あなたは【人間の姿をした形代(かたしろ)】を知っていますか?
形代とは次のようなもので、神社などでよく見られます(⬇)
「なんとなく見たことがある」という方もいるかもしれませんが、人の姿をした形代が一体なんなのか…その真実について知っている人は、あまり多くありません。
そこで今回は、【人間の姿をした形代と呪いの関係】について、霊能師として世界で活躍する【姉】に、【弟】である私が話を聞いてきました。
【人間の姿をした形代(かたしろ)】とは一体なに?形代と呪いの関係
霊能者と呼ばれる【 姉 】です
幼い頃からこれまで多くの方を霊視してきました。私の経験が、皆様のお力になれれば嬉しいです
人間の姿をした【形代(かたしろ)】とは…
今回は、人間の姿をした【形代(かたしろ)】について聞きたいんだけど、形代って具体的にどういうものなの…?
形代っていうのは、次のようなものと定義されているよ(⬇)
- 神様や霊が寄り付く、人の形をしたもの
- お祭りのとき神様の代わりとして置く人形
- 人間の身代わりとして使われる人形
形代自体はけっこう色々なところで使われていて…占いをする陰陽師(おんみょうじ)が使っていたり、電柱の裏に貼ってあるのも見たことがあるよ。
形代で身体の調子が悪いところをなでて川に流すことで、子供の成長を祈る風習がある地域もあります。
形代は、いろいろなところで使われている
そうなんだ!形代は人間の身代わりとしても使われるって言ってたけど、霊や怨念って人の形をしたものに憑きやすいって前にも言っていたよね…?
人間の姿をした形代に霊が憑く現象
そうだね。怨念や幽霊についてはこちらでもお話ししたけど(⬇)
霊体が昔持っていた身体の記憶って…魂だけになっても覚えているものなんだ。
だから霊や怨念が、
もう一度人の形をしたものに入りたい…。
って思ってしまうんだよね。その結果、人間じゃなくても人の形をしているものに、霊は入りやすくなるんだよ。
そのほかにも形代は、
- 人間の身体の痛み
- 身体に取り憑いた悪霊
とかを、人の形をした紙に移して、その紙を燃やしたり川に流したりするんだ。
そうすることで、生きている人間の身体が楽になるという言い伝えがあります。
そういえば前に、人形やぬいぐるみに霊や念が込められやすいって話をしたと思うんだけど(⬇)
今の話で言うと、人形じゃなくても人の形をしていたらなんでも霊が取り憑きやすいってこと…?
人の形をしていたら、なんでも霊が取り憑くものなのか…
霊や怨念っていうのは、人形だから憑くんじゃなくて…【人の形】をしているから憑くんだよね。
わかりやすく言うと、トイレとかに使われる人のピクトグラムみたいな(⬇)
こういう人間の形をしているものにも、霊が取り憑こうとするんだよ。
人の形をしたものに、霊は取り憑きやすい
人形に限らず、人の形をしたものなら霊が取り憑く対象になってしまうんだね。
でもさ、人間の姿をした形代って、一般の人が有効活用できるものなの…?
人間の姿をした形代は、一般の人でも活用できる?
人間の姿をした形代を使っている人は、実際にたくさんいるよ。
たとえば埼玉にある氷川神社では(⬇)
さっき話したように、人間の形をした形代に自分の名前を書いて、その紙で自分の祓いたい部分をなでて、紙を小川に流すっていう【人形流し】が行われていし、ほかにも、普通のお守りは持っていないけど、人間の形をした形代を持っているという人もいるね。
自分に悪いことが起きないように、形代を身代わりとして持ち歩くんです。
一般の人が形代を使うことってけっこうあるんだね!そういえば、映画『千と千尋の神隠し』の中で、主人公の千尋の肩に形代が付いているシーンもあったよね?
そうだね。映画の中での形代は、監視役としてとか、その人を守ってもらうために誰かがつけるとか、そういう目的で利用されていたね。
本格的な陰陽師がやる呪術も、これと同じように使われているよ(⬇)
人の姿をした形代は、願い事を言ったり自分の痛みを吸収させるというよりも…誰かになにかを仕掛けるために利用されることも多いです。
人間の姿をした形代は、普通の人も活用している
形代にはいろんな使われ方があるんだね…!
じゃあ最後になるけど、人間の姿をした形代のような、日本に古くからある呪術について、なにかお伝えしたいことってある?
日本の呪術やおまじないについて、霊能師の姉が思うこと
以前こちらでもいろんなおまじないについてお話ししたけど(⬇)
私も、形代を使った呪術のすべてを知っているわけではないんだ。
だけど、そういう呪いやおまじないって…日本だけでなく世界の文化の中で、切っても切れない関係なんだよね。
なので、昔からある文化を大切にするためにも、真実を知るためにも、呪術などに詳しい人の話を記録に残すことが大事だと思います。
呪術に詳しい人もずっと生きているわけではないから、記録に残すって必要なことなんだよね。あとは、昔から伝わる呪術の記録が残ってたら、そういったものをどんどん読んでいきたいな。
呪術は世界中の文化と切っても切れない縁がある
まとめ
- 人間の姿をした形代は、人間の身代わりとして使われるもの
- 人の形をした形代は、霊が取り憑きやすい
- 形代は、普通の人でも有効活用できる
- 人の形をした形代の自分の身体の祓いたい部分をなでると、悪いものが紙に移る
- 悪いものが移った形代を燃やしたり川に流したりすると、身体が楽になる
- 日本の呪術やおまじないについて、霊能師の姉が思うこと
- 呪術やおまじないは、日本だけでなく世界中の文化と切っても切れない関係
- 文化を守るためにも、呪術などに詳しい人の話を記録して残すことが大切
人間の姿をした形代は、霊体や怨念が取り憑きやすいものです。そのため、形代に自分の悪いものを移したり、よくないことが起きないように身代わりにして持ち歩いたり…一般の人でも気軽に形代を活用する人もいらっしゃいます。
形代は呪術やおまじないでも昔から使われていて、日本の文化と切っても切れない関係にあります。なので、古来からある文化を大事にするためにも、形代を使った呪術に詳しい人の話を記録することが大切です。
もう読んだ?
最後まで読んでいただきありがとうございました ! 人間の姿をした形代は、日常でも呪術でも利用されるものなんですね!
もし「形代を身代わりとして持ち歩き始めたけど、なんだか体の調子が優れない…」といったお悩みを持つ方がいらっしゃいましたら、私を始め、プロの霊能師・占い師達 がお力になれるよう最大限努力させていただきます。
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