当サイト URAOTOを運営している【 弟 】です
姉の不思議な体験を一番近くでみてきました
霊能者と呼ばれる【 姉 】です
幼い頃からこれまで多くの方を霊視してきました。私の経験が、皆様のお力になれれば嬉しいです
「死んだ人に会いたい…」あなたにとって大切な人を失ったとき、どうしても苦しい気持ちを消化できないことってありますよね。もう一度亡くなった方に会って、自分の想いを伝えたい……そう後悔をする人も多いでしょう。
今回は、「死んだ人に会いたいとき、私達にはなにができるのか」について、霊能師として世界で活躍する【姉】に、【弟】である私が話を聞いてきました。
【死んだ人に会いたい…】亡くなった人に想いを伝える方法
生きている人が、死んだ人に会う方法
以前にURAOTOでは、亡くなったペットに会う方法についても話したんだけど(⬇)
死んだ人に会いたいって人も多いみたいなんだ。でも実際のところ、亡くなった人にまた会えるものなの…?
「死んだ母に会いたい」とか、「死んだ恋人に会いたい」っていう相談は、私もよく受けるよ。
ただしシリアスなことを言うと、死んだ人に本当に逢うには……自分も死ななきゃいけないんだよね。でも、
- 夢の中で死んだ人に会う
- ニオイなどの感覚として、日常のどこかで会う
ってことは、確率は低いけど可能だよ。ただ、亡くなった方に会うのは偶然の要素が大きくて……死んだ人に会うための確実な方法って、正直ないんだよね…。
実際に「亡くなった人と会えた」という人は、会うための厳密な時間帯やルールを決めていたみたい。たとえば、
- 満月の日に、会いたいと願う
- 「死んだ人にこれを言いたいから、何月何日に来て」とお願いする
- 特定の日に、亡くなった人の形見を持ちながら寝る
…こういう事をやっていると、死んだ人に会える可能性が上がりやすいと思うな。
あとは、もうすでに亡くなった人が近くにいるものとして、声を出して語りかけるのもおすすめだよ。心の中で想いを語りかけるのもいいんだけど、なるべく言葉として口に出した方が、相手へ伝わりやすいかな。
亡くなった人のことを想い、会うためにきちんと行動をしていくことで、その確率が高まっていくように感じます。
へぇ〜。でもさ、そうやって死んだ人に会った人って、本当に…会えているのかな?その人に会いたすぎて、自分が創り出した妄想だったりしない?
「死んだ人に会えた」は現実?それとも妄想?
正直なところ……現実も妄想も、全部が混ざっていると思うよ。
亡くなった方の魂に会えた方も、自分が作り出した妄想だったっていう方も、両方出会ったことが私はあるし。でも実際の霊体だとしても、自分が作った妄想だとしても、
とにかく亡くなった人の姿が見れたら、それでいい…!
っていう人もいるから、それを良しとするかは人それぞれだと思うな。ただ注意しないといけないのは……亡くなった方に会って伝えたいことがあるなら、その想いを言ってもいいのは1〜5回くらいまでが限度だってこと。
また、亡くなった人にずっと会いたいと何度も何年も思い続けてしまうと……「降霊術」に手を出してしまう方もいます。
降霊術はこちらの記事でも触れたけど(⬇)
自分の身体を器のようにして「魂」を憑依させて、霊の声をそのまま喋らせることができる方法なんだ。降霊術は亡くなった人の魂をこの世に縛っちゃう行為だから…私は、あまりおすすめできないよ。
確率は低いが、死んだ人に会えることがある
もし大切な人が死んだら「夢でもいいから会いたい」って思う人も多いよね…。じゃあさ、自分の想いを伝えるだけじゃなくて、亡くなった人の気持ちを知りたいときはどうすればいいの?
死んだ人の気持ちを知るには…?
亡くなった人の気持ちを知るには……正直、一般の方だと難しい部分があるんだよね。
その上で出来る方法としては、亡くなった人に「Yes/Noクイズ」みたいな感じで選んでもらうこと、かな。あなたのした質問に対してYesなら、
- 起きたときに、鈴を鳴らす
- カーテンをちょっと揺らす
みたいに、わかりやすい合図を準備しておく。それを夢で会えた時に伝えておくの。すると…亡くなった方の気持ちを知れる可能性もあるよ。
ただ霊視ができない力の弱い人には、すごく難しいです。また、これも降霊術の一種ではあるので、相応の注意が必要です。
死んだ人の気持ちを知るのは、簡単ではない
そうか…。やっぱり亡くなった方の気持ちを知るのは、なかなか難しいんだね。でも、死んだ人の気持ちがわからないと…「亡くなったあの人に会いたい想いが抑えられなくて、つらくて生きていけないのです…」っていう悲痛な気持ちの人もいると思うんだ。そういう人から相談を受けたとき、姉ちゃんはどうしてるの…?
亡くなった人に会いたい気持ちが抑えられない時は…
そばにいた大切な人が亡くなったとき、それはもう辛くてたまらなくて…何も考えられないし、手につかなくなってしまうよね。なのに、
いつまでもくよくよしてたらダメでしょ!
とか言ってくる人がいたり…。でも、もし家族や大切な人が亡くなったときに他人から責められたら、「そんなことを言われる筋合いはない」って思って、気にしなくて大丈夫。大切な人が死んで苦しい気持ちは……もうしょうがないものなんだ。
以前こちらの記事でも話したけど(⬇)
誰かを亡くして苦しんでいる人から相談を受けたら……私はただひたすら、その人の話を聞いてあげるようにしているよ。そして、出来る限りにはなるけど…私が過去に相談を受けた人で「こう提案したら、実際に亡くなった方と会えた人がいます」っていう事例を伝えてあげるかな。
亡くなった人を想う気持ち、それに決してフタをしてしまわずに……一緒になって、抱えている気持ち・感情を受け入れて、乗り越えていけるようお手伝いしています
辛い気持ちが抑えられないのは、悪いことではない
辛い気持ちにどう向き合うかが大切なんだね…!そういえば、生きている人に対して…「亡くなった人の方」は、その人達をどういう風に見てるの…?
死んだ人に会いたいと思う人を、亡くなった人はどう見ているか
旦那さんを亡くしてから一週間ぐらい経った方から、「亡くなった夫に会いたい…」っていう相談を受けたことがあるんだけど……そのとき、亡くなられた旦那さんがすぐ近くにいたことがあるんだ。
その旦那さんは私に対して、
- 残した妻が心配
- 自分がはどうしたらいいかわからない
っていう、パニックになった感情を伝えてきてたよ。奥さんもすごい落ち込んで混乱していたから、旦那さんもそうなっちゃったんだと思う。
大切な人が亡くなると、残された人は辛いと思います。でも、亡くなった人もその状況を見て、焦って不安になるんです。
そのとき、姉ちゃんはどうしたの?
その状況を、奥さんに正直に伝えたよ。「旦那さんが今、鼻を擦りながらすごく焦っていますよ。」って。
そしたら奥さんが急にフフッと笑って…
鼻を擦るのは、主人が焦ったり、嘘ついたり、追い詰められたときにやるクセなんです
って言って…、すこし吹っ切れたようになったんだ。亡くなった旦那さんの存在を感じられたことが、嬉しかったんだろうね。
ただ、死んだ人の魂はずっとそこにいるわけではないから…「旦那さんの魂は、徐々にあの世へ動いていきますからね」ともお伝えしたよ(⬇)
いつまでも近くに居る訳じゃなく、次のステップへ向かうこと。それが亡くなった魂たちが、本当に幸せになる道だから。それを心から応援してあげられるように、ゆっくりとでいいので想ってあげてくださいね、ってお話ししたんだ。
そうか…大切な人が亡くなって不安なのは、残された人だけじゃないんだね。じゃあ最後になるけど……亡くなった人に会いたいって思ってる方に向けて、なにかメッセージはある?
亡くなった人に会いたい気持ちは、どうしたらいい…?
そうだなぁ…。やっぱり私達は人間だから、愛してた人が亡くなったとき、なんとかもう一度会いたいって思うのは……当たり前のことなんだよね。
ただその「会いたい」っていう強い気持ちが、
- 蘇らせたい
- どうにか生き返らせたい
- 勝手に死ぬなんて許せない
っていう方向へ移ろいで行ったら危ないから、そこは気をつけた方がいいと思うな。
亡くなった人に対して悲しんだり、昔を懐かしんだりする気持ちは、心を整理させる上で大切です。
だから、少しずつ時間をかけて、そういう感情を受け入れることが一番重要だと思うよ。辛い気持ちはいずれ、だんだんと整理されていくから安心してね。そして、それは風化していくといった悪いことではなく、亡くなった方にも残された方にとっても…幸せになるため大事なことだからね。
大切な人が死んだ事実を受け入れることが大切
まとめ
- 確率は低いが、生きている人が死んだ人に会うことはできる
- 会う時間帯やルールを決めて、行動をすると良い
- 伝えたいことを声に出して語りかけると、伝わりやすい
- ただし降霊術や黒魔術に手を出すのは危険
- 辛い気持ちが抑えられないのは、悪いことではない
- 苦しい想いは、時間とともに整理されていく
- 辛い気持ちを素直に吐き出し、あなたのペースで受け入れていこう
自分にとって大切な人が亡くなったとき、喪失感で辛く不安な気持ちになりますよね。どうしたらもう一度会えるのか……考え出すと止まらなくなる人もいるでしょう。
しかし、死んだ人に会うよりも、あなた自身の中にある辛い気持ちを受け入れる方が大切です。今は苦しくて仕方がないかもしれません。でも、時の流れと共に…心の中はゆっくりと整理されていきますよ。
もう読んだ?
最後まで読んでいただきありがとうございました ! 大切な人が亡くなったとき、もう一度会ってきちんと想いを伝えたくなりますよね。
もし「亡くなった人に対する気持ちが整理できない…」と悩む方は、私達悩み相談のプロへ、ぜひご相談ください。 こうしたお悩みに、私を始め、プロの霊能師・占い師達 がお力になれるよう最大限努力させていただきます
この記事を読んだ感想や、こんなテーマの記事が読みたい、こんな話が聞きたい…そんな姉・弟へのリクエストを募集しております!ぜひこの下にあります『コメント欄』よりお伝えくださいね。
いつも気持ちが落ち着くようなお話をありがとうございます。
私の辛かったお別れは、祖父母と友人とオカメインコです。
祖父母との別れは心の準備をして納得して送り出しすことができました。
若くして亡くなった友人については、20年以上経った今でも命日の頃にお邪魔してお線香をあげています。ご両親と長話をして、まるで親戚の家に遊びに行くような感じです。
長い間一緒に過ごしたオカメインコは、見守ってもらえるように他のインコ達と同じようにに自宅の庭に埋めました。しばらく体調を崩すほど辛く、今でも涙が出ますが、朝晩の挨拶をし、時々話しかけ、守ってくれていると信じて過ごしています。
このようにそれぞれ整理できていて「会いたい」というより「守ってね」という気持ちで過ごしているので私の気持ちは落ち着いているのですが、絶対に忘れたくないと思っていた声や握った手の感触、触れた時の暖かさ柔らか、匂いなど、日々を重ねていくうちに私の中から消えているのではないか?と思うようになりました。
絶対に忘れない、忘れたくないと強く思っていたのに。
忘れないように何度も思い出して記憶の訓練みたいになるのは方向が違う気がしますが、そうしてでも忘れたくないと思ってしまいます。
人は記憶と忘却を繰り返すもの、と理解はしていますが、大切なことを忘れるなんてあってはならないのでは?と自分が情け無く、罪悪感があります。
あの感覚が思い出せなくなったら、亡くなった人たちは悲しむのではないでしょうか?
繋がりがなくなってしまうようで不安です。
それとも、こんな記憶を持ち続けることは亡くなった人たちを縛りつけてしまうのでしょうか?
忘れた方が良いのでしょうか?
教えていただけたら有難いです。
宜しくお願いします。
お盆に、タイムリーなお話で興味深く読みました。そして、16日の「送り火」というのか、私の家ではやらない風習の日、偶然ですが、他店舗ヘルプの勤務でした(マクドナルドで接客とデリバリーの仕事をしてます)。
出張下先は、さらに偶然にも、父のお墓のあるお寺の近くで、しかもデリバリー業務で、バイクで走り回る1日でした。
20歳の時に車とバイクの免許をとり、車は良くてもバイクはダメ!と言われ、一昨年、父の七回忌を済ませて、「死ぬ前にやりたいこともやらなきゃ」と思うようになってバイク買おう!と仕事を頑張っていたら、自分でバイクを買う前に、デリバリーやらない?と職場から話があり、バイクにのり始めたのが今年です。
そして、その日の夕方の配達で、父のお墓のあるお寺の見える道を走りました。すごく近くで見るのは怖いけど、見ておきたい、と言う生前の父の態度ににていて、例え妄想でも、「私はバイクに乗るよ!」宣言ができました。
ちなみに、父と、父方の祖母は、私が会いたくないときに限って、夢にでてきます(^_^;)。
その夢を見たときは、体調に気を付けるようにしています。でも、日頃から生きづらさを感じている私が、その夢を見たときには少しいきることに前向きになってしまうのが、おもしろいです。
ちなみに、前回、「怖い神社」の話をメールに書いたのですが、さらに過去記事を読み、待受をウジャト眼にし、それをプリントしキーホルダーを作りました。神社は怖くなくなりました。キーホルダーは自分が安全運転を心がけるお守りとして持ち歩きます。
またお話を楽しみにしてます。
私は、亡くなった人というか、旅立ったペットに会いたいです。
うらおとのこのような記事を読むと、弟さまの私たちの気持ちの代弁や、優しいだけではなくしっかりと現実的な話をしてくださるお姉さまのおかげで、少しずつ気持ちを整理していけてるような感じです。
いつもありがとうございます。
これからも記事楽しみにしております。
いつも楽しく読ませてもらっています。
僕は去年父を亡くし、その日からずっと伝えたい事や、謝りたい事など沢山あり、夢の中でもいいから出てこないかなとか思って過ごしてきました。妹は夢で出てきたとたまに話してくれますが、僕にはほとんど無く(声だけは一度だけ)焦りではありませんが、後悔の念とかいろいろな感情が渦巻いている日々です。
けどある日いつも通っている床屋さんから「夢に出てこないのは心配して無いからちがう?」と優しく諭してくれて以来、少しだけその焦ったり後悔する事はほんの少し減りました。
けど未だに寂しいのは寂しいんですですけどね。
長々とすみませんでした。
これからも応援してます。まだまだ暑い日が続きますが、気をつけてくださいね。