あなたは山で、不思議な体験をしたことはありますか?
日本は古来から、山を『神聖な場所』として崇拝する文化があり、神聖な山は【霊山】と呼ばれて来ました。URAOTOではこれまでも、山での不思議なお話をしてきましたが(⬇)
実際に「山で不思議な体験をした」というお話は多く、青森県にある『恐山』は
- あの世とこの世の境目
- 霊界への入り口
とも言われています。
今回は【山で体験した心霊現象】について、多く見られる現象や、なぜ山は霊的な現象が多く聞かれるのかなど、実体験を踏まえながら、霊能師として世界で活躍する【姉】に、【弟】である私が話を聞いてきました。
《実話》不思議…姉が山で体験した心霊現象とは
霊能者と呼ばれる【 姉 】です
幼い頃からこれまで多くの方を霊視してきました。私の経験が、皆様のお力になれれば嬉しいです
《実体験》』姉が山で遭遇した出来事
姉ちゃんはよく登山に行ってるじゃん?だから、【山での不思議な体験】があったら聞かせて欲しいんだ。
そうだなぁ…不思議な体験のお話の前に、知っている方も多いと思うけど…登山って道ゆく人とすれ違ったら「こんにちは」って挨拶を交わすんだよね。
これは登山者としての礼儀というだけでなく、
- お互いを認識するため
- 万が一の場合の目撃情報
- 声をかけあって相手の体調を確認
こういった意味もあるんだ。
それに、やっぱり挨拶をした方が気持ちがいいからね。私を含め、1人で登山されている方も結構いらっしゃるから、黙ってもくもくと登るよりも、たまに声を出して体調を確認するのって、標高が高くなってくると、より大切なことだと思うしね。
人によっては挨拶から、
この先は霧は出ていますか?
とか、簡単な会話をして情報を得たりすることもあるんだ。あとは、挨拶をしても返してくれない方も、たまにいらっしゃるけど…ただ挨拶に慣れていないとか、口下手な場合ならいいんだけど、体調が悪い場合もあるから…私はお返事がなかった時は、必ず一度振り返って相手を確認しているよ。
振り返った瞬間によろけた方も、実際にいらっしゃいました。
こういうこともあるから、挨拶って本当に大切なんだ。
それでね、これは私が昔1人で登山をしていた時のお話なんだけど…いつものように登山者の方とすれ違ったから「こんにちは」って挨拶をしたの。でもお返事がなかったから、体調が悪いのかもと思って振り返ったら……そこには、誰もいなかったんだ。あまりに一瞬の出来事だったので、まるで神隠しみたいだったよ(⬇)
ずっとまっすぐな道だったから、見えなくなることはあり得ないし、標高3000メートルを越えていたから、そんなにスタスタと歩けない場所だったよ。
その瞬間、今すれ違ったのはこの世の人ではなかったんだと感じました
普段だったら、近づいてきた時に感覚でわかると思うんだけど…。高山にいると霊感って鈍るんだなって思ったよ。
山ですれ違う人が、この世のものではない時もある
標高って、高山病のように身体的な影響だけじゃなくて、霊感とかの感覚にも影響する時があるんだね。
ちなみに姉ちゃんは富士山にもよく登ってたよね?富士山ってパワースポットでも有名だし、不思議な体験ってしたことある?
富士山で姉が遭遇した【不思議な心霊現象】とは?
うん、あるよ。富士山は毎年夏に登るんだけど、標高3000メートルぐらいのところに、毎回泊まっている山小屋があるんだ。
消灯時間が早くて20時頃には寝静まっちゃうんだけど…夜空がすごくきれいだから、私はいつもコーヒー片手に外に出て夜空を眺めているの。私はゆっくり出発する派だから、大体1人でいることが多いんだけどね。
いいなあ、それ。贅沢な時間だね!
でしょ?それで以前、いつものように真っ暗になった山小屋の前に座って、星空を見ていたんだけど…その日は珍しく、隣に女性が1人座っていたんだ。
特に会話をしたりとかはなかったんだけど、2人とも静かに星空を見てたんだ。あとね、夜中でも登って来る方がたくさんいるから、下を見ても登山者の方たちのヘッドライトが光ってきれいなんだよね。
へえ、夜通し登ってる人もいるんだね。
そうなの。夜から登山を始めることを【弾丸登山】っていうんだけど…危険だから、問題視もされているんだけどね。
それで、ヘッドライトを点けた3~4人の集団が見えて、その下にも、また別の集団がいて…山小屋の前を通る時には「お疲れ様です」とか「頑張ってください」って挨拶をしていくんだけど、そんな中で、私は集団と集団の間に…真っ黒な3人組の影がいることに気付いたの。
ヘッドライトも点けずに、こんな夜中によく登ろうとしたなぁ…
なんて思って眺めていたんだけど、どんどん近付いて来て、ついに山小屋の前まで来たと思ったら……カオナシがお面を取ったような黒い影が3体、スーッと前を通り過ぎたの!
しかもね、この異様な光景を私が視た時…隣の女性も一瞬、目でその影を追っていて「ん?」って言ったの!それきり何も言わなかったけど…彼女にもきっと、この黒い3体が視えていたんじゃないかな。その後も、次の集団がどんどん来て、挨拶を交わしていたから、その出来事は流してしまったんだけど…
あの時の黒い3体は、確実に霊体だと思いました
私は以前に他の山でも、違うタイプの不思議な霊を見かけたことがあるんだけど、正体はいまだに謎なんだよね…(⬇)
夜のヘッドライトを点けない登山は危険
怖い!それ、一体何の霊だったんだろうね…。
やっぱり標高が上がると、不思議な現象に遭遇しやすくなるのかな?
山の霊標高が上がると、霊感は高まる?
私もそれについてよく考えるんだけど、霊感というか、色々な感覚が高まるんだと思う。
霊感が元々強いと、逆に鈍るってこともあるけど…人って標高が上がるにつれて、
- 感覚が鋭くなる
- 音に対して敏感になる
- 呼吸に集中する
こんなことが起こるんだ。まず山の中って非日常の世界で危険が伴うこともあるから、いつもよりも警戒心が上がるじゃない?それで、普段は気付かないような…小さな音でも気付くくらい、感覚が鋭敏になるの。小石が転がる音とか、わずかに葉っぱが揺れる音とかね。
感覚が研ぎ澄まされていくんだね。
そうそう。それから、上に行けば行くほど気圧が上がって、色々な音が遮断されたり、聞こえにくくなっていって、ひたすら無音の世界に入っていくから、そこでも感覚が研ぎ澄まされるんだ。
空気が薄くなるから、呼吸にもすごく集中するしね。
鋭い感覚の中で集中することで、今までとは違う状態の自分になっていきます
それで頭が活性化したり、瞑想状態になって…ちょっと『あの世』を歩いているような感じになる時もあるよ(⬇)
それを越えちゃうと、『高山病』になってしまったりね。そんな風に、山の上では色々なものが混ざり合って「日常では起こらない体験」をしやすいんじゃないかな。山は『天国に最も近い場所』とも言われるしね。
山では感覚が鋭くなり、不思議な体験を経験しやすい
なるほどね。じゃあさ、山で気を付けた方がいいことと、逆に山のこれはすごくいいということとかもあったりするの?
《必読》山で気をつけること・起こるといいこと
まず、気を付けた方がいいことだけど…基本的に、何に対しても気を付けて欲しいかな。
というのも、1人で登山をしてると特になんだけど、だんだん判断力が鈍くなっていくの。日常では気付けるはずの異変に、非日常にいることによって、判断基準がわからなくなっていくこともあるんだ。例えば、
- 森が風でざわざわ音を立てていたのに、急にぴたっと止まる
- すれ違う人が、異様に大きい
とか、普段だったら明らかに気付くはずの異変に、気づけなくなってしまうんだよね。
森の中って木も高いから、町中では大きい人ってわかるの…とか、よくよく考えてみたら、身長が3メートルは越えていたな、とか。そういうお話は、たくさん聞いたことがあるよ(⬇)
できるだけ、日常の感覚を保ちながら山に入っていただきたいです
逆にいいことだけど…いいことしかないんじゃないかな?(笑)
- 感性が鋭敏な状態を体験できる
- 普段見られないような美しい景色を見られる
- 普段できない体験をたくさんできる
とか、さらに非日常の中で新しい感情や感覚が芽生えたり、それを味わったりもできるよね。だから、よく気を付ければ、登山は良いことづくめなんじゃないかなって私は思うな。
よく注意すれば、山は素晴らしい場所
まとめ
- 山で遭遇する人の中には、霊が混ざっていることもある
- 挨拶の返事がなかったら、霊の可能性も…
- 夜なのにヘッドライトを点けていないなど、明らかに様子がおかしい時も注意
- 山の標高が上がると、不思議な体験をしやすい
- 様々な感覚が研ぎ澄まされ、霊を視やすくなる
- 霊感が元々強いと、逆に鈍くなることもある
- 山では判断力が鈍くなることも
- 普段と同じ感覚を意識し、何事にも注意する
山の中では常に『非日常』が待ち受けているので、危険なことや不思議な体験をすることが多いようです。
ですが、登山をすることで味わえる達成感や見ることのできる絶景、不思議な経験や新たな感覚の発見もまた登山の醍醐味です。今まで登山をしたことがないという方も、今回のお話での注意点を踏まえて、是非登山に挑戦してみてほしいです。
もう読んだ?
最後まで読んでいただきありがとうございました ! 僕も登山をしたら、感覚が研ぎ澄まされて霊が視えたりするかな?
弟は怖がりだから、やめておいた方がいいかもね(笑) こうしたお悩みに、私を始め、プロの霊能師・占い師達 がお力になれるよう最大限努力させていただきます。
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姉の不思議な体験を一番近くでみてきました