霊能者と呼ばれる【 姉 】です
幼い頃からこれまで多くの方を霊視してきました。私の経験が、皆様のお力になれれば嬉しいです
「神隠し」というと、ジブリ映画『千と千尋の神隠し』を思い浮かべる人も、多いのではないでしょうか。
実は、この映画の背景には、宮崎駿監督に大きな影響を与えたと言われる、一冊の本があるそうです。それが児童文学『霧のむこうのふしぎな町』。
主人公の女の子が「霧の谷」へ、一人で旅に出て、異世界へ迷い込んでしまう。その後３週間、働きながらその異世界で過ごすも、現実の世界では、半日しか経っていなかった……というお話。英語翻訳版もあるほど、海外でも、注目の一作のようです。
実際、この物語のような「神隠し」は、存在するものなのでしょうか？
そこで今回は、「神隠し」は本当にありえるのか、また、その真相と実態について、霊能師として世界で活躍する【姉】に、【弟】である私が話を聞いてきました。
- 「神隠し」の特徴・仕組みとは？
- ＜意外な真相＞「神隠し」になる、４つの原因
- 「神隠し」に遭うと、どんな事が起こる？
「神隠し」の真相 – 実話・実例の意外な原因とは
“神隠し”とは
子供などが突然行方不明になることをいう。村中の人たちが鉦 (かね) や太鼓をたたいて名を呼び，捜し歩いた。永遠に帰らない場合と山中などでぐったりしている姿を発見される場合があった。その場合，はきものがきちんとそろえてあるのも一特徴とされる。
引用元：コトバンク
――姉ちゃん、今回は「神隠し」について、詳しく聞かせてほしいんだけど……ズバリ、「神隠し」ってあり得ると思う？
うん。もう率直に言うけど、あると思うよ。
でもさ、一般的には理解し難い現象だと思うんだけど……そもそも、どういった特徴があるの？
「神隠し」の特徴・仕組みとは？
元々「神隠し」って、前触れもなく人がいなくなることから、“神に隠された”と解釈されてきたよね。
あまりにも不自然な失踪であることが多く、神・天狗・妖怪など、人間ではないモノの仕業ではないかとされてきたのが始まり。
- 子供、妊娠中の女性、精神的に不安定な男女などに、起こりやすい
- なかなか発見されないが、２～３日後には何事もなく戻ってきた人もいる
- 記憶喪失ではないが、失踪中の記憶は曖昧
- しばらくは、気が抜けたようで、返事が鈍い
- 失踪していた時間の感覚があまりない
など、いくつか特徴があるようだよ。
神隠しには、遭遇しやすい人と、そうでない人の気質があるようです
でもさ、正直言うと……作り話のようにも聞こえてしまうというか。本当に妖怪などに、連れ去られちゃうの？
いや、一概にそういうわけではないよ。確かに、普通の人にとったら、“消える”という概念が、想像つかないと思う。
でも、「神によって隠される」と考えるよりも、「人間が異次元の世界に入ってしまう」という考え方のほうが、分かりやすいかもしれない。
わかりやすく説明すると、次のような感じです
「神隠し」と３つの世界
例えば、２台の監視カメラが、同じA地点を映しているとする。でも、必ずカメラの画面には映らない【死角】って、できてしまうよね。画面上には、いろんな人が行き来する姿が映っているけど、【死角】に入ったとたん、姿が見えなくなってしまう。
これで例えると、
- 【２台のカメラ】 ＝ 私たちが見ている「この世の世界」と、肉体から解放された魂が存在する「あの世の世界」
- 【死角】 ＝ あの世とこの世の境に存在する「異次元の世界」
つまり、何らかの理由で、生きている人間が「異次元の世界」へ迷い込んでしまうんです
以前、こちらの記事でも話したけど（⬇）
「あの世とこの世」の狭間にある世界って、案外、当たり前のように存在しているの。私たち霊能者は、その世界が、常日頃から視えてしまうぐらい。
それに、霊能者や生死を彷徨った人だけが「異次元の世界」が視えるわけじゃない。霊感のない人でも、「狭間の世界」に入ってしまうことは、十分にある。身内が亡くなった日、大切な人を失った瞬間……など、何か特別なことが起こった時に、起きやすいかもね。
思いがけない拍子に、異次元にスポッと入ってしまうことが、あるのかもしれません
でもさ、あの世でもこの世でもない空間というのは、どうして出来るものなの？
「異次元の世界」とは、あの世とこの世を行き来するドアのような役目。そして、その空間ができるのは、２つの世界のひずみ・歪みが原因なのかもしれない。
『世の中』は完璧じゃないし、見えているものが全てでもない。実はあらゆる所にゆがみがある。そういった裂け目のような空間に、人が紛れ込んでしまっているかもしれないよ。
何か違和感を感じる……それって「異次元の世界」かも
じゃあさ、失踪事件とかで「神隠し」って言われる事があるみたいなんだけど……その原因って、何だと思う？
＜意外な真相＞「神隠し」になる、４つの原因
こちらの記事によると（⬇）
日本では、報道されていないものも含めると、毎年８万人以上の行方不明者がいるそう。その内９０％以上は、所在が確認されているようなんだけど……それでも毎年１０００人もの人が、未解決のまま、発見されていないんだって。
では、その多くの原因は、一体何なのでしょうか。主に４つの原因が関係していると考えられます
①「家出・迷子」によるもの
失踪と聞いて、警察が最初に疑うのが「家出・迷子」なんだそう。「神隠し」は子供に多く起こることから、単なる家出、あるいは迷子と思われやすい。
家出は、あくまで、自分の意志で家族のもとから姿を消す。そのため、発見されることがなかなか難しいことから、「神隠し」と考えられることも。
②「拉致・誘拐」によるもの
拉致と誘拐は、意味合いに多少の差があるものの、自らの意志ではなく「無理やり連れ去られる」という意味では、同じと言える。家出や迷子とは考えられない失踪の場合、拉致や誘拐の疑いを持つそう。
防犯カメラに犯人像が映っていなかったり、目撃情報が何もないことが多いことから、「神隠しなのでは？」と考えられやすい。
③「殺人事件」によるもの
被害者の姿を発見できないことから、殺人事件に巻き込まれたと疑われることも。殺害した遺体を、犯人が隠す・処分するなどしてしまえば、発見されることは、そうそう簡単ではない。
被害者の痕跡がパタリと消えてしまえば、「神隠し」として扱われることも少なくない。
④リアルな「神隠し」によるもの
実は、「神隠し」と言われる失踪の９８％は、上記のように人為的なモノ。しかし、残り２％は、本当に、現実の世界とは違う場所へ迷い込んでしまっている可能性が高い。
実例として、
- 存在しないはずの「駅」に降りた
- ドアを開けたら「異世界」だった
- 濃い霧の合間から「見たこともない世界」が広がっていた
など、本当に異世界に迷い込んでしまったという実話も、多くある。
「神隠し」にまつわる話は、謎が多い
「神隠し」に遭うと、どんな事が起こる？
姉ちゃんの所に、実際に「神隠し」に遭ったって、相談に来た人っている？
直接「神隠しを経験しました」って方はいないけど……相談者さんから話を伺った事はあるね。
その方いわく、知り合いが「神隠し」にあったそうです
その方の話によると、
- 何の前触れもなく、突然、姿を消した
- ３日後に、何事もなく戻ってきた
- 「この世とは全く違う世界」に行っていた、と本人は話している
- ただ、３日間の記憶が、あまり無い
など、「神隠し」の特徴に似ていたから、「本当に神隠しにあったのでは……」と、噂になったそうだよ。
直接、ご本人からお話を伺ったわけではないので、正直、この方が本当に「神隠し」遭ったのかどうかは、私にはわからない。だけど、そういった「異次元の世界」へ迷い込んでしまうことは、確実にあると思っているよ。
できれば私も一度、ご本人からお話を伺ってみたいです
なるほどねぇ。じゃあ「神隠し」を経験した人たちって、その後、何か変化があったりするのかな？
「神隠し」を体験した人は、要注意
そうだね……一つ気をつけてほしい事がある。実は、一度こういった経験をしてしまうと、【霊感】が開花してしまっている可能性がある。こちらでも話したけど（⬇）
自分の【霊感】に慣れていない人は、「あちらの世界」との区別が、まだよく分からないことがあるからね。
- 遊び半分で心霊スポットや神社へ行く
- 日常ではありえない臭いがする
- いつもとは空気がオカシイ感覚がある
など、少しでも異変を感じたら、絶対、それ以上近づかないこと。下手に足を踏み入れてしまうと、何が起こるか分からないことを、知っていてほしい。二度と戻ってこれなくなる等……最悪な結果を招くのは、避けなきゃだからね。
あなたの【霊感】が「ダメだ」と教えてくれる時は、素直に従ってください
そういえばさ、姉ちゃん自身が「神隠し」のような体験は、したことないの？
うーん、これが「神隠し」だったかどうかは、分からないけど……一度だけ不思議な電車に乗った事があるよ。これは……
で、詳しく話させてもらうね（笑）！
ええー！もったいぶらないでよー！！
「神隠し」はあなたの世界観を変える
まとめ
- 「神隠し」により、あの世とこの世の境に存在する「異次元の世界」に迷い込んでしまう
- 「神隠し」に考えられる４つの原因
- 「家出・迷子」説・「拉致・誘拐」説・「殺人事件」説が、約98%
- 残り2%が、リアルな「神隠し」である可能性が高い
- 「神隠し」に遭うと、【霊感】が開花するかも
- 興味本位で「異次元の世界」に足を踏み入れることは危険
今回は「神隠し」について、ご紹介しました。『千と千尋の神隠し』のように、どこか幸せな気持ちになる神隠しなら良いのですが……本物は、そういう訳にもいかないようです。
もちろん、日本だけではなく、世界中でもナゾの失踪事件が多く起こっています。あまりにも不可解な失踪の裏には、「神隠し」のような不思議な世界に、迷い込んでしまったのかもしれません。
また、そういった世界の1つに、『地図にない場所』というお話もあります。これについては（⬇）
で、ご紹介させて頂きます。
もう読んだ？
最後まで読んでいただきありがとうございました ! 「神隠し」から戻ってきた人の話は、不思議でした。
あなたの知らない「異世界」が、存在しているかもしれません。 こうしたお悩みに、私を始め、プロの霊能師・占い師達 がお力になれるよう最大限努力させていただきます
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