風水を気にする人にとって、庭の木を切る際には注意が必要です。誤った方法で木を切ると、不幸になる可能性が。この記事では、庭の木を切る際にやってはいけないことを紹介し、風水的な観点から不幸を避けるための注意点をご紹介します。庭の木を切る正しい方法で、不幸から身を守りましょう。
TOPIC
1.不幸になる? 庭の木を切るべきではない理由
風水では、庭の木を切ることは不幸になる可能性があると言われています。以下のような理由から、庭の木を切るべきではないと伝えられているようです。
①庭の木=家や敷地の結界の役割
庭の木は家や敷地の結界として重要な役割を果たします。木は自然のエネルギーを宿し、庭の木はそのエネルギーを使って家や敷地を守ると考えられています。しかし、庭の木を切ってしまうと、そのエネルギーが失われてしまう可能性があります。それによって、家や敷地の運気が下がり、不幸に繋がるかもしれません
②吉方位のバランスが崩れるから不幸になる
庭の木は風水的に重要な役割を果たしています。特に吉方位を決定する際には、庭の木が大きな影響を与えます。もし庭の木を無理に切ってしまうと、吉方位のバランスが乱れる可能性があります。それによって、家や敷地の風水的なバランスが悪化し、不幸が訪れるかもしれません。
③庭の木を切る=命に対する畏敬の欠如
木は生命力を持つ生き物であり、庭の木を切ることで木に対する畏敬の念が欠けるとされています。風水では、自然との調和を大切にする考え方があり、無理な木の切り倒しは自然との調和を乱し、不幸になる可能性があるようです。
2.間違った切り方で不幸になる? 庭の木を切る際の3つの注意点
風水では、庭の木を切る際には特定の方法を守ることが大切とされています。間違った方法で庭の木を切ると不幸になると言われています。以下のような注意点に留意することで、庭の木を切る際の運気の下降を防ぐことができます。
①お祓いをする
庭の木を切る際には、お祓いをすることが風水的に推奨されています。風水では、木は生き物のようにエネルギーを持っており、庭の木を切る際にはそのエネルギーをリセットし、新しいエネルギーを取り入れるためにお祓いを行うとされています。お祓いは、不要なエネルギーを浄化し、木に新しいエネルギーを注入することで、木を切ることに伴う悪い影響を和らげ、不幸を避けるための儀式とされています。お祓いの方法は様々ありますが、一般的には以下のような方法があります。
神社や寺院での祈祷
木を切る際は神社や寺院に依頼しましょう。庭の木を切る際には「木霊鎮め」の出張祭典を利用できます。これによって木のエネルギーを浄化し、良い運気を呼び込むことができます。
酒や塩を使った浄化
木を洗ったり、塩をまいたりすることで浄化効果が得られます。木を切った後に酒や塩を使うことで、不要なエネルギーを取り除き、新たなエネルギーを注入することができます。これによって木のパワーを活性化させましょう。
②タイミング
庭の木を切るタイミングも重要です。風水では、特定の時期には庭の木を切らないようにすることが推奨されています。具体的には以下の日を避けると良いでしょう。
大つちの日
陰陽道の由来で、暦の十干十二支でいう「庚午(かのえうま)~丙子(ひのえね)」の期間は「大つち」と言います。また、この日には土の中に司る土公神(どこうじん)がいて、土をいじってしまうと怒りをかってしまい祟りがあるといわれているんです。毎年変わるので「〇〇年 大つちの日」等で検索するといいでしょう。
小つちの日
大つちの日と同じく陰陽道由来の考え方で、小つちは「戊寅(つちのえとら)から甲申(きのえさる)」の期間を指します。こちらも毎年変わるので「〇〇年 小つちの日」等で検索するといいでしょう。
土用の日
土用(どよう)は、日本の民間信仰において、立春・立夏・立秋・立冬の前の約18日間の期間を指します。この期間には、伐採などの土をいじる行為が不向きとされています。土用に庭の木を切ってはいけない理由は
冬
土公神は季節によっても居場所を変える神様だと言われており、冬の間は庭に滞在するのだとか。冬の間に庭の木を切ってしまうと土公神を怒らせるかもしれません。
③木の処理の順番に注意
庭の木を切る際には五行思想の中で重要な要素である「相生(そうしょう)」を考慮しましょう。五行は循環しており、木に火を灯すと灰になり、土に戻り、金が生まれ、水に溶けて木を育てるというように循環しています。自然界のものは常に巡回しており、隣り合う五行は助け合う関係にあるのです。具体的には以下の順番で庭の木を処理するといいでしょう。
- 金属で木を切る
- 切った木を燃やす
- 燃えて灰になったら土によく混ぜる
- 新たな植物や木を植える
- 水をかける
この順番で行う事で風水の相生を大切にできます。
3.まとめ
いかがでしたか?今回は「庭の木を切るときにやってはいけないこと」をご紹介しました。庭の木は動いたり喋ったりしませんが、命ある尊い存在として扱う事で不幸を避けられるかもしれません。どんなものにも命は宿っているということを忘れずにいたいですね。
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