東京都港区赤坂にある赤坂氷川神社は、「縁結び」や「厄除け」にご利益のある神社です。お守りの種類が多いことでも知られており、とくに縁結び祈願のお守りは恋を叶えたい女性に大変人気があります。
「赤坂氷川神社には、どんなお守りがあるの?」
「赤坂氷川神社の見どころは?」
など、気になることもありますよね。
そこで今回は、赤坂氷川神社で人気のお守り・おみくじ・御朱印について解説します。赤坂氷川神社の見どころについても併せて解説していますので、参拝を考えている方はぜひ最後まで参考にしてみてください。
赤坂氷川神社ってどんな神社?
日本の大都心にある赤坂氷川神社は、どのような特徴を持つ神社なのでしょうか。ここでは、赤坂氷川神社の神様やご利益について詳しく解説します。
赤坂氷川神社について
赤坂氷川神社は東京都港区赤坂にあり、天歴5年(951年)に創建されました。赤坂周辺の鎮守として知られ、東京十社のひとつに数えられる名社です。また、出雲大社東京分祠や東京大神宮と並び、東京三大縁結び神社としても広く知られています。
赤坂氷川神社では、縁結び・縁切り・厄除け・再生・商売繁盛・出世などのご利益が授かれます。中でも恋愛に関するご利益が高いことで有名ですが、大地震や戦火などの厄災から被害を受けず、江戸時代の社殿が現存していることからも厄除けのご利益が高いとされています。
赤坂氷川神社の神様
赤坂氷川神社には、以下の3柱の神様が祀られています。
・素盞嗚尊(すさのおのみこと)
・奇稲田姫命(くしいなだひめのみこと)
・大国主命(おおくにぬしのみこと)
いずれも縁結びにご利益のある神様です。
勝海舟ゆかりの地
赤坂氷川神社は、勝海舟にゆかりのある場所として知られています。勝海舟は赤坂氷川神社の近くに住んでおり、よく参拝していたそうです。
また、赤坂氷川神社には、勝海舟が「赤坂氷川神社」と書いた掛け軸が所蔵されており、彼との深い縁を物語っています。
さらに、勝海舟は、境内にある四合稲荷(しあわせいなり)神社の名付け親とも伝えられています。
赤坂氷川神社のお守り・おみくじ・御朱印
赤坂氷川神社では、縁結びにご利益のあるお守りやおみくじが人気です。ここでは、赤坂氷川神社のお守り・おみくじ・御朱印について詳しくご紹介します。
赤坂氷川神社のお守り
赤坂氷川神社のお守りについては、以下のものがあります。
・紙守
・開運厄除守
・巾着開運厄除守
・いちょう守
・縁結守
・仕事縁守
・安産守
・子宝縁守
・合格縁守
・学業成就守
・健康守
・病気平癒守
・花福鈴
赤坂氷川神社は厄除・縁結びの神社のため、厄除や縁結びのお守りが人気です。
縁結びの祈願で人気のお守りは「縁結守」です。このお守りには、波に千鳥文様と七宝文様の2種類があります。波に千鳥文様は、末永く続く幸せと困難を乗り越える出会いをもたらしてくれるんだとか。七宝文様は、円満なご縁が広がるご利益が期待できます。
赤坂氷川神社のおみくじ
赤坂氷川神社のおみくじは、全部で3種類あります。
・通常おみくじ(100円)
・さくらんぼ結び(200円)
・はりこみくじ(500円)
通常おみくじは、開運招福のためのスタンダードなおみくじです。
さくらんぼ結びは良縁祈願の恋愛おみくじで、中には巫女さんたちが赤い糸で結んださくらんぼに見立てたお守りが入っています。このお守りは隣にある「願の木」に結び、縁結びを願います。一緒に入っている恋みくじは、おみくじ掛けに結んでも持ち帰ってもどちらでも構いません。
赤坂氷川神社の御朱印
赤坂氷川神社の御朱印は、通常御朱印・月参りかさね御朱印・季節御朱印の3種類があります。通常御朱印は初穂料300円、月参りかさね御朱印は初穂料500円です。
季節御朱印は初穂料500円で、以下のような季節ごとの行事に合わせた御朱印があります。
・初茜(1月1日~1月8日)
・祈年祭(2月17日)
・さくら参り(3月下旬)
・星合ひ参り(7月1日~7月9日)
・例祭(9月15日)
・大銀杏(11月中旬~下旬)
・新嘗祭(11月23日)
赤坂氷川神社の御朱印帳は3種類あり、いずれも初穂料1,500円(朱印代別)です。
・いちょう
・あかね
・東京十社めぐり(木製)
赤坂氷川神社の見どころ
赤坂氷川神社には、本殿だけでなく複数のお社があり、たくさんの見どころがあります。ここでは、赤坂氷川神社の見どころを厳選して4つご紹介します。
①社殿
社殿には、赤坂氷川神社の御祭神である「素盞嗚尊(すさのおのみこと)」「奇稲田姫命(くしいなだひめのみこと)」「大国主命(おおくにぬしのみこと)」の3柱が祀られています。
素盞嗚尊と奇稲田姫命は、仲の良い夫婦神として知られており、2柱に祈ることで縁結びや良縁のご利益を授かるとされています。また、大国主命も素盞嗚尊と奇稲田姫命の子孫にあたる神様で、同じく縁結びのご利益があるとされています。
②四合(しあわせ)稲荷
赤坂氷川神社 お守り
名前の由来は、勝海舟が「四社を合祀すること」「幸せ」「志を合わせる」という三つの意味を掛け合わせ、「四合稲荷」と名付けたことにあります。
四合稲荷の起源は、明治31年(1898)に赤坂氷川神社の近くに鎮座していた以下の四社が合祀されたことに始まります。
・古呂故稲荷(ころこいなり)
・地頭稲荷(じとういなり)
・本氷川稲荷
・玉川稲荷
その後、大正14年(1925)には鈴降稲荷と縁起稲荷が合祀され、昭和9年(1934)には明徳稲荷も合祀されました。四合稲荷は、開運や縁結びのご利益があるとされています。
③包丁塚
包丁塚は、1974年に赤坂青山料飲組合が長年働いてくれた包丁への感謝を込めて奉納したことから始まりました。毎年10月には包丁塚祭が執り行われています。
包丁塚は縁切りで有名で、切りたい悪縁がある方にはぜひ訪れていただきたい場所です。
④大銀杏
赤坂氷川神社には、樹齢400年を誇る大銀杏の木があります。御本殿が遷座する前からこの地に根を下ろしており、赤坂氷川神社のシンボルとされています。東京大空襲で大部分が焼失したものの今もなお力強く茂っており、その生命力と神秘性から再生のパワーを与えてくれるとされています。
復活させたい縁や物事がある方は、ぜひ訪れていただきたいパワースポットです。
まとめ
今回は、赤坂氷川神社で人気のお守り・おみくじ・御朱印について解説しました。赤坂氷川神社は縁結びで有名な神社で、縁結びのご利益があるお守りやおみくじが人気です。
また、境内にはたくさんの見どころもありますので、素敵なご縁に恵まれたい方は、ぜひ一度赤坂氷川神社に参拝してみてくださいね。
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