

はじめまして。霊能師と呼ばれる【姉 】です。幼い頃からこれまで多くの方を霊視してきました。弟との会話の中で実例を交えながら解消方法についてお伝えできればと思います。私の経験がみなさまのお力になれれば嬉しいです。
それでは姉とのインタビューをまとめていきます。
まず、今回の記事の要約です。
縁と執着について…
- 縁は繊細でこじらせやすいもの
- 縁を信じる気持ちが強いとそれが執着に変わり生霊を生むこともある
- 愛情と執着は表裏一体だからこそバランスが難しい
この3つを軸にしながら、それぞれの詳細に関してテンポ良く解説していきます。
それでは、まいります!
縁を思う気持ちが強いと執着に変わることがある
縁は繊細だからこそバランスが大切
今回は、縁と執着について姉ちゃんに聞いていくね。
「縁がない人とは縁がない」
「去っていく人は追わない」
「執着すればするほど傷つくのは自分」
最近、こういう投稿がXでも広がってて「こういう考え方もあるよな」って思うんだよね。ただ、こういった投稿の背景には、心理学者の理論があるみたいなんだよ。
「去っていく人を無理に追いかけると、ただでさえ傷ついてる心にさらにダメージを負う可能性がある」「縁が切れた人とまた繋がるにはとてつもない労力が必要」
こういった内容だったんだけど、確かにその通りだし、理解できる人もきっとたくさんいる。とはいえ、「縁がなかった」って割り切れないのが人間なんじゃないかなとも思うんだよね。感情がついてこないから、苦しんでる人も多いはずで。だから今回は、姉ちゃんが「縁」や「執着」をどう捉えてるのか聞いてみたいと思った。
本当に縁がない人とは縁がないの?それとも、半分は真実で半分は違っていたりしない?姉ちゃんが縁をどう捉えているかも含めて教えて。
「縁がない人とは縁がない」って、すごく雑な言葉だよね。「物が見つからない人には見つかりません」みたいな。結局、同じことを繰り返してるだけで、答えになってないしアドバイスにもなってない。
実際「縁がある」「縁がない」なんて誰にもわからない。今は縁がないと思ってても、あとからつながることもある。だから、これは真実でも嘘でもなくて「何も言ってないに等しい言葉」っていうのが私の本音かな。
自分が死んだことを理解できてないことも多い
なるほどね。その心理学者は「縁がある」と思うと期待しちゃって余計にしんどくなる背景についても言及したかったんじゃないかなと。実際、人と人との縁って、恋愛でも友情でも家族でもすごいことだと思うし。
だって、今この地球上には80億人もの人がいるわけで。その中の誰かと縁がつながるって、それだけで奇跡的じゃない?ただ「縁=奇跡」と考えるからこそ、逆にそこに執着も生まれるのかな?縁が切れても「あの奇跡をもう一度」みたいにロマンチックに考えちゃうから。
難しいところなんだけど、自分が「これは縁だ」って感じたのと同じように相手も思ったときに縁がすごく強くなることもある。でも、一方的に「これは運命だ!逃しちゃダメだ!」って、相手が拒否してるのに無理につながろうとするのはもう執着。
縁はこじらせやすいものでもあるし、悪化しやすいものでもある。だからこそ、自分がどれだけバランスを保てるかが大事なの。ロマンチックに捉えすぎず、淡々とみるくらいが実はちょうど良かったりするんだよ。
たとえ縁があったとしても「これは縁だ!」って気持ちが強すぎると、相手がそうじゃなかったときにズレが生じてしまう。すでに出会ってるから盛り上がるのも理解できるけど、それが執着に変わっちゃうってことだ。
じゃあ執着へとこじれてしまった場合、縁はどうなるの?やっぱり離れていっちゃうの?
うん、離れていくね。縁は本当に繊細なものだから、バランスが大切。「相手が拒否してる」って少しでも感じたら、ちゃんと距離を保つ。そうしないと、あっという間に縁は切れてしまう。そこは十分に注意してほしいところだね。
もしかしたら「縁がない人とは縁がない」って言葉は、「執着を手放す」ってことをわかりやすく言い換えただけなのかもね。
そうだね。バランス感覚を持つことが何よりも大切ってことだろうね。
縁は繊細なものだからこそ淡々とみるくらいがちょうどいい
執着しちゃダメってある意味当たり前じゃない?でも「縁がない人とは縁がない」って言い切ればインパクトもあるしバズりやすいよね。
うん。言葉としては強いし極論だから目に留まりやすい。かといって、それを紐解いて、真剣に議論のテーマとして持ち出すとなると、結局「これは何を言ってるの?」ってよくわからなくなるんだよね。
執着が原因で生霊を出す可能性がある
片方だけが「これは縁だ」って信じてる。でももう片方は「いや縁なんかない」って思ってたとするじゃない?でも実際、2人が物理的に近くにいたり何かしら接点があったりしたら、大きな括りでいけば縁の中にいることになると思うんだよね。
姉ちゃん「執着が強くなればなるほど縁はだんだん切れていく」って言ったけど、姉ちゃんの視えてる世界ではどう映ってるのか、具体的に聞いてみたい。
お互いから出てるオーラやエネルギーが繋がって視えることが多いかな、紐みたいに。
それって、縁がつながっている状態ってこと?
そう、縁がつながっている状態。その縁がこじれると、つながりがだんだん薄くなって最終的には視えなくなる。
水と油のような感じで混ざらない?
それとはちょっと違うんだよね。水と油っていうより、本当に糸みたいなものでつながってる感じ。どんどん薄くなって、最終的にはつながってた糸が視えなくなる。
姉には縁が糸のようにつながって視えている
へー。糸みたいな縁が視えなくなって最終的には切れるんだ。じゃあ片方が執着しててそれがこじれたときに生霊が関わってくるの?
そうだね。こじらせ始めると、縁が切れていても執着している側からじわっと波動のようなものが相手に伝わって、生霊や念のような形になることがある。実際にそこから生霊が生まれることも多いしね。
生霊は誰でも出す可能性があるって前に言ってたけど、執着が原因で生霊が発生するってことだね。
そう。そのケースが一番多いかな。
やっぱり難しいね、このあたりは。
うん。人の思いはそれぞれだから難しいよね。相手が「これは運命だ」「この人とは絶対に付き合うべきだ」って思ってたとしても、相手は全然別の人が好きであるにもかかわらず、思わせぶりな態度を取ってただけってこともある。初めての恋愛だったりすれば、気持ちの整理ができず思いが断ち切れないことなんてよくあるし。すごく大変だよね。
本当に。そういう事件やトラブルはよく耳にするしね。
そうだね。特に水商売の人たちは、思わせぶりな態度を取ることで大人同士の微妙なバランスを保ちながら恋愛を楽しんでいることが多い。自分の気持ちをどう整理するか、どこまで感情を出すかの瀬戸際にいる。そのバランスが崩れてしまうと、事故や事件に発展することも珍しくないし、強い生霊が渦巻く原因にもなる。
やっぱり人気商売の人は、そういう面でも注意しないといけないんだね。
うん。私のところに来るお客さんの中にもそっち系の業界の人は多いし、そういう話もよく聞くから納得。
執着と愛情は表裏一体
執着してる人の中には、本当はいい人なのに生霊を出してることもあるでしょ?そういう人に「執着を捨てなさい」ってアドバイスしてもあまり効果がない気がするけど、姉ちゃんはどうアドバイスしてるの?
確かに、そういう人に「執着を捨てなさい」っていうのは、あまり効果的なアドバイスではない。だから、相手の話をよく聞いて、その人が本当は何を思っているのか理解することが大切なんだよね。
例えば、「Aさんに執着している」と思っていたけど、実は「Bさん」からの念が強かったってケースもある。執着を捨てるというより、その人が本当に感じていることを整理する作業が大事なの。
執着してたと思っていたけど、実は自分のプライドや過去の未解決な感情が絡んでたことがわかったケースもある。だから「執着を捨てなさい」って極端なアドバイスはしない。まずはその人の気持ちを整理するのが最優先。
執着に関して今思ったんだけど、離婚した相手、元カレ、家族や友だちに執着してる人って多いじゃない?そういう執着を持っている人ってけっこう愛情だと勘違いしてるんじゃないかなと思うんだよね。
うんうん。
執着と愛情って表裏一体な気がする。
本当にその通り。これは心理学の話になるけど、義務教育で「愛」について教わることってほとんどないでしょ。愛とは何か、家族に対してどこまで愛を示すべきか、個人の価値観に任されている部分がとても大きい。だから、はっきりした答えがないの。
最終的には、多くの人が「これは愛じゃない」って思ったりして、自分なりに調整していくことになる。だからこのあたりはグレーゾーンで、結局、周りがジャッジするしかない。ちょっと放置されているエリアだと思ってる。
執着や愛情は、結局のところ「相手との縁を再び繋ぎたい」ってニーズが根底にある。ただ、執着すればするほど縁が薄れていくんだとすれば、逆に執着を捨てれば縁が強化される可能性もあるわけだよね?
うん、そうだね。
執着を捨てることで縁が強化されることもある
それって、なんか不思議だね。
自分の中の恋愛感情や思いを捨てたとたん、相手のアプローチが急に増えた経験って誰にでも一度はあるんじゃないかな。自分の思いを抑えて思うままにしてみたら、「ありがとう、大好きだよ」って言われたりとかね。そのときにバランスが戻ることはあるよ。
おもしろいね。
わりとよくある話だよ。恋愛感情を断ち切った瞬間、相手からのアプローチが激しくなって、最終的にいい関係が続いたまま1年後に結婚したりね。結局はバランスがうまく取れた結果なんじゃないかな。おもしろいことではあるけど、バランス感覚を取り戻すってことがすごく重要なんだよ。
愛情が執着にならないようバランスを取ることが大事
執着=愛情って執着を捨てることで縁が強くなるロジックではあるけど、感情があるものから愛情や執着を捨てるって簡単じゃないよね。そこに関してのポイントはある?
執着を捨てるポイントとしては、まずその人だけをみない。自分の意識をそれだけに集中させないで、ほかのことにも目を向けること。新しい趣味を作る、人付き合いを増やす。そういうことをアドバイスすることが多い。
もちろん、バランス関係の話もするよ。相手への愛情が実は執着になっていることもあるから、そのバランスをどう取るか。相手が注がれている愛情に負担を感じていたら、それは愛情じゃなくて執着。その点は丁寧に説明するかな。
執着や愛情が強ければ強いほど、生霊を生み出すこともあるけれど、それって裏を返すと「エネルギーが強い」ってことだよね?それをほかに向ければ新しいものがみえたり、能力が開花する可能性はありそうだね。
うん、そうだね。ひとつのことに集中する力は別の能力を生み出しやすい。もちろん、それが良い方向にいけばの話ね。それが呪術的なエネルギーだったら危険なほうに向いてしまうから、気をつける必要はあるよね。
勉強や仕事、スポーツで自分をバージョンアップする。いろいろなことを体験してみて、ハマったものに意識を注ぐといいかもね。
うん、そうだね。ひとつのことだけに執着しないで、色々なことをやってみる。特に、体を動かすスポーツ、体が疲れるようなことを取り入れてエネルギーを分散させる。それが大切。
いろんなことをやってエネルギーを分散させる
執着で苦しんでる人も多いけど、逆に執着できるってひとつのことに対してエネルギーを注げるから、ある意味才能じゃない?
うん、そうだね。
もしかしたら、みなさんにも自分に当てはまる部分があるんじゃないかなと。だから勉強とかいろいろ始めてみれば、新たな突破口が開けるかもしれない。
うん、そうだね。資格を取るための試験はとても良い例だよね。
5年くらい前に相談を受けた事例なんだけど、同僚の男性にすごく執着してる女性がいた。その人は自分が執着していることに気づいてて、生霊を生んでしまうんじゃないかって心配してたの。だから「どうにかしたい」って相談に来たとき、私は別のことに集中するようアドバイスした。
そうしたらその女性、K-POPアイドルに夢中になって。韓国語の勉強を始めて、今では韓国の企業で働いてる。本当にびっくりするような変化だったな。昔はその同僚に執着していたけど、今は仕事が楽しいって言ってたよ。
執着してたことが嘘のようにエネルギーが新しいことに向けられて、新しい道が開けたわけだ。
そういうこと。爆発的なエネルギーが新しいものに向けられると、驚くべき変化が起きることも少なくないんだよ。
「縁と執着」の総まとめ
それでは縁と執着のエネルギーについて最後にまとめます!
- 縁を思う気持ちが強すぎるとこじれて執着に変わることがある
- 執着を捨てることで逆に縁が強まることもある
- ひとつのことに執着せずエネルギーを分散させることで新しい道が開ける
では、今回の記事は以上にいたします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
私達、姉弟は「実際に視えている」不思議な世界のお話をこのサイトで様々な角度から、できる限り科学的にアプローチして解説を行っていきます。
「不思議な世界」ということだけで終わらせずに、その世界についてさらに深掘りして興味が湧いていくような記事作りを心がけていきますので、これからもどうぞよろしくお願いします!
それでは、本日はここまでになります。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
YouTubeではラジオ形式で様々なスピリチュアルなことを配信しています!
姉と弟で運用しているXでは、力になる言葉やスピリチュアルのお役立ち情報を定期的に発信しています。こちらもよろしくお願いします!
また、現在日本で一番読まれているスピリチュアル無料メルマガにもご登録いただくと、期間限定で配布している1万人に読まれた「生霊」をテーマにした特別記事をお送りいたします。最下部から是非ご登録ください。
↓↓↓↓↓

このジャンルでは日本で一番読まれている無料メールマガジンもお届けしていますので、ぜひご覧になってください。記事には載せられなかったスピリチュアルのいろいろな面白いお話を電子雑誌形式で月に二度お届けしています。
月2回配信
無料メルマガ登録で記事URLをお届け!
▼URAOTO特別レターの登録はこちら▼
この記事を読んだ感想や、こんなテーマの記事が読みたい、こんな話が聞きたい…そんな姉・弟へのリクエストを募集しております!ぜひこの下にあります『コメント欄』よりお伝えくださいね。
みなさまこんにちは。今回、霊能師として世界中で活躍している姉に、僕【弟】が「縁と執着」というトピックスについてインタビューを行い、その内容を記事にまとめてみました。