てんとう虫が幸運を呼び寄せるって本当？その理由について徹底解説！

てんとう虫が幸運を呼び寄せるという話を聞いたことはありませんか？スピリチュアルの分野においては比較的有名な話であるため、聞いたことがあるという方も多いかもしれません。てんとう虫は日本でも海外でも幸運の象徴として考えられています。なぜ、他の動物や昆虫ではなく、てんとう虫が幸運の象徴になっているのでしょうか？

本記事ではてんとう虫が幸運を呼び寄せる理由について解説いたします。てんとう虫を見た際のスピリチュアル的な意味についても紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

1.日本におけるスピリチュアルでのてんとう虫

日本におけるスピリチュアルでのてんとう虫は「太陽神の化身」であると言われています。なぜ、てんとう虫と太陽が関係しているのかと思うかもしれませんが、てんとう虫は漢字で「天道虫」と書き、日本では太陽のことを「お天道様」と呼ぶことに由来しています。

てんとう虫と太陽はあまり関係のないように思えますが、実は大きな繋がりがあるのです。そしてもう1つてんとう虫が太陽神の化身と呼ばれる理由としては、てんとう虫の習性が大きく関係しています。

てんとう虫には太陽に向かって飛ぶという習性があります。もちろん、てんとう虫の本能としてこのような行動をしているのですが、その様子は太陽に引き寄せられているようにも見えます。太陽を神として、化身が集まっていると考えてもおかしくはありません。

こういった背景から日本では、てんとう虫を太陽神の化身として捉えるようになりました。そして太陽は、昔から日本にとっては幸運の象徴です。当然ですが、太陽がなければ作物は育ちませんし、生き物は生きていくことができません。極論のように思えるかもしれませんが、太陽がなければ私たち生き物は存在していないでしょう。つまり、太陽こそが地球にとって最も大切な存在であると考えることができます。

そんな太陽の化身であるてんとう虫が、幸運の象徴として考えられるようになったのは、もはや必然ともいえるでしょう。

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2.西洋におけるてんとう虫

日本と同じく西洋でもてんとう虫は幸運の象徴として考えられています。しかし、少しだけ日本とは捉え方が異なるので知っておきましょう。

西洋におけるてんとう虫とは、聖母マリアの使いと言われています。聖母マリアとは、誰もが知っている有名な存在ですが、そのような偉大な存在の使いがてんとう虫というのは驚く方もいるかもしれません。

なぜ、そのように言われるようになったかというと、てんとう虫の英語名が「Ladybug」となることに理由があります。分解するとLadyには、貴婦人という意味があります。そしてこの貴婦人は聖母マリアのことを指すという考えがあるのです。

つまり、てんとう虫を直訳すると「聖母マリアの虫」ということになるため、聖母マリアの化身として捉えられているのです。

他にも農作物を害虫に食べられてしまって困っていた農家が、聖母マリアに祈りを捧げたところ、てんとう虫が害虫を食べ尽くしてくれたという言い伝えもあります。実際にてんとう虫は、農作物につく害虫を食べる益虫です。人間にとっては豊作をもたらしてくれる非常に大切な存在なので、幸運の象徴と呼ばれるようになるのもある意味では当然といえるでしょう。