広島県の宮島にある厳島神社は、国宝や世界遺産にも指定されている人気パワースポットです。そんな厳島神社で授けられるブレスレットやお守りについて気になる方も多いのではないのでしょうか?
「厳島神社で人気のブレスレットやお守りは?」
「厳島神社のご利益や見どころが知りたい!」
そんなことが気になる方に向けて、この記事では厳島神社の人気のブレスレットやお守りについて詳しく解説していきます。また、厳島神社のご利益や見どころについてもご紹介していますので、ぜひ最後までお読みください。
厳島神社とは?
国宝や世界遺産にも登録されている厳島神社ですが、どのようなご利益のある神社なのでしょうか。ここでは、厳島神社の歴史や御祭神、ご利益について解説します。
厳島神社の歴史
広島県廿日市市・宮島に位置する「厳島神社」は、世界遺産や日本三景のひとつに数えられる有名なパワースポット。境内には数多くの建造物がありますが、そのほとんどが国宝や重要文化財に指定されています。創建は推古3年(593年)とされており、当時この地を治めていた佐伯鞍職(さえきのくらもと)という豪族によって創建されたと伝えられています。
厳島神社は戦国時代の武将たちからも深く崇拝されてきましたが、平清盛によって造営された社殿はすでに焼失しており、現在残っている建物の多くは1241年と1571年に再建されたものです。
厳島神社の御祭神
厳島神社の御祭神は以下の3柱です。
・市杵島姫命(いちきしまひめのみこと):七福神の弁財天と同一視されている、水を司る神様
・田心姫命(たごりひめのみこと):海や航海、漁業を司る神様
・湍津姫命(たぎつひめのみこと):海や河川を司る神様
これらの神様は「宗像三女神(むなかたさんじょしん)」と呼ばれています。
厳島神社のご利益
厳島神社のご利益については以下のとおりです。
・航海安全
・交通安全
・商売繁盛
・金運
・必勝祈願
・芸能・芸術の上達
・五穀豊穣
宗像三女神と呼ばれる水を司る3柱の神様を祀っているため、特に航海安全のご利益があることで知られています。そのため、漁業関係で働く人の参拝も多いようです。
また、市杵島姫命のお力により、商売繁盛・金運上昇・芸事の上達・五穀豊穣など幅広いご利益があるとされています。
厳島神社のブレスレットの効果は?

調べたところ、厳島神社本社ではブレスレットの販売は行っていないようです。しかし、愛媛県にある三津厳島神社では、「腕輪守り」というブレスレット型のお守りを授かることができます。色は赤と透明の2種類で、いずれも開運厄除や身体健全のご利益があるんだとか。
初穂料は800円、サイズは性別を問わないフリーサイズ。SNSには、実際にこのブレスレットを身に着けたところ「転職に成功した」という体験談もあります。
厳島神社のお守り

厳島神社のお守りは種類が豊富。ここでは、厳島神社のお守りや購入方法、お返しする方法についてご紹介します。
厳島神社のお守り
厳島神社のお守りには様々な種類があります。
・交通安全守
・開運守
・安産守
・学業御守
・御神衣守(健康長寿・病魔退散・病気平癒)
・錦守(開運・厄除け)
・鹿の肌身守り(厄除け)
・袋守り(開運・厄除け・安産)
・御砂守(旅行安全)
・杓子(勝負運)
厳島神社は航海安全や交通安全にご利益のある神様を祀っているため、特に交通安全のお守りが人気です。交通安全守りだけでも多くの種類がありますので、ぜひ自分に合ったものを選んでみてくださいね。
お守りの購入方法や返納方法は?
厳島神社のお守りやブレスレットは、境内の授与所で受けられます。これらは信仰の対象となるものであり、物品扱いはできないという理由から、厳島神社ではお守りのオンライン販売は行っていません。
お守りの返納については、境内にある「古札回収箱」に納めるか、毎年1月14日に行われる「とんど焼き」でお焚き上げしてもらうのが一般的です。また、遠方に住んでいる方に向けては、返納に限り郵送での対応も受付ているようです。
厳島神社の見どころ

厳島神社を訪れたら、ぜひ注目してほしいポイントがあります。厳島神社の見どころについては以下のとおりです。
・御本社
・大鳥居
・客神社
・東回廊と西回廊
ひとつずつ解説します。
御本社
厳島神社の御本社は、本殿・幣殿・拝殿・祓殿の4つの建物から成り立っており、国宝に指定されています。特に御本社は左右非対称の構造を持ち、日本の神社建築の中でも珍しい造りとなっているのが特徴です。
祓殿・拝殿・幣殿は1241年、本殿は1571年に創建されたもので、いずれも長い歴史を誇ります。また、本殿は一般の参拝客が立ち入ることはできないため、拝殿から幣殿越しに本殿に向かって参拝する形になります。
大鳥居

厳島神社、そして宮島のシンボルともいえる大鳥居は、日本最大級の鳥居として知られています。初めて建てられたのは1168年頃とされ、現在のものは1875年に再建された8代目。
この大鳥居は「両部鳥居(りょうぶとりい)」という形式で、神仏習合の神社に多く見られるタイプです。通常は海上に聳え立つ姿が印象的ですが、干潮時には水が引き、鳥居の近くまで歩いて行くこともできます。
客神社
厳島神社の入り口にある摂社「客神社(まろうどじんじゃ)」は、全ての祭典の出発点とされる重要な社です。そのため、厳島神社を訪れた際には、まずこの客神社から参拝するのが望ましいとされています。
本社と同様に、客神社も本殿・幣殿・拝殿・祓殿の4つの建物から成り立っており、いずれも国宝に指定されています。客神社には、以下の5柱の神様が祀られています。
・雨忍穂耳命(あめのおしほみみのみこと)
・天穂日命(あめのほひのみこと)
・天津彦根命(あまつひこねのみこと)
・活津彦根命(いくつひこねのみこと)
・熊野櫞樟日命(くまのくすのびのみこと)
東回廊と西回廊
社殿を囲むように造られた「東回廊」と「西回廊」は、全長260メートルにも及ぶ壮麗な構造で、こちらも国宝に指定されています。東回廊と西回廊の床板は「目透かし」と呼ばれる隙間が設けられていて、これは高潮時に海水を逃がして建物を守るための工夫なんだとか。
また、東回廊の入口には「切妻造り(きりづまづくり)」の屋根が、西回廊の入口には「唐破風造り(からはふづくり)」の屋根が設置されていますが、それぞれの建築様式の違いも見どころのひとつです。
まとめ
今回は、厳島神社で人気のブレスレットやお守りについて解説しました。お守りの種類や効果については以下のとおりです。
・交通安全守
・開運守
・安産守
・学業御守
・御神衣守(健康長寿・病魔退散・病気平癒)
・錦守(開運・厄除け)
・鹿の肌身守り(厄除け)
・袋守り(開運・厄除け・安産)
・御砂守(旅行安全)
・杓子(勝負運)
ブレスレットは厳島神社本社にはないようですが、愛媛県の三津厳島神社では授かることができます。開運厄除や身体健全のご利益があり、実際にご加護を受けたという声もあるので、気になる方はぜひ試されてみてください!
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