日本屈指のパワースポットとして知られる島根県の出雲大社。縁結びの神様として多くの参拝客に親しまれ、全国からたくさんの人々が訪れます。
そんな出雲大社には、「呼ばれた人しか行けない」というスピリチュアルな言い伝えがあるのをご存知でしょうか? この神聖な場所に「呼ばれた」とされる人には、ある共通のサインや特徴があるといわれています。
この記事では、出雲大社に呼ばれる人の特徴5つを詳しく解説しながら、神社の歴史やご利益、参拝時に訪れるべき場所もご紹介します。
出雲大社に呼ばれる人の5つのサインとは?
出雲大社は、「呼ばれた者だけが参拝できる」とされる神聖な場所。その“呼び”を受けた人には、次のようなサインが現れるといわれています。
1. 出雲大社の話題をよく耳にする
最近テレビやネット、本などで「出雲大社」の名前を見かけたり、友人に話題を振られたりしていませんか? こうしたシンクロニシティは、神様があなたにメッセージを送っているサインかもしれません。
ふと気になって自ら出雲大社を調べてしまうようなときも、まさに呼ばれている証拠です。
2. 出雲大社の近くに行く用事ができる
偶然にも仕事や旅行などで出雲周辺に行く予定ができたというのも、神様からの導きのひとつ。とくに、全く予想していなかった予定変更や急な訪問の場合は、神様があなたを招いている合図と捉える人も多いようです。
3. 鳥居をくぐった瞬間に鳥の声が聞こえる

出雲大社の鳥居をくぐったとたんに鳥のさえずりが耳に入った場合、それは「歓迎のメッセージ」とされています。鳥の声には浄化や解放といったスピリチュアルな意味合いもあり、神様があなたの訪れを喜んでいる証と捉えることができるでしょう。
4. 参拝中に虹や龍の雲を見た
参拝中に突然虹が出たり、龍のような雲を見かけたりするのも、神様からの祝福のサインとされています。特に雨上がりの晴れ間にかかる虹は、神様との縁が強く結ばれている証なんだとか。
空や自然の変化にも注目して、心を澄ませてみましょう。
5. 神木に触れたときにエネルギーを感じる
出雲大社の摂社「命主社(いのちぬしのやしろ)」の前に立つ樹齢1000年のムクの木。その神木に触れた瞬間、温かさやビリビリとした感覚、心地よさを感じたなら、それは神様とのつながりを深く感じているサイン。
体が軽くなるような感覚があれば、しばらく神木のそばで静かに過ごしてみるのもおすすめです。
出雲大社の魅力を深掘り|歴史とスピリチュアルな力

ここでは、出雲大社がなぜこれほどまでに特別な場所とされているのか、その歴史やご利益を通して紐解いていきます。
出雲大社の歴史
出雲大社は、日本最古の書物『古事記』にも登場する歴史ある神社です。主祭神は「大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)」で、国造りの神様として知られています。
古代の出雲大社は、今の本殿の約4倍、高さ96メートルもの高層宮殿だったという記録も残されており、日本一の高さを誇る建築だったとされています。
出雲大社の御利益とは?
出雲大社といえば「縁結びの神様」として有名ですが、そのご利益は男女の恋愛に限りません。人との出会い、仕事、人間関係など、あらゆる“縁”を結ぶとされています。
さらに「子宝」「商売繁盛」「夫婦円満」「五穀豊穣」など、多方面にわたるご利益があると信じられています。
出雲だけの「神有月(かみありづき)」

ほかの地域では10月は「神無月(かんなづき)」と呼ばれますが、出雲では「神有月」。全国の八百万の神々が集い、縁を結ぶ会議「神議(かみはかり)」が行われる月だからです。
この神議で、人々の縁や運命が話し合われると信じられており、10月に出雲大社を訪れることは特に神聖な意味を持ちます。
神様を迎える「稲佐の浜」
神有月に八百万の神々が最初に降り立つ場所、それが出雲大社の西にある「稲佐の浜」です。毎年旧暦10月10日の夜には、ここで「神迎神事(かみむかえしんじ)」が行われ、神々を迎える御神火が焚かれます。出雲大社で「神迎祭」が開かれ、神々が本殿へと移動します。
巨大宮殿を支えた「御柱」の発見
2000年、出雲大社の旧社殿跡から、3本を束ねた巨大な柱の遺構が発見されました。この発見により、かつて出雲大社が高さ約96メートルの高層宮殿だったという説に、いっそう現実味が加わりました。
現在、その跡地には柱の位置を示すマークが残されており、古代建築の神秘を今に伝えています。
まとめ

出雲大社に呼ばれる人には、共通するサインがあります。
- 繰り返し出雲大社の話題に触れる
- 偶然近くに行くことになる
- 鳥居で鳥の声が聞こえる
- 参拝中に虹や龍の雲を見る
- 神木から特別な感覚を得る
もしこれらのサインに心当たりがあるなら、今こそ出雲大社を訪れる絶好のタイミングかもしれません。神々とのご縁を結び、心願成就を願って、出雲の地に足を運んでみてはいかがでしょうか。
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