この2人は何者?

霊聴力者の姉に、霊、亡くなった人の声を聞く方法など弟がインタビューしてきた

霊聴

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姉の不思議な体験を一番近くでみてきました

霊能者と呼ばれる【 】です

幼い頃からこれまで多くの方を霊視してきました。私の経験が、皆様のお力になれれば嬉しいです

前回、こちらの記事で(⬇)

霊の声

霊の声」について、お話ししました。

今回は、さらにその続編として、「霊聴(れいちょう)」について、ご紹介します。霊聴とは、霊の声を聞く事なのですが……ネット上では色々な情報・解釈が、点在しており、そもそも情報発信者が霊聴を聞いた事がない人だったりするんです。。

そこで、「霊聴のホントの話・真実」について、さらに掘り下げて、霊能師として世界で活躍する【】に、【】である私が話を聞いてきました。

今回のテーマ
  •  霊聴現象とは?神の啓示?
  •  霊聴の力の正体・具体例
  •  霊聴、亡くなった人の声を聞く方法(実際の事例も)

霊聴力者の姉に、霊、亡くなった人の声を聞く方法など弟がインタビューしてきた

霊聴とか、神の啓示について、どう思ってる?

――姉ちゃんは前回の話だと、物心ついた時から「霊の声」を聞いていたでしょ? で、その声には変な囁きもあれば、注意を促すのもあったじゃない?

そうだね。ほかにも、警告誘惑といったものが、耳だけじゃなく、直接脳内に入ってくることもあるって、お話ししたね。

でさ、こっちの記事でも言っていたように(⬇)、「良い霊」ってのもいるじゃん。

注意してくれるっていう霊の声には、将来・未来を教えてくれる『神の啓示』みたいなモノもあるのかな?これに対しては、どう思ってる?

これは……すごいデリケートな問題だね。宗教の話になってくるからね。基本的に私は、霊聴とか霊の声に関しては聞こえているけど、例えば、

  •  あなたが国を導け
  •  あなたの使命は〇〇だ

というような神様からの啓示というか、預言というものは、直接聞いたことはない。

私自身、そういう声を聞いたことも、言葉を預かったこともないです。だから、この『神の啓示』というものに対しては、“わからない”というのが、正直な解答です。

神の啓示とか、霊聴現象と言えば……ジャンヌ・ダルクが有名だよね。彼女は実際に聞こえていたのかな。

ジャンヌ・ダルク

「神の声を聞いていた」とされる、ジャンヌ・ダルク

これは、各国の宗教や歴史にも繋がるから、なかなか難しいけど……「結論はわからない」だね。ただ、ジャンヌ・ダルクは熱心な宗教家だったことは間違いない。

ただ、歴史を見ると……神の声を「霊聴」というカタチで聞いていたとしたら 、その結果、戦争ということになり、多くの人が亡くなっているので……、それはどうなんでしょうね。

霊からの声、霊聴、神からの啓示っていうものは扱い方や時代によっては、戦争を引き起こすことにもなるし、新しい宗教を作ることにもなるよね。時代が不安定であればあるほどそうなる。

不安定な時代の歴史的な背景が、人間が本来持っていた感覚を研ぎ澄まし、そうした声を聞いていたのかもしれない。宗教、預言、神の啓示って言うことに対して私は細かく語ることはここでは避けておく。人それぞれに信じているものがあるだろうから。

歴史上の人物だと、ソクラテスとか、織田信長も「霊聴」があったみたいだね。ソクラテスは“ダイモン”っていう霊から声を聞いていたみたい。信長は戦いの前に、神たちが兜をぶつけ合う音を聞いていたらしいよ。

信長さんは、霊感を持っているというよりも、武将として、霊聴や、スピリチュアル・霊的なものを上手く利用することに長けていた印象を持っている。武運だったり、野性的な感覚に優れていたというか。

信長さんは、いつ死ぬか・殺されるかわからない戦国時代において……情報を非常に大切にしていた方だった。鉄砲だって、いち早くその情報を取り入れて、導入したし。

おそらく、いろんな情報というか……データベースが頭の中に入っていたんだと思います。

その中から、より良いものを選べたんじゃないかな。つまり、ある意味、霊感のような野性的な感が冴えるように工夫していた。兜の話も、実際は聞こえなかったけど、部下の士気を高めるためにそういう「霊聴」や『神の声』を利用したという説もあるみたい。

織田信長

神の声や霊聴を、戦に活用していた、織田信長

ソクラテスについては、どう?

ソクラテスの“ダイモン”は、ギリシャ思想でいうところの、神と人との中間者という考えだったらしい。

キリスト教で言うと、ダイモンは【デーモン】だね。【デーモン】って言われると、悪魔を想像するかもだけど、古代ギリシャの中では“悪い”っていうイメージではなかったみたい。プラトンの書いた『饗宴』の中では、ソクラテスが、ダイモンと対話している様子が書かれてるよ。

ソクラテスは霊の声を聞いていた

「霊と対話していた」とされる、ソクラテス

「霊聴力」霊聴を聞いた人って、特殊な力を持っている?

「霊聴」ってさ、特殊な人が聞こえるのかな?イスラム教ムハンマドキリスト教イエスとか“預言者”と言われる方々も、神の声を聞いて、それぞれの宗教を作ったでしょ?彼らは『選ばれし者』なのかな?

私は、霊聴もあるし、霊の声を聴くことが出来る。でも、神から言葉を預かっている預言者とかではないし、神からの啓示ってものはない。だから、自分が選ばれし者だとは一切思わないよ。

それで何かを人に強制することもないし。もしかしたら、大きな声で“私は選ばれし者だ!”って言ったら、今のような不安定な世の中だと、人はついてくるかもしれないけど……そういった事にも興味はないしね。

そもそも、誰にでも「霊聴的感覚」はあるものだと思っています

例えば、古代の人はほとんどが【霊感】というか、未来予知できたそう。

それに、日本でも昔から、占いとか、神の声を聴く風習はあったよ。にも関わらず、スピリチュアリズムというか、霊的なモノ人間とが、離されるようになったのって、つい最近、ここ100年くらいの話だと思う。今までは、霊と人の距離はとても近かったのに。

江戸時代の資料にも、明治時代の資料にも、魔除け・お札とか、霊的なモノと人間の距離が近いっていう証拠が、たくさん残っている。今でもそういった伝統が息づく都市・地方も多くあるよね。

だから、元々誰でも力いうか、霊的な感覚は、特に日本人ならもっていると感じています。

現代人は、そういった感覚は、鈍ってしまったのかな?

そうだよ。さっきのジャンヌ・ダルクとか織田信長の時代って、生と死が近かったわけだよね。戦争や病気がたくさんあったし、食糧問題も多かった。そうなると自ずと死を意識する。生きることの意味を考えるし、人間としての感覚が鋭くなっていったんだろうね。

現代は豊かになって、幸福も増えたけど、その代償として失ったことも多いと思う。「パソコンに向かう時間は増加したが、祈る時間は減った」っていう言葉もあるらしいけど、まさにその通り。

ただし、今でも感覚が鋭い人は、霊の声が聞こえるし、霊が見える人もいます(⬇)

霊聴の力の正体とは?姉には、どう聞こえる?

姉ちゃんには【霊】って、どんな感じで話しかけてくるの?

話しかけてくる場合もあるし、ブツブツ「独り言」の場合もある。話かけられた例だと、お墓で「〇〇さん家の娘さん?」って言われたり……、イタリアのアンギアーリって街で「ダドヴェセイ:どこから来たの?」って言われたりだね(詳しくはこちら(⬇)の記事で話しています)。

霊の声

あとは「霊の声」ってわけじゃないけど……道に迷った時に、

どっちに行けばいい?

って思ったら、テレパシー的な感じで画像というか、イメージ・絵で示してくれたことがあるよ。

それってさ、【霊】と会話してるってコト?? コミュニケーションはとれるの?

会話が成立する場合も、しない場合もある。例えば、さっきのイタリアだと心のなかで「日本の風景」を想像したら、向こうが納得してくれた。

一方で、お墓の時は「違いますよ?」って声に出して言ったら、向こうが黙ったりね。

へ~、そんな事あるんだ。ちなみに、会話成立する!って判断は、どうやってしているの?

これも時と場合によるけど……話しかけられると、息が詰まるような感覚になるんだよね。身体がキュってなる。それで、会話が終わるとそれから解放される。だから、そうなった時は会話が成立したのかなって思ってる笑

じゃあ逆に、会話が成立しないって感じる場合は?

自分が死んだってわかっていない霊は、同じことを繰り返し話している。地縛霊というか、そこにずっといる。生前の記憶なのか、何か念のようなものがそこに憑いていて、ずっと同じことばかり言っている霊だね。

霊聴

ずっと同じことばかりを繰り返す【霊】もいる

亡くなった人の声も聞こえるの?

すごく大切な人が亡くなった……とかさ、どうしても話したい・声が聞きたいって人も、多いと思うんだよね。そういう場合もあるの?

私の場合は、ご遺体を見た時に、ふと「霊聴」が聞こえる場合があるよ。

そういえば、おばあちゃんが亡くなった時に声聞いていたね。

そんなのあったっけ?(汗)死の瞬間・魂の姿ってのは、すごく覚えているけど……(⬇)

え…!笑 最後の方はさ、僕がおばあちゃんにご飯を食べさせていたでしょ?でも、そのご飯で誤嚥性(ごえんせい)肺炎になってしまって……。でも「その事を気にしないで」って、お祖母ちゃん、言ってたよって、姉ちゃんから聞いたのに。

なんか……あの時は、数日間記憶がなかったり、曖昧だったから…。それにもし、亡くなった人の声って、鼓膜で聴くというよりは、脳内・心にその人の声が入ってくる感じだしね。

頭の中で音楽を再生するのよりも、もっと鮮明に聞こえる感じなんです。

でも、それってさ、悲しさからの……幻聴っていうか、想像だったりはしない?

それはナイよ。自分の思ってもいない事・思いもよらない事とか、すごく具体的な話をされるからね。例えば……

  •  あの時、こんな事があったよな。だから、本当にありがとう
  •  俺のバイクのキーが、3番目の引き出しに入っているから、お前が使っていいよ

みたく、声が聞こえるからね。

墓地

ふと、声が聞こえてくることもある

亡くなった人の声を聞く方法

「霊の声」が聞きたい・亡くなった人の声が聞きたいって方は、結構いらっしゃると思うんだけど……その場合は、どうすればいいの?

亡くなった方の声が聞きたい気持ち、すごくわかるよ。でも、「霊の声」は基本的に聞こえない方が良いと思う。

霊の声が聞こえると、亡くなった方の声だけではなく、その他の霊の声も聞こえてしまう可能性もありますし、それがきっかけで、私のような不思議な力に、意図せず目覚めてしまう事もあるからです。

そうなると、けっこう厄介。最初は「霊の声が聞こえる!」って嬉しいかもしれないけど……【霊】に“ この人聞こえるんだ ”って思われると、何をされるかわからないよ。

面倒な事態に、足を突っ込む可能性もある。だから、軽はずみな気持ちで興味を持つことはおすすめしないね。

姉ちゃんの気持ちは、わかった。でも「それでも、どうしても…!」って人には、何かできる事ないかな?

自己責任で、どうしても聞きたいって人は……次のステップを試してみたらいいんじゃないかな?

  1.  よーく、耳を研ぎ澄ます
  2.  「俺だよ」「私だよ」って伝えてみる(心の中でも、声に出してもOK)
  3.  「話したい事があったら、伝えてみてくれる?」って言ってみる(心でも、声でもOK)
  4.  ありがとうって聞こえたり、想像もしていないことが伝わってきたら「成功
  5.  ただし、言葉がもらえたら、ちゃんと「ありがとう。聞こえたよ」って伝えること

特に、心に余裕があったり、気持ち的に解放されている時に聞こえやすいですよ。

ただ、ふざけて「霊聴現象」を呼び起こすのは、本当に危ない。だから、ちゃんと話したい・聞きたいって場合は、プロ・専門家を頼った方がいいよ。『霊視占い』っていう専門のサービスもあるからね(⬇)

霊視占い

あと注意してほしいのでは、興味本位で、霊の声が入っているCDを聴いたりもしないでね。本当に、霊が寄ってきてしまうから。

ほかにも、稲川淳二さんの「生き人形」って話は、聴くのもやめてね。19時以降とか、特に。あれは、絶対ダメだよ。

僕は、絶対やらないから!(だから怖いって…!)

実際にあった、アーティストの霊聴現象

じゃあ、最後に「霊聴現象」の具体的な話を、教えて。

ある歌手の方と、京都のお寺を巡っていた時の話をするね。

とある有名なお寺なんだけど……すごく大量のオーブが見えたのね。

丸い小さな塊のようなものが、かなり沢山ね。そうしたら、その歌手の方が

あれ、何かキンコンキンコンって音がしませんか?

って、私に話しかけてきたの。で、よくよくオーブを観察したら……オーブ達が重なり合う時にその音がしているようだった。だから私は、

あなたは、「音」でスピリチュアル・霊的なモノを判断しているんだと思います

って、その人に伝えたら……彼女は視えない人だったから「それは認めたくない」って言ってたよ(笑) 何かで、私のような力が、自分にも目覚めてしまったら怖い!って。

その方に、同感だよ(笑)ちなみに、こういうのも「霊感」なの?

もちろん、そうだよ。目で見えるだけが霊感じゃないし、耳、鼻で感じる人もいる。皮膚で触れられてしまうって人もいたな。寒気、鳥肌、吐き気とか色んな霊感のパターンがあるんだよ。

霊聴とか、心霊現象の全てが……近い将来、科学で解明されるといいね。

そうね。きっと、そんな時代は、本当にすぐ近くに来ていると思うよ。

まとめ

霊聴、霊の声が聞こえるのは
  •  「霊聴」『神の啓示』というものは、昔から存在していた
    •  神様の声・啓示についての真偽は、わからない
  •  「霊聴能力」は、誰でも持っている可能性がある
    •  【霊】は一人でブツブツ言っていたり、会話が成立したりする
    •  亡くなった人の声は、より鮮明・具体的に聞こえる
  •  「霊聴」はフザけたり、興味本位で聞くものではない
  •  本当に知りたい・聞きたい人は、プロである占い師・霊能者に相談しよう

今回は「霊聴」について、お話いたしました。前回の記事を含め、実際に「霊の声」が聞こえて悩んでいる等、不安・悩みを抱えている方に、少しでも役立つ情報をお届けできていれば嬉しいです。

霊の声を、僕「弟」は聞く事ができないですが……姉のように、聞くことができるという人間は、世に多く存在しているようです。霊聴を始め、霊の世界は本当に奥が深く、歴史的にも非常に長いものです。

皆さんも、こういった「不思議な世界」について、いろいろと知ってみて下さいね。

もう読んだ?

最後まで読んでいただきありがとうございました ! 霊の声や霊聴に悩んでいるという人は、世の中多数いらっしゃいます。

霊の手触りとか霊の見え方など、ほかにもお伝えしていくつもりです。 こうしたお悩みに、私を始め、プロの霊能師・占い師達 がお力になれるよう最大限努力させていただきます

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世界を旅する霊能師の姉と、本物の石との出会いの物語

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著名人・政治家など約1万人もの霊視や占いを行ってきた「姉」をもち、その経験を語り継ぐ【弟】です。 実の姉弟であり幼い頃から姉の不思議な力を間近にみてきたが、そちらの世界はあまり興味なし。霊能力の才能があるそう(姉談)だが、極度のお化け嫌い…。 客観的な視点から、皆さんに姉のエピソードをお伝えしていきます!