がこの条件に該当しているわけではありません。
2.メンヘラの特徴
具体的にメンヘラにはどのような特徴があるのでしょうか?厳密な定義はありませんが、一般的にメンヘラと呼ばれる人がどのような特徴を持っているのかについて解説いたします。
①寂しがりや
メンヘラは極度の寂しがりやであることが多いです。もちろん、人間は誰でも寂しいという感情を抱くことがありますし、寂しがりやになってしまうのも当然ではあります。しかし、メンヘラと呼ばれる方の寂しがりやは、度を超えていることが多いです。
具体的には常に愛情に飢えており、少しでも寂しさを感じると癇癪を起こしたり、激しいスキンシップをしてきたりなどです。自分以外のことに意識が向いていると、嫉妬したり怒りを覚えたりするのも、メンヘラにおける寂しがりやの特徴と言えるでしょう。
交際している相手がこのタイプだと、自分が好かれているのは嬉しいけれど、愛情が重いと感じてしまいやすいです。
②感情の浮き沈みが激しい
感情のコントロールがうまくできず、浮き沈みが激しいという方もメンヘラに該当します。メンヘラの方は、先ほども説明したように深く愛情を持っているケースが多いです。その反面で少し情緒不安定な側面を抱えており、外部からの刺激や突発的な出来事に対する能力が低いなどの問題を抱えています。
考えるよりも先に気持ちが反応してしまうケースも多く、極端な行動に出てしまう方も少なくありません。不機嫌な感情を相手にぶつけておきながら、数日後にはすぐ謝罪をするようなタイプもメンヘラに該当します。
自分の感情がコントロールできないというのは、大きな問題に発展する可能性もあります。可能な限り感情のコントロールができるようにトレーニングを行うべきでしょう。
③自分に自信がない
メンヘラの人は自己肯定感が低いことが多いです。恋人との関係は円満であるのにも関わらず、自分は愛されていないのではと思ってしまったり、相手との関係をネガティブな方向に考えやすかったりします。
もちろん、自分に自信がない部分は誰にでもありますが、メンヘラの人はそれが顕著に現れていると考えてください。
④依存性が高い
メンヘラの方は依存性が高いことが多いです。物に対しての依存性も高いのですが、どちらかと言えば人に対して強く依存する傾向にあります。好きな人と常に一心同体であることが理想であり、何よりも2人での関係が優先されるべきと考えてしまうのです。
3.メンヘラの対処法
自分の交際している相手がメンヘラな場合は、以下の対処法を実践するようにしてみてください。
①愛情をしっかりと伝える
メンヘラの相手には愛情をしっかりと表現することが大切です。相手が寂しさや不信感を感じてしまうと、色々な問題に発展しやすくなります。恥ずかしさはあるかもしれませんが、相手にわかるような形で愛情を伝えるようにしてください。
②相手を否定しない
メンヘラの方は否定されると激しいショックを受けてしまいます。そのため、なるべく否定しないように接するように心がけましょう。否定しなくてはいけない場面もあるとは思いますが、言い方を工夫して相手にショックを与えないように配慮してください。
まとめ
いかがだったでしょうか?最後にメンヘラの特徴についてまとめます。
- メンヘラとはメンタルヘルスの略語であり、精神的に何らかの問題を抱えている人がそう呼ばれる傾向にある
- メンヘラには寂しがりやや自分に自信がないといった特徴がある
- メンヘラ相手には愛情をしっかりと伝えたり、強く否定するを避けたりといった対応が大切
メンヘラを相手にするのは苦労する部分もあるかと思いますが、相手を思いやって接するようにしてください。
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