「実は…死んだことに気づいていない人、結構いるんだって」
こんな話を耳にしたことはないでしょうか?
生きていれば、【死】は誰にでも訪れるものです。「明日死ぬかもしれない」と思いながら、日々を大切に生きている方も多いと思います。
しかし、亡くなった方の全てが自分の死に気がついて、【あの世】の世界へ行くものなのでしょうか…?
今回は、【自身の死に気づいていない人】は存在するのか、もしいるならどのようにして自身の死を受け入れるのか、霊能師として世界で活躍する【姉】に、【弟】である私が話を聞いてきました。
魂が成仏できない…死んだことに気づいていない人の霊は存在する?
霊能者と呼ばれる【 姉 】です
幼い頃からこれまで多くの方を霊視してきました。私の経験が、皆様のお力になれれば嬉しいです
自分が死んだことに気づいていない人って、本当に存在する…?
URAOTOでも以前、死後の世界…【あの世】についての話をしたけど(⬇)
死んだ人の中には、自分が死んだことをわからずに、死後の世界へ行けないという人もいると思うんだよね。そういう自分が死んだことに気づいていない人って、本当にいるものなの?
そうだね…。亡くなった方の9割くらいは、あの世へ行くものだよ。
だけど…自殺をした人や急に亡くなってしまった人の中には、
- 納得できない気持ち
- 伝えたいこと
などの未練が残ってしまって、魂が【この世】を彷徨ってしまうんだ(⬇)
これは今の自分に置き換えて考えるとわかりやすいんだけど、たとえばある日急に後ろから肩を叩かれて、
あなたはもう亡くなっていますよ。
って言われても、「何言ってるのこの人…?」って気持ちになるでしょ? 自分が死んだことに気づいていない人も、そういう感覚なんだよね。
亡くなったことがわからない人も、結構いるものなんだね…。
ちなみに、姉ちゃんは自分が死んだことに気づいていない人って視たことある?
霊的な力のある姉が視た、死んだことに気づかない人
うん。普通に生活していても、死んだことに気づいていない人は結構視えるよ。
たとえばある朝電車に乗っていたら、魂だけになった人が普通に電車に乗って出勤していたんだ。それを、電車の中にいる霊感のある人が視てびっくりしている現場を、私は第三者として見ていたことがあるよ。
死んだ人の身体はその人の家にあったとしても、死んだことに気がつかずに魂だけが動いてしまうんだよね。
それくらい、自分が死んだことに気づいていない魂は街中にいるのです。
死んだことに気づいていない魂は存在する
そうなんだ…。じゃあさ、逆に自分が死んだことにきちんと気づけるのは、どういう人なの?
死んだことに気づける人の特徴とは
そうだなぁ。自分が死んでしまったことに気づけるのは…死が来るまでにいくつかのステップを踏んだ人じゃないかな。
たとえば、
- 入院して意識を失った後になんとか目を覚ました
- 余命宣告される
みたいな経験をしていると、死に対する心構えが出来るんだ。そういう人は亡くなったとしても、
ああ、ついに死んでしまったんだな…。
って、事実を受け入れやすいんだよ。
一方、事故などで急に亡くなってしまった人は、自分の死を受け入れられないし、理解できないっていう状態になりやすいです。
急に死んでしまうと、その事実に気づきにくいんだね…。
じゃあさ、ちょっと変な話だけど今この記事を読んでいる人の中で、すでに亡くなっている人もいるかもしれないってこと?
死んだことに気づいていない人は、今この記事を読んでいる人の中にもいる…?
うーん…。それについては前にも考えたことがあるんだけど…亡くなった人がスマホを操作して情報を得るっていうのは、できないと思うんだよね。
人は亡くなると、これまでの生活パターンの3分の2くらいが、なぜか記憶から消えてしまうんだ。
これまでに夢の中で、身体や思考が普段のように動かなくて、目が覚めたときに「なんであの時うまくできなかったんだろう…?」って不思議に思った経験ってない?
そんな感じで死んだことに気づいていない人は、夢の中にいる感覚に近い状態になります。
日常生活でいつもやっていたことができない、やらなくなるっていうのが続くと、
あれ?おかしいな…
って思って、自分の死にだんだん気づき始めるんだよ。
急に亡くなると、自分の死に気づけないケースがある
ってことは、僕も姉ちゃんも、この記事を読んでいる人も生きているってことだね…!
じゃあさ、亡くなったことに気づいていない人って、どういう場所にいることが多いの?
自分が死んだことに気づいていない人がいる場所
そういった方は地縛霊や浮遊霊になりやすいんだけど(⬇)
そういう霊って、お墓とかじめじめした場所にいるイメージを持つ人が多いと思うんだけど、お盆とかで家族が集まるとき以外に、霊がお墓にいることはあまりないんだよね。
だから亡くなったことに気づいていない霊って、本当にいろんな場所にいるんだよ。
たとえば、なにかを憎しみながら亡くなった場合、
- 会社や学校の自分の席
- 自分が死んだ場所
とかに留まり続ける魂もいて、私も実際に視たことがあるよ。
そういうのを挙げだすとキリがないくらい、亡くなったことに気づいていない人の魂はさまざまな場所にいるんです。
自分の死に気づいていない人の魂はさまざまな場所にいる
じゃあさ、姉ちゃんはそういう魂に対して、なにかアクションを起こしたりはするの?
霊能師の姉が、死んだことに気づいていない人に対して取る行動
うーん…。最近は積極的にはアクションを起こさないかな…。
死んだことに気づいていない人の霊は徐々に薄くなっていくものだから、その流れに任せるのが一番だと思っているよ。
これには理由があって、実は私が5歳くらいの時に旅行した場所で、『交差点を渡って消えるっていうのを繰り返している霊』を視たんだ。そのときは、その霊が割とはっきり視えていたんだよね。
でも3〜4年後に同じ場所へ旅行した時に、まだ同じ霊が交差点を渡って消えるのを繰り返していたんだけど…前よりも霊体が薄くなっているのを感じました。
そしてさらに何年か後に、またその交差点へ行ってみたら…もう霊の足くらいしか視えなくなっていたんだ。
だから、その人はあと少しで【あの世】へ行けそうだなって思ったよ(⬇)
こういうふうに、自分が死んだことに気づいていない霊も、時の流れと共に少しずつ消えてくパターンが多いかな。
なので、霊が成仏できるよう積極的に働きかけることはあまりありません。
でもその一方で、どれだけ時を経ても全く薄まらずに、同じ場所にい続ける魂も存在するんだ。
そうなんだ…。じゃあ、自分が死んだことに気づかずに成仏できない霊がいた時はどうするの?
いつまでも成仏できない、死んだことに気づいていない魂を視たときは…
自分が亡くなったことに気づかずにいつまでも成仏できない霊は、
- 誰かに伝えたいことがある
- 他人せいで死んでしまった
とか、そういう理由を持っているんだ。だからもし成仏できない霊がいたら、
「私はなにもできないけど、あなたの気持ちはわかっているよ」って伝えながら拝んで通り過ぎています。
それでも「この霊は除霊が必要だな」って感じたときは、
- 除霊が得意な方に頼む
- 自分なりの除霊方法を試す
とかをしているかな。
最終的には除霊することもあるんだね…!
でもさ、もし霊的な力を持っていない人が、死んだことに気づいていない霊を視てしまった時…その人はどうしたらいいんだろう…?
霊的な力のない人が、成仏できない魂を視たときに取るべき行動
霊能力を持っていなくても、死んだことに気づいていない霊が視えるケースもあるよ。
でも、万が一あなたにそういう霊が視えたとしても、あまり近づいたり関わったりしないで大丈夫。
- 霊が視える場所を避けて通る
- 遭遇してしまった場合も無視をする
- 無視ができない場合は軽く挨拶して拝む
とかをして、なるべく距離を取ってください。
専門的な能力がないと除霊するのは難しいから、変に関わるとあなたの身に危険が起きるかもしれません。
もしそれでも、死んだことに気づいていない霊をどうにかしてあげたいと思う時は、除霊が得意な人に依頼してみることをおすすめするよ(⬇)
死んだことに気づいていない霊は、時間とともに成仏することが多い
まとめ
- 自分が死んだことに気づいていない人は存在する
- この世への未練があると、自分の死を受け入れられないケースがある
- 『入院する』『余命宣告される』などで死への心構えができていると、亡くなった後に自分の死に気づきやすい
- 死んだことに気づいていない人はほとんどが徐々に成仏するので、積極的に対処しなくて大丈夫
- 霊的な力のない人は、できるだけ霊と距離を取る
- もしずっと成仏できない魂が身近にいるなら、霊能師に除霊してもらうのがおすすめ
急に亡くなった人の魂は【この世】への未練が強く…自分が死んだことに気づけない場合があります。しかし、基本的には自分の死に気づいていない霊も、時間の経過と共に自分の死を受け入れて成仏していくケースが多いようです。
ただ、いつまでも成仏できない霊も中には存在します。なので、もしそんな霊が気になるときは、霊能師に依頼して除霊してもらうのがおすすめです。
除霊は専門的な力がないと危険を伴うので、くれぐれも自分ではやらないように注意してくださいね。
もう読んだ?
最後まで読んでいただきありがとうございました ! 自分が死んだことに気づいていない霊も、結構いるんですね…。
もし「身近に霊を感じても、除霊が必要か判断できない…」というようなお悩みに、私を始め、プロの霊能師・占い師達 がお力になれるよう最大限努力させていただきます。
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