神奈川県にある寒川神社は、最強の厄除けパワースポットとして有名です。
全国で唯一、八方除けができる神社として知られており、全国各地から多くの参拝者が訪れます。また、人気占い師のゲッターズ飯田さんや木下レオンさんもおすすめしている話題の神社です。
「寒川神社ってどんな神社?」
「寒川神社のパワースポットについて知りたい!」
「寒川神社で人気のお守りは?」
など、参拝前に知っておきたいこともありますよね。
そこで今回は、最強の厄除けパワースポットといわれる「寒川神社」の歴史やご利益について詳しく解説します。また、見どころやパワースポットについてもご紹介していますので、最後まで参考にしてみてください。
寒川神社ってどんな神社?
厄除けの最強パワースポットといわれる寒川神社。ここでは、寒川神社の歴史や神様、ご利益について詳しく解説します。
寒川神社の歴史
相模國の一之宮として称えられ、全国でも祈祷者の数が最も多いとされる寒川神社は、約1600年の歴史を誇るお社です。
古くから朝廷をはじめ、源頼朝、武田信玄、徳川家歴代将軍、そして多くの民間人からも深く信仰されてきました。
かつての後醍醐天皇の時代には、延喜式において「相模国唯一の名神大社」として定められた神社でもあります。
寒川神社の神様
寒川神社では、
①寒川比古命(さむかわひこのみこと)
②寒川比女命(さむかわひめのみこと)
以上の二柱が、「寒川大明神」として一緒に祀られています。
この二柱は相模国をはじめ、関東一帯を開拓した神々であり、江戸の裏鬼門を守る存在でもありました。そのため、関東文化の生みの親ともいわれています。
八方除け・方位除けで有名!
寒川神社は相模國の一之宮であり、全国唯一の八方除け・方位除けの守護神として信仰されています。
八方除けは、地相、家相、方位、日柄など、あらゆる邪魔から起こる災厄を取り除いて、家業繁栄や福徳円満をもたらします。
江戸城の裏鬼門
一般的に神社の社殿は南向きや東向きに建てられることが多いのですが、寒川神社は珍しく南西を向いています。
この方角には特別な意味があり、江戸から見ると寒川神社は南西に位置し、ちょうど江戸城(現在の皇居)の裏鬼門にあたります。古くから、江戸の裏鬼門を守る神社として多くの人々から信仰を集めていたそうです。
寒川神社へのアクセス
寒川神社は、神奈川県の厚木市と茅ヶ崎市の間に位置しています。電車を利用する場合は、JR相模線「宮山駅」で下車し、そこから徒歩約8分でアクセス可能です。
ただし、この路線は1時間に2〜3本、多くても4本程度しか運行されていないため、乗り遅れないよう注意する必要があります。
【所在地】
〒253-0195 神奈川県高座郡寒川町宮山3916
JR相模線「宮山駅」下車 徒歩約8分
寒川神社の見どころ・パワースポット5選
寒川神社には、数々のパワースポットがあります。寒川神社のパワースポットについては以下のとおりです。
①本殿・拝殿
②渾天儀(こんてんぎ)
③神馬舎(しんめしゃ)
④神嶽山神苑(かんたけやましんえん)
⑤八福餅
ひとつずつ解説します。
①本殿・拝殿
寒川神社の本殿は総桧造りが用いられており、中央には大きなしめ縄があります。拝殿内には、約200人が着席できる広い空間があり、ここで毎日午前8時から午後5時まで、年中無休で八方除けのご祈祷が行われています。
また、本殿で参拝する際には、「2礼2拍手1礼」を守りましょう。お願い事をするというより、「〇〇になりますので、お守りください」という形でお祈りします。
②渾天儀(こんてんぎ)
拝殿の右側には「渾天儀(こんてんぎ)」という、天体の位置や警備を観測するために使用されていた道具があります。
寒川神社は、春分、秋分、夏至、冬至のすべてで、太陽が神社の真上を通るようになっています。
夏至の日→丹沢の大山に日が沈む
春分と秋分の日→富士山に日が沈む
冬至の日→箱根の神山に向かって夕日が沈む
このように寒川神社は常に太陽の強いエネルギーが注ぎ込むパワースポットであるため、「ご来光の道」とも呼ばれています。
③神馬舎(しんめしゃ)
「神馬舎(しんめしゃ)」は、神様の乗り物である馬を納める場所であり、中を覗くと神馬と手綱をひく神猿が見えます。
昔は、神社に祈願する際に生きた馬を神馬として奉納していたそうですが、やがて馬の絵を描いた板を代わりに奉納するようになりました。これが「絵馬」の由来です。
神馬舎のすぐ隣には絵馬掛けがありますので、お参りの後には願いを込めた絵馬を飾りましょう。
④神嶽山神苑(かんたけやましんえん)
神嶽山神苑(かんたけやましんえん)は、御本殿で御祈祷を受けた方のみが入苑できる庭園です。
実は、御祈祷を受けた方でもこの場所を知らずに帰る方が多く、神嶽山神苑(かんたけやましんえん)は知る人ぞ知る最強のパワースポットといわれています。
こちらには、寒川神社の果てに深く掘り下げる神聖な泉「難波の小池」や、八方除の精氣を感じる湧水が湧き出る「八氣の泉(はっきのいずみ)」などがあります。
⑤八福餅
寒川神社のご利益である「八方除」にちなんだ八角形の「八福餅」は、参拝者に人気の手土産です。モチモチとした餅の中に、滑らかで上品な甘さのあんこが詰まっており、抹茶との相性が抜群です。
「八福餅」は第二駐車場隣の「鎮守の杜レストラン Koyo」や、境内の売店で購入することができます。参拝後に、ぜひ一緒に楽しんでみてください。
「八方除け」幸せを呼ぶお守り
寒川神社で一番人気があるのは、八方除けのお守りです。寒川大明神の御神徳が込められており、古来より四方八方からの災いを避け、幸運を掴めるとされています。
このお守りは袋型とカード型があり、5色から選ぶことができます。それぞれの色によって異なるご利益があるので、自分に合ったお守りを選択してください。
紫:健康回復・身体安全・病気平癒・怪我平癒・精神の安定・長寿
赤:縁結・家庭円満・人間関係の改善・子宝
黄:金運向上・職業繁栄・福徳招来・商売繁盛
青:成績向上・目的達成・必勝祈願・業務成就・芸道上達・スポーツ万能
白:開運招福・万願成就・心願成就・就職成就
初穂料は1,000円です。
まとめ
今回は、最強の厄除けパワースポットといわれる「寒川神社」について解説しました。寒川神社の見どころ・パワースポットについては、以下の5つが挙げられます。
①本殿・拝殿
②渾天儀(こんてんぎ)
③神馬舎(しんめしゃ)
④神嶽山神苑(かんたけやましんえん)
⑤八福餅
寒川神社は、実は多くの著名人も訪れる人気のパワースポットです。全国唯一の八方除けを行っている神社なので、災いを除けて幸運を授かりたいという方は、ぜひ寒川神社を訪れてみてくださいね。
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