都内でも有数の縁結びパワースポットである「赤坂氷川神社」。この神社の「縁結び参り」に参加すると、好きな人と結婚できたり、困難な恋が叶うといわれています。
「縁結び参りって何をするの?」
「縁結び参りの申し込み方法は?」
など、この記事では赤坂氷川神社の「縁結び参り」について詳しく解説していきます。また、赤坂氷川神社の歴史や見どころについてもご紹介していますので、ぜひ最後までお読みください。
赤坂氷川神社の「縁結び参り」
赤坂氷川神社には、困難な恋も叶うといわれている「縁結び参り」があります。ここでは、赤坂氷川神社の「縁結び参り」について詳しく解説していきます。
縁結び参りとは?
赤坂氷川神社では、毎月良縁を願って「縁結び参り」が行われています。縁結び参りでは、男女のご縁をはじめ、友人、家族、仕事など様々なご縁を祈願できます。
ネットによると、「縁結び参りに参加して結婚できた」「困難な恋が叶った」という口コミが多数みられます。
縁結び参りの申し込み方法
縁結び参りは、完全予約制の神事です。斎行日は公式サイトに掲載されており、予約はその前月1日の朝9時から開始されます。定員は30名で、ご祈祷料は3000円~。
当日は、縁結びのご祈祷が行われ、「藍(=愛)の種」が入った巫女さん手作りの「縁結守」と、境内に祀られている四合稲荷にちなんだ「四合御」 「櫛」を授けていただけます。
ただし、非常に人気が高いため、予約は激戦です。参加を希望する方は、受付スタートと同時に申し込むことをおすすめします。
女性限定の「季節の縁結び参り」
実は、縁結び参りには年に2回、女性限定の特別な縁結び参りがあります。 その神事は、3月3日に行われる「桃の節供の縁結び参り」と、7月7日に行われる「星合わせひの縁結び参り」です。
「桃の節供の縁結び参り」:桃の節供にちなんで、形代祓いや貝合わせなどの神事が行われます。その後、自分で紐を結んだ限定の貝合わせのお守りが授与されます。
「星合わせひの縁結び参り」:もともと宮中では七夕の日に女性の良縁や針仕事の上達を願い、針や糸をお供えする祭事が行われていました。それにちなんで、「星合わせひの縁結び参り」は良縁や仕事運を願う祭事となっています。
赤坂氷川神社について
縁結びで有名な赤坂氷川神社ですが、どのような歴史のある神社なのでしょうか。ここでは、赤坂氷川神社の歴史や神様について解説します。
赤坂氷川神社の歴史
赤坂氷川神社は、平安時代に創建された由緒ある神社です。 東国を巡っていた蓮林僧正が夢の中でお告げを受け、一ツ木村(現:赤坂4丁目)に氷川明神をお祀りしたことが始まりと言われています。
江戸時代の八代将軍・徳川吉宗の時代に現在の場所に遷座されて以来、赤坂や六本木・虎ノ門の一部地域の氏神様として深く信仰されています。関東大震災や第二次世界大戦の際にも影響を受けず、創建当時の社殿が今も残っています。
赤坂氷川神社の神様
赤坂氷川神社では、以下の3体の神様が祀られています。
「素戔嗚尊(スサノオノミコト)」:天照大神の弟で、力強さと勇敢さを持つ神様です。 また、八岐大蛇(ヤマタノオロチ)を退治したことで知られています。
「奇稲田姫命(クシイナダヒメノミコト)」:もともと八岐大蛇の生け贄にされる運命であったが、素戔嗚尊に助けられ、その後、夫婦となりました。豊穣を司る神様です。
「大己貴命(オオナムヂノミコト)」:別名、大国主命(オオクニヌシノミコト)としても知られ、素戔嗚尊と奇稲田命の子孫です。国造りの神と言われ、農業・漁業・医療などのご利益があります。
赤坂氷川神社のご利益
赤坂氷川神社の主なご利益については以下のとおりです。
・厄除
・縁結び
・家内安全
・商売繁盛
御祭神である「素戔嗚尊(スサノオノミコト)」は、穢れや災厄を払い防ぐ強力な力を持つため、厄除に大きなご利益があるとされています。
さらに、「素戔嗚尊」「奇稲田姫命(クシイナダヒメノミコト)」そして、その子孫である「大己貴命(オオナムヂノミコト)」が一緒に祀られていることから、縁結びや家内安全のご利益があります。
大己貴命は縁結びの神としても知られ、男女の縁だけでなく、人間関係や仕事、子宝など、様々なご縁を結んでくださいます。
赤坂氷川神社の縁結び祈願
ほかにも、赤坂氷川神社には事前の予約がなくても受けられる縁結び祈願があります。その縁結び祈願については、以下の2つです。
・縁結ひ(えんゆい)
・さくらんぼ結び
詳しく解説します。
縁結ひ(えんゆい)
「縁結ひ」は、和紙に願い事を書いて、縁結びの格子に結びつけます。
その昔、日本では願い事を書いた紙を社寺の格子に結んで、縁結びを願う風習があったといいます。
「縁結ひ」に使われている格子は、赤坂氷川神社の社殿で使われていたものです。 多くのご縁を見守ってきた由緒あるものに、願いを託すことができます。
さくらんぼ結び
さくらんぼ結びは、「さくらんぼの根付け」を、境内の「願の木」に縁結びの願いを込めて結びます。
この「願の木」は、古来より「縁結びの木」として大切にされてきた梛(なぎ)の木です。
さくらんぼの根付は、巫女さんが一つ一つ手で結んだものであり、その赤い糸には災いを防ぎ、運命の人へ導く力があるとされています。
同封の「恋みくじ」は、おみくじ掛けに結ぶか、自宅に持ち帰りましょう。
赤坂氷川神社の見どころ
赤坂氷川神社には、縁結び祈願のほかに様々な見どころがあります。今回は以下の2つの神社についてご紹介します。
・四合(しあわせ)稲荷神社
・九神社(くじんじゃ)
ひとつずつ解説します。
四合(しあわせ)稲荷神社
名前の由来は、勝海舟が「四社を合祀」、「幸せ」、「志を合わせる」の3つの意味を掛け合わせて、「四合稲荷」と名付けたとされています。
明治31年(1898年)、赤坂氷川神社の近くに鎮座していた以下の4社が合祀されたのが始まりです。
・古呂故稲荷(ころこいなり)
・地頭稲荷
・本氷川稲荷
・玉川稲荷
四合稲荷は、開運や縁結びのご利益があるとされています。
九神社(くじんじゃ)
境内に鎮座していた以下の9社を合祀した神社です。
・天祖神社
・春日神社
・鹿島神社
・八幡神社
・諏訪神社
・秋葉神社
・厳島神社
・金刀比羅神社
・塞神社
この神社には、縁結び、夫婦円満、安産、家内安全、交通安全、病気平癒、厄除け、開運、必勝祈願、商売繁盛、学業成就など、幅広いご利益があります。
まとめ
今回は、困難な恋も叶うといわれている赤坂氷川神社の「縁結び参り」について解説しました。赤坂氷川神社の「縁結び参り」については以下のとおりです。
・縁結びのご祈祷が受けられる
・完全予約制で、毎月1日の朝9時〜予約の受付がスタートする
・定員は30名、ご祈祷料は3000円〜
・「縁結守」「四合御」 「櫛」がいただける
ほかにも、赤坂氷川神社には「縁結ひ(えんゆい)」や「さくらんぼ結び」などの縁結び祈願もあるので、恋愛や縁結びのご利益をいただきたい方は、ぜひ足を運んでみてくださいね。
コメントを残す