京都市上京区にある晴明神社は、天才陰陽師と称される「安倍晴明」を祀る神社です。魔除けや厄除けのご利益があり、多くの参拝者から親しまれている晴明神社ですが、一方で「やばい」との声も上がっています。
「なぜ晴明神社はやばいと言われているの?」
「晴明神社ってどんな神社?」
など、晴明神社について気になる方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、晴明神社がやばいと言われる5つの理由について詳しく解説します。また、晴明神社の歴史やご利益、あの人気フィギュアスケーターも愛用していると話題になったお守りについてもご紹介します。ぜひ最後まで参考にしてみてください。
晴明神社がやばいと言われる5つの理由とは?
天才陰陽師・安倍晴明を祀る晴明神社。しかし、一部では「やばい」といった声が囁かれています。その5つの理由については以下のとおりです。
①パワースポットとして人気
②占いがよく当たる
③神様に呼ばれる人がいる
④不思議な体験をした人が多い
⑤安倍晴明は最強の陰陽師
詳しく解説します。
①パワースポットとして人気
晴明神社は、「魔除け」や「厄除け」のご利益があるとして、全国から多くの人が訪れるパワースポットです。境内には特に注目される2つのパワースポットがあります。
1つ目は、本殿のすぐ横にある「厄除け桃」です。これは大きな金色の桃の像で、優しく撫でることで厄を落とし、運気が上がるとされています。
2つ目は、二の鳥居をくぐった先にある「晴明井(せいめいい)」です。安倍晴明が念力で湧き出したという伝説の井戸で、この水を飲むと病気平癒のご利益があると伝えられています。現在でも水は湧き続けており、参拝者が自由に飲むことができます。
②占いがよく当たる
晴明神社が「やばい」と言われる理由のひとつに、「宮司さんの占いがよく当たる」との評判があります。かつては霊感の強さで知られる宮司が鑑定を行っており、その高い的中率から多くの人が人生相談に訪れていたそうです。
現在はご高齢により引退され、別の方に引き継がれていますが、占いの人気は今もなお健在です。なお、占いは基本的に平日のみ行われているため、事前の確認をおすすめします。
③神様に呼ばれる人がいる

晴明神社を訪れた人の中には、「神様に呼ばれた」と感じる人もいるようです。呼ばれるという感覚は、まだ一度も訪れたことがないのに夢に晴明神社が現れたり、「なぜか今日行かなければいけない気がした」と突然強く思い立って参拝に向かうというようなものです。
また、ネットで晴明神社に関する情報ばかりが目に入ったり、何気なく開いた雑誌に晴明神社の特集が載っていたりと、偶然が重なることも「呼ばれている」サインかもしれません。そのように感じたときは、素直に参拝してみると何か良いことが起こるかもしれませんよ。
④不思議な体験をした人が多い
晴明神社を訪れた人の中には、不思議な体験をしたという方も多くみられます。例えば、「鳥居をくぐった瞬間、空気が澄んでいると感じた」「言葉にできない特別な何かを感じた」といった声が寄せられています。
また、「訪れる前には止まっていた腕時計が急に動き出した」「参拝のタイミングだけピンポイントで晴天になった」というようなエピソードもあります。こうした体験の感じ方には個人差がありますが、晴明神社に強いエネルギーが宿っているといわれる理由のひとつといえるでしょう。
⑤安倍晴明は最強の陰陽師
晴明神社は、魔除けのご利益で知られる神社で、境内のあちこちには魔除けの象徴とされる五芒星(せいめい星)が描かれています。
また、安倍晴明には式神を自在に操る術があったと伝えられており、神社の南側にある「一条戻橋」には、彼が使っていた式神が祀られているとも言われています。安倍晴明が強力な呪術を駆使していたことから、晴明神社にもまた、強いスピリチュアルなエネルギーが宿っているとされているのです。
晴明神社とは?

圧倒的なパワーが宿る神社として評判の晴明神社ですが、一体どのようなご利益があるのでしょうか。ここでは、晴明神社のご利益やご祭神、歴史について解説します。
晴明神社の歴史
晴明神社が創建されたのは1007年です。一条天皇の勅命により、安倍晴明の功績を称えて、彼の住居跡に建てられました。当初は堀川通から黒門通にかけて広がる広大な敷地を有していましたが、応仁の乱や豊臣秀吉による都市整備の影響で、徐々にその規模は縮小していきます。
それでも幕末には氏子たちの手によって整備が進められ、現在の姿へと復元されました。長い歴史の中で戦乱や社会の変化を乗り越え、今なおその姿を守り続けている神社であることがわかります。
晴明神社のご祭神

晴明神社のご祭神は、天才陰陽師と呼ばれる「安倍晴明」です。陰陽師とは、豊かな学問の知識と呪術的な力を組み合わせた専門職であり、飛鳥・奈良時代には風水占いや祈祷などを主な役割として担っていました。
当時の陰陽師は、国政においても重要な立場にあり、「陰陽道省」と呼ばれる専門機関が設けられていたともいわれています。陰陽師の活躍が最も盛んだった平安時代には、特に多くの貴族から信頼を寄せられていたそうです。
晴明神社のご利益
晴明神社は、魔除けや厄除けのご利益で広く知られています。陰陽師・安倍晴明を祀っていることから、災いを遠ざけ、魔を寄せつけずに平穏な日々を送れるよう導いてくれると伝えられています。
境内にある「晴明井」は、健康運や厄除けに効果があるとされるパワースポットです。特に、この井戸の水は年ごとに吉方位の方向から湧き出るとされ、参拝者に幸福をもたらすと言い伝えられています。
晴明神社で人気のお守り

晴明神社で特に人気のあるお守りは、最も一般的な「御守り」と言われており、魔除けや厄除け、健康祈願、安産守護などのご利益があるとされています。
そのほかにも、厄除け桃をモチーフにした「厄除守」、カラフルで目を引く「向上守」、特別な場面で力を発揮するといわれる「みずかがみ守」など、魅力的なお守りが揃っています。ちなみに、この「みずかがみ守」は、フィギュアスケーターの羽生結弦選手が持っていたことでも話題になりました。
まとめ
今回は、晴明神社がやばいと言われる理由について解説しました。晴明神社がやばいと言われる5つの理由については以下のとおりです。
①パワースポットとして人気
②占いがよく当たる
③神様に呼ばれる人がいる
④不思議な体験をした人が多い
⑤安倍晴明は最強の陰陽師
かつて「天才陰陽師」と称された安倍晴明を祀る晴明神社は、それだけでも他の神社とは一線を画す特別な力を感じさせます。実際に、占いが驚くほど当たったという声や、不思議な体験をしたという話も多く寄せられています。その神秘的な力を体感したい方は、一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
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