東京都港区にある赤坂氷川神社。都心にあるためアクセスしやすく、また縁結びに強い神社ということで、特に女性からの人気が高くなっています。
しかし、赤坂氷川神社と検索すると「怖い」というワードが出てきて心配になりますよね。ですが、結論から言うと心霊系の怖さではないので安心してお参りしましょう。
本記事では、赤坂氷川神社が怖いと言われる4つの理由や、赤坂氷川神社の見どころについて解説します。この記事を読めば、安心して赤坂氷川神社を参拝することができますよ。
TOPIC
赤坂氷川神社が怖いと言われる4つの理由
赤坂氷川神社は縁結びのご利益があることで知られていますが、一方で怖いという噂もあります。赤坂氷川神社が怖いと言われる理由については以下の通りです。
・タイムスリップした気分になる
・デジャブが起こる
・癒し効果がある
・怖いほど縁結びの効果がある
詳しく解説します。
その1 タイムスリップした気分になるから
赤坂氷川神社が怖いと言われる理由の1つ目は、タイムスリップした気分になるからです。
赤坂氷川神社では、江戸時代の建物や灯籠などが多く残されており、まるでタイムスリップしたかのような感覚を味わうことができます。江戸時代の遺産には、「御社殿」「江戸の年号が刻まれた石碑や灯籠」「狛犬」「樹齢400年の大銀杏」などが残っています。
赤坂氷川神社を訪れる際には、ぜひ境内に残る古い遺物を探してみましょう。
その2 デジャブが起こるから
赤坂氷川神社が怖いと言われる理由の2つ目は、デジャブが起こるからです。
赤坂氷川神社を初めて訪れた人のなかには、すでに訪れたことがあるような感覚や懐かしさを覚える人もいました。ほかにも、夢の中で見た景色と同じだったりと既視感を覚える人もいるようです。赤坂氷川神社は、どこか懐かしさを感じる不思議な場所なのですね。
その3 癒し効果があるから
赤坂氷川神社が怖いと言われる理由の3つ目は、癒し効果があるからです。
多くの人が赤坂氷川神社に一歩足を踏み入れると、まるで異世界に迷い込んだかのような感覚に包まれ、不思議と落ち着くと言います。都会の中心部に位置するため、周囲の雰囲気が一変することで陥る感覚なのかもしれません。
心と身体がスーッと軽くなるような不思議な感覚を味わえるため、癒されたい人にはおすすめです。
その4 怖いほど縁結びの効果があるから
赤坂氷川神社が怖いと言われる理由の4つ目は、怖いほど縁結びの効果があるからです。
赤坂氷川神社は、ヤマタノオロチを退治して結ばれた神様を祀っており、困難な恋に助けを求める人々に力を与えると言われています。実際に赤坂氷川神社を参拝してから恋が実ったという人も多くいることから、怖いほど叶う神社として有名になりました。
恋愛で悩んでいる方は、ぜひ足を運んでみてください。
赤坂氷川神社について
赤坂氷川神社は、日本有数の縁結びに強い神社です。
ここでは、赤坂氷川神社の歴史や御祭神、ご利益について解説します。赤坂氷川神社について学んでから参拝し、より多くの恩恵を受けましょう。
赤坂氷川神社の歴史
赤坂氷川神社は、創建951年という平安時代からある歴史の深い神社です。
東国を巡っていた蓮林僧正が、現在の赤坂4丁目近くで一晩を過ごした際、夢の中で御祭神からのお告げを受け、氷川明神の社殿を建てたことが始まりとされています。
また、暴れん坊将軍で知られる「八代将軍徳川吉宗」と縁がある神社です。
赤坂氷川神社の神様とご利益
赤坂氷川神社の御祭神は、「素盞嗚尊(スサノオノミコト)」「素盞嗚尊(スサノオノミコト)」「大己貴命(オオナムヂノミコト)の三柱です。
素盞嗚尊と奇稲田姫命は、日本神話において仲の良い夫婦として知られ、縁結びの神として信仰を集めています。
また、大己貴命は「大国主命(おおくにぬしのみこと)」とも呼ばれ、縁結びの神として知られる「出雲大社」の主神として崇められています。そのため、赤坂氷川神社は縁結びにおいて最強と言われる神社です。
赤坂氷川神社の見どころ
赤坂氷川神社を参拝する際には、特に注目してほしいスポットがあります。赤坂氷川神社の見どころは以下の通りです。
①手水舎
②御社殿
③大銀杏
④狛犬
⑤四合稲荷
ひとつずつ解説します。
①手水舎
手水舎とは、拝殿を訪れる前に身を清めるため、手水と呼ばれる洗い水が用意されている小さな施設のことです。一般的には手水舎のことを「てみずや」と呼びますが、神社によっては「てみずしゃ」「ちょうずや」と呼ぶこともあります。
赤坂氷川神社の手水舎は、季節ごとに異なる花が飾られているのが特徴で、神社の細かな心遣いが感じられる素敵な場所となっています。
②御社殿
赤坂氷川神社の「御社殿」は1730年に、徳川八代将軍吉宗公の指示により建てられました。御社殿には以下のような特徴があります。
・大きな雲形の組物や吹寄せ垂木などがデザインされている
・何度もの地震や戦争から逃れた
・東京都有形文化財に指定されている
社務所では、「さくらんぼみくじ」や可愛らしい授与品が人気です。
③大銀杏
御社殿が建てられる前から存在するとされる大きな銀杏の木は、推定樹齢400年です。
東京大空襲で木の幹の大部分が焼けましたが、その後も毎年新緑や黄葉で私たちを魅了しています。大銀杏からは強い生命力を感じることができるでしょう。
また、毎年人気のある「季節の御朱印・大銀杏」は、黄葉の時期(11月中旬〜下旬)にいただけます。
④狛犬
赤坂氷川神社の境内には、7組の狛犬が鎮座しています。それぞれ違った表情をしているので、見比べてみるのも楽しいですよ。
中門の両側に位置する狛犬は、御社殿が建てられる前のもので、都内の石造狛犬の中で最も古いものです。また、赤坂氷川神社にはたくさんの狛犬がいることから、「狛犬図鑑」と呼ばれています。
⑤四合稲荷
「四合稲荷(しあわせいなり)」は、1898年に近隣の4社を合祀したことに由来する神社です。四合稲荷には以下のような特徴があります。
・勝海舟が命名した
・「四社を合祀」、「しあわせ」の幸福、「志を合わせる」の意味が込められている
・古呂故稲荷(ころこいなり)、地頭稲荷、本氷川稲荷、玉川稲荷の4社を合祀している
その後、さらに3社が合祀され、現在では7社が合祀したパワースポットとなっています。
まとめ
今回は、赤坂氷川神社が怖いと言われる理由について解説しました。赤坂氷川神社が怖いと言われる理由については、以下の4つが挙げられます。
・タイムスリップした気分になる
・デジャブが起こる
・癒し効果がある
・怖いほど縁結びの効果がある
結論を言うと、赤坂氷川神社が怖いという噂は、心霊系の怖さではなくて「怖いほどご利益がある」と言う意味であることが分かりました。都会の喧騒を忘れて心を落ち着かせたい時に、ぜひ赤坂氷川神社を訪れてみてください。