霊能者と呼ばれる【 姉 】です
幼い頃からこれまで多くの方を霊視してきました。私の経験が、皆様のお力になれれば嬉しいです
「うらみます うらみます あんたのこと死ぬまで」……ストレートな歌詞でヒットした中島みゆきの「うらみ・ます」という歌は、悪い男に裏切られた女性の悲痛な想いを歌った曲です。
きっとこの歌のように、家族や友人・恋人・職場の人間関係などで深く悩み…
- 復讐したいけどどうしたらいいか分からない…
- 何年も前の憎しみや恨みが消えなくて辛い…
と苦しんでおられる方もいるでしょう。
そこで今回は、「憎しみや恨みをどうしたらいいのか分からない」と悩む方に向けて、実際の相談例を踏まえながら、霊能師として世界で活躍する【姉】に、【弟】である私が話を聞いてきました。
憎いあの人への「恨み」が消えない…【復讐】したらどうなる?
恨みって何?プロの霊能師が視た【恨み】の正体
姉ちゃん、今回は「恨み」についてだよ。世の中には様々な「恨み」があって、ずっと苦しんでいる人も多いと思うんだけど……姉ちゃんは「恨み」についてどう思う?
もともと「恨み」っていうのは、
恨み/怨み/憾み(読み方は同じ)
他からの仕打ちを不満に思って憤り憎む気持ち。怨恨。
引用元:コトバンク
という意味で…古来、人間が生き延びるために必要だった感情だと言われているよ。
誰かや何かを恨んでもそれが自分の中で処理できればいいんだけど、その恨みが強すぎて自分の中で消化できなかったら……生き霊や怨念となって相手に飛んでいき、相手の心身に影響が起きる場合もあるの(⬇︎)
そうなんだ……ちなみに、姉ちゃんは「恨み」が視えたりする?
「恨み」は黒い蒸気のようなもの
うん、視えるよ。どんな感じかというと……強い怨念や恨みを持っている人は体の中から黒や白、灰色がかった蒸気のようなものが、体からじわじわ出ているかな。
それに、恨みや憎しみを深く抱えている時は、タバコや焦げ・コールタールのような匂いがして、喉の奥が苦々しく感じることも。霊感のある人なら分かる人も多いんじゃないかな。
そしてさらに恨みの念が強くなると、生き霊や怨念に変わるんだけど……それらに取り憑かれている人は、頭や肩・背中全体など体中にべっとり黒いモヤがくっつくよ。きっと複数人から強い恨みを買ったりしたんだろうね…
「あれ、なんかこの人ちょっとおかしいな…」と思うようなニオイを感じたら、恨み・怨みのような【負のモノ】かもしれないので、気をつけてくださいね
あと、前にこちらの記事で話した事だけど(⬇︎)
「自分は不幸だ」と思うほど、心のど真ん中にブラックホールのような黒い渦ができてしまうんだ。すると、楽しいこともかき消されてさらにマイナスになっていくの…。こうやって自分で自分の内側に【負のモノ】を生み出す事もあるから気をつけてね。
うげ…聞くだけで禍々しいね。
あ、そうそう。「恨み」といえば、兄が弟を切り殺した時の血しぶきが葉っぱについたことから「弟切草」って名付けられた植物が思い浮かぶな。
あれも花言葉が「恨み」。植物自体はアロマや薬草として使われるんだけどね。
「恨み」は焦げの匂いがする
こ、怖いよ…(汗)でもさ…実際に相手に復讐したら、どうなるの?スピリチュアル的にどう?
もし復讐したらどうなる?
よく「復讐したらどうなりますか?」と聞かれるんだけどね、こちらの記事でも伝えたように…(⬇︎)
復讐や仕返しは絶対してはいけません。因果応報であなたの元へ罰が返ってくるからです。
「人を呪わば穴二つ」といって、
他人を呪って殺そうとすれば、自分もその報いで殺されることになるので、墓穴が二つ必要になる。人を陥れようとすれば自分にも悪いことが起こるというたとえ。
引用元:コトバンク
っていう意味なんだけど、悪いことをした人にはいつか必ず痛い目に遭うと決まってるんだ。
とある相談者様はなぜか不幸が続いていて、視てみたら前世は悪人で現世で罰を受けていた、ってことがある。現世では何もしてないからちょっと可哀想だったけど…いつか必ず、間違いなく罰は当たるんだなって思ったよ。
復讐をしても幸せになれるわけじゃない
そうなんだ!…でもやっぱり「恨みを晴らすために何とかしたい」と苦しんでいる人も多いと思うんだ…どうしたらいいんだろう?
それでも憎い!「恨み」との向き合い方
そうだな…。「なんで私がこんな目に遭うんだろう…」と思うことを今までされてきたら、やっぱりなかなか憎しみは消えないよね。
でも悔しいけど……恨めば恨むほど、最終的に【恨み】の気持ちはあなた自身を蝕んでいくの。自分の中で消化できずにいて結局…
- 恨みすぎてストレスで病気になったり
- 「どうせあなたには分からない!」と周囲にあたって、大切な人達と疎遠になってしまったり
こんな風に自爆してしまうケースをごまんと見てきたよ。
ですので、恨みの気持ちを復讐ではなく……自分の今後のためになることに徐々にで良いので変えていってほしいのです
自分の成長のために資格を取るとか、相手とは違う場所で頑張って見返すとか…。それに恨みを抱えたからこそ、同じように悩む人の力になれる。そうやって別のパワーに変えられる人は無敵だと思うよ。
それに以前「天罰」の記事でも話したけど(⬇)
「何で自分は被害があったのに、相手には何の罰もないんだろう」と思う気持ちすごくよく分かる…。けど、自滅したら相手の思う壺だからね。
実は、私も学生の頃に酷いイジメを受けてて……あの時されたことは今でも忘れられない。でも、恨みを晴らすためにこの仕事をやってるわけじゃないの。過去の経験があったからこそ、同じように苦しんでいる人の気持ちが分かるし、寄り添える。恨みのパワーを自分のエネルギーに変えているんだよ。
なるほど…。でもさ、今まで憎くて憎くて「天罰が下れ!」と思ってた人に対して、気持ちを切り替えるって結構難しいと思うんだよね。解消法ってあるのかな?
心の浄化で負の念を取り払う
そうだよね。気持ちを癒すというか…『心の浄化』をしてみるといいよ。
【浄化】っていうのは、悪いものを取り払ってリセットすること。こちらの記事が参考になると思うんだけど(⬇︎)
例えば、
- 部屋の換気
- 体を叩いて振り払う
- 運動やお風呂で汗をかく
- 座禅
などがあるよ。これで少しずつドロドロした感情から解放されるよう、自分を導いていってほしいな。それはこちらの記事でも言ったように…(⬇︎)
どれだけ「相手が憎い」と思っても、その負の感情に支配されずに…あなたの幸せの為の人生を歩んでいってほしいんだ。
恨みのエネルギーを自分の成長になることに変換する
なるほどね。じゃあ逆に、自分が恨まれる「逆恨み」のパターンもあると思うんだけど……それについて気をつける事ってある?
【要注意】恨みを買わないために…
生きていれば、気づかないうちに誰かに恨まれていた、ということもあると思うんだ。
だから絶対に逆恨みをされない方法っていうのは難しいんだけど、日々の生活の中で自衛できることもあるよ。当たり前の話だけど……誰かを陥れたり虐めたりするような生き方をしないことだね。
不誠実なこと、悪いことをすれば…それは「因果応報の法則」で必ず返ってきます。その事をいつも頭の片隅に置いて、自身のふるまいを振返ってみましょう
あとは、怨念のある場所へ行かないこと。特に歴史的建造物などに古くからある強い怨念には、意図せず巻き込まれてしまう可能性があるから注意してね。
一方で…「何もしてないのに逆恨みされた」と感じている人もいると思う。自分で振返ってみたり他人に相談しても自分に非はないはず…という場合は、あまり怖がらなくても大丈夫だよ。むしろあなたが正しいなら、強い気持ちを持って毅然とした態度でいようね。なぜなら「恨み」という負の念は意思が弱い方に引かれるから(⬇︎)
特に「怨念」は恨みの類語というか、もっとドロドロした強い恨みって感じで……時には、誰かの人格を変えてしまう程の恐ろしさがあるからね。
怨念のある場所は避ける
まとめ
- プロの霊能師が視た「恨み」は…
- 黒い蒸気のようなものが体から出ている
- 喉の奥が苦々しくて焦げ臭い匂いがする時も
- 恨んで復讐しても、それは自分に返ってくる
- 相手を憎むエネルギーを、あなたの成長の為に使おう
- 恨みを買わないために
- 誰かを陥れるような生き方をしない
- 怨念のある場所へ行かない
「憎くくてたまらない人がいる」「復讐して痛い目にあわせたい」…そんな、やるせない感情に苦しんでいる方もいるでしょう。しかし、憎しみが大きければ大きいほど……自滅に追い込まれ、相手の思う壺になってしまいます。
これまでされてきた事はずっと心に残るでしょうし、呪いたい気持ちもわかります。その恨みの気持ちは否定しません。ただ覚えていてほしいのは…大事なのは『あなたの人生』だということ。
負の感情に支配されず、恨みの力を自分の成長や誰かに寄り添うためのエネルギーに変えてみましょう。それに、直接あなたが手を下さずとも…必ず相手は「因果応報」で報いを受ける時が訪れます。誰かを恨み続けることでは決して手に入れられない幸せがあります。それを掴み取れるかは、あなたの心次第なのですから。
もう読んだ?
最後まで読んでいただきありがとうございました ! 誰かを憎み続けるって相当エネルギーが要りますよね。一刻も早く、恨みの呪縛から解放されることを祈っております。
恨みのパワーを自分のためにするってなかなか気持ちを切り替えにくいと思います。でも、自滅したら相手の思う壺。憎しみをエネルギーに昇華できればいいですね。 もし、自分の気持ちとの向き合い方に悩んだら、私を始め、プロの霊能師・占い師達 が力になれるよう、最大限アドバイスをさせていただきますよ。一人で抱え込まず、ぜひ私たちを頼ってくださいね。
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