

はじめまして。霊能師と呼ばれる【姉 】です。幼い頃からこれまで多くの方を霊視してきました。弟との会話の中で実例を交えながら解消方法についてお伝えできればと思います。私の経験がみなさまのお力になれれば嬉しいです。
それでは姉とのインタビューをまとめていきます。
まず、今回の記事の要約です。
守護霊について…
- 守護霊は存在しているがそれが先祖とは限らない
- 守護霊はずっと憑いているわけではない
- 神仏が守護霊として憑くことはない
この3つを軸にしながら、それぞれの詳細に関してテンポ良く解説していきます。
それでは、まいります!
守護霊=ご先祖様と決めつけるのは間違い
守護霊は生きてる人を守ってくれる霊的な存在
今回は守護霊について聞いていくね。まず、そもそも守護霊って存在しているの?
うん、守護霊は存在してるよ。ただ、守護霊=ご先祖様、自分に縁のある人が肩に憑いてるみたいな説明をされることが多いけど、それをひとまとめにするのは少し違う。
生きてる人を守ってくれる霊的な存在は確かにいる。でも、それが必ずご先祖様ってわけじゃない。「ご先祖様が守ってくれてる」って優しく言うのは素敵だけど、守護霊=ご先祖様と決めつけてはいけないよ。
なるほど。もう少し具体的に教えて。
たとえば、横断歩道を渡ってる小さな子がバイクにぶつかりそうになったとするでしょ?でも、直前で誰かにドンッてうしろから押された感覚があって、転んだおかげでバイクを避けられた。その子が「誰かに押された」って言ったことが霊の仕業だった場合、その霊は守ってくれた存在、つまり守護霊だと言える。もちろん、その霊がその子と血縁関係になかったとしてもね。
なかには「浮遊霊であって守護霊じゃない」って人もいるけど、実際に命を助けてくれたなら、私は守護霊として捉える。逆に、その子のご先祖様がなにもしなかったケースだってあるしね。
守護霊=ご先祖様ではない
そういえば、前に浮気や不倫の話があって、姉ちゃんが視ていた人の彼氏のことを、うしろから「この男はやめとけ」って言ってきたおじいさんの霊がいたって話をしたじゃない?。
うん。
その話と今の話から、物理的な接触が得意な霊がいると考えることができるよね。守護霊全員、物理的な接触ができるわけではないし、ほかの方法で守ることが得意な霊もいるかもしれない。霊によって得意パターンがあったりするかな?
それは私にもわからない。さっきの交差点のケースも、別に守護霊が助けなくてもその子はぶつからないってわかってたかもしれないし。でも、交差点にいる霊体は、自分が同じようなことで死んでしまったから「とにかくやらなきゃ」って気を回してやるケースもあるよ。
うんうん。
今までいろんなケースを視てきて能力の違いもあるのかと思ったけど、まだ言いきれないところが大きいね。
常に守護霊が憑いているわけではない
一般的に「それぞれにご先祖様がずっと憑いてる」って言われるけど、実際はずっといるわけではないんだね?
うん。私に直接霊視を依頼される人も「何体ぐらい守護霊が憑いてますか?」って聞いてくるんだけど「そんなに常に憑いてるわけじゃないですよ」って言うと、びっくりする。
全く憑いていない人もいるし、私が話し始めたら姿を出して挨拶しにくる守護霊もいる。大勢憑いてる人もいるし、私の横に立ってずっと耳元で話かけてくることもある。だから、人それぞれで常に守護霊が憑いてるわけではないよ。
よく「ご先祖様がずっと見守ってくださってる」ともいうじゃない?そういうのも違うってこと?
生きてる人の背後にご先祖様が立っているって話がいつから始まったのかわからないけど、実際にその人のうしろにぼーっと立って挨拶してくる現象はある。もしかすると、どこかのタイミングでそれを視た人がいて、誰かに話したのがだんだん定着し始めて、生きてる人の背後にはご先祖様が立ってるって広まったんじゃないかな。
守護霊が憑いていないこともあります
じゃあご先祖様がずっと見守っているって話の根本は、ご先祖様が8分間現れてシュっと消えたっていうのが本当?
そうだね。あとは、全く血縁のない人があなたの横にいて「この人は誰?」って感じになることもあるよ。
ご先祖様が憑いてるっていうと、ずっと横で守ってくれてるように解釈しがちだけど、実際に憑いているのは5分くらいかもしれないってことだ。
うん。一瞬かもしれないし、全く憑いてないかもしれない。
そのとき霊視できる人が、一週間前も今日も憑いてるのを視たからずっと憑いてるって判断をしたのかもしれないね。
うん、そうだね。でも実際は、たまたま視た瞬間に憑いてただけで、次の瞬間には消えちゃったかもしれない。
そういう今現れてまた消える守護霊とされる存在って、普段はどこにいるの?なにかあったとき出てきてはまた消えるとなると、そういう人たちって霊界にいて生まれ変わることはないの?
どうなんだろう。たぶん、常に新しい情報に対して何か言ってくるような霊体のときは生まれ変わってないのかなと思ってる。
でも「江戸時代中期に植木職人をしていた者です。この子は私の子孫ですので、よろしくお願いします」みたいなことを繰り返す霊体もいるから、これはこの人の念であって魂じゃないなって感じ。魂はどこかで転生していて、残された念がテープレコーダーみたいに同じことを繰り返してるだけっていうか。それも古くなればなるほど、だんだん出てこなくなるけどね。
分霊みたいな感じ?
そうかもしれないけど、魂と念の違いかな。
実際に守護霊がなにかを守っているのは視たことある?
守護霊というか、生きてる人間の近くで守ってくれてるのは視たことあるよ。
私に霊視を依頼された人のお話なんだけど、お家が火事にあって。原因は2階においてあった古い大きな縦型エアコンだった。木目調で冷蔵庫みたいな大きさだったらしいけど、それが原因で家が燃えちゃったの。
そのとき本人は1階にいて、ほかに誰かいないか確認してたら、2階の天井が崩れてそのエアコンが真上からガシャーンと落ちてきたんだって。落ちてくるのがハッキリみえたらしくて「死ぬ」って思った瞬間、目を開けたら、自分の50㎝手前のところでピタッと止まった。
止まるわけがないところで止まって驚いたんだけど、そんなのみてられないから急いで脱出した。あとで周りの人にその話をしたら「エアコンのコンセントが引っかかってたんじゃない?」くらいの反応だったらしいんだけど、本人は「あれは絶対に誰かが止めてくれた」って私に相談にきたのね。
その話を聞いたときに、その人の横に「俺が止めたんだ」って言ってる存在が視えた。江戸時代の武士の姿をした男性だったんだけど、その人のご先祖だったんだよね。血縁関係がある三代前ぐらいの武士の方で。「ちょっと力を入れすぎたよ」みたいなことを言ってて、すごくびっくりした。
血縁関係のあるご先祖様が守ってくれることもあります
おもしろいね!
うん。だから、血縁関係があってもなくても、生きてる人に対してどこかの瞬間でなにかが作動して守ってくれることもあるんだよ。それがうまくいかなくて事故になることもあるけど、それでも時々、こういったとんでもない助けを出してくれることもあるんだって思った出来事だったな。
神仏が守護霊として憑くというのは誤解
守護霊っていうと、ほとんどの人は祖先を思い浮かべるでしょ?でも一方で「毘沙門天が憑いてる」「不動明王が憑いてる」みたいなことを言う人もいる。それってどう思う?
私は正直「それってどういう意味で言ってるの?」って思っちゃう。前に、相談にきてくれたイギリス育ちの人がいて、見た目は完全に日本人なんだけど、日本語は話せないし、生まれ育ちも完全に向こう。でも、ある日本の霊能者に「あなたには不動明王が憑いてる」って言われたんだって。
もちろんその方、不動明王のことなんて全く知らないし、そもそもキリスト教信仰だったからピンとこなかったらしくて。その人からしたら「なぜ日本の神様が?」って疑問だったと思うよ。
別のケースでは、インドに旅行した日本在住の人が「あなたにはガネーシャ神が憑いてる」って言われた話もあった。でも本人はそういった宗教背景じゃないから、当然「なんで?」ってなってた。
そもそも神仏って、人間がこの形だと決めて作った仏像だったりするじゃない?イメージで具現化しているだけで、それが憑いてるって冷静に考えたらちょっと変な話でもあるよね。
うん、順番が違う気がするね。
だから私も正直「不動明王が憑いてる」とか「背後に炎が視える」って言われても疑問しか残らない。少なくとも、私はそういう存在がリアルについているのは一度も視たことがない。
一回もないんだ。
うん。1回もない。でも、不動明王や文殊菩薩とか、様々な仏像に宿っている独特のエネルギーは確かにある。
仏像って一体一体、違うエネルギーを持ってる。なぜかというと、結局は人間の気持ちの念の種類だから。たとえば大黒天みたいな「お金が儲かりますように」って祈願を受けてる仏像なら、そこに溜まるエネルギーも金運っぽいものになる。不動明王なら家内安全とか厄除けで、また違う波長になる。
さらに言えば、ずっと道に祀られてるものならいろんな種類のお経が読まれていくじゃない?それが何十年、何百年も続くことで、ただの木だったものがどんどんエネルギーを帯びて、仏像になっていく。そこに人の念と経の力が積み重なって、特有のエネルギーが宿るようになるの。
なるほどね。
「実際にその仏様の像が憑いてる」って言い方は少し違うんだけどね。でも、近所に不動明王をお祀りしてる場所があって月に一度必ず通ってる人だったら、「あなたには不動明王のエネルギーが憑いてる」って言われるのは理解できる。
「あなたの背後にその人間が作り出した仏像がいます」っていうのは言い方が違うのか、わかりやすく言ってるのかわかんないけど、私的にはちょっと違うんじゃないかなって。
仏像に宿る独特なエネルギーが憑くことはある
リップサービスというか「あなたには強い神様が憑いてるから大丈夫」って言われたら安心する人も多いだろうし、コンサル的な意味ではアリだよね。
うん、言い方の工夫としては悪くない。でも、それがどんどんエスカレートして「あなたのために仏様が微笑んでます」「毎日話しかけてきてます」って言い出すと勘違いを生むし、ズレてきちゃうよね。
守護生物も守護霊と同じ括り
守護霊って言っても先祖だけじゃなくて、血縁のない誰かが守ってくれることもあるんだよね?でも、神様系が直接守るって話はさっき否定してたじゃない?たださ、前に守護生物みたいなのがいるって言われたの覚えてる?
姉ちゃんは、大昔に安倍晴明と戦った大きいトトロじゃないけど、世界に1体しかいないような非常に珍しいものが憑いてるみたいな。
うん、覚えてる。
東京タワーの「のっぽん兄弟」ってキャラの兄が僕の守護生物で、トトロとは相性最悪だけど、のっぽん兄だけは仲良くなれるって言われたんだよ。だから、守護霊は霊体だけど、どっちかっていうと守護生物みたいなものが常にいる感じなのかもしれないよね。
うん。ハリーポッターを観たことがある人はわかると思うんだけど、守護生物はもしかしたら飼っていた犬かもしれないし、どこかの森で助けた動物かもしれない。かと思えば、そういうカテゴリーに収まりきらない英物の霊体が集まって新しく形作られたものの可能性もある。
もっと言えば、念が固まっているものだってあるだろうし、なにかの生命体エネルギーがうまく固まりきらずにうにょうにょしている状態で憑いてるかもしれない。全部が全部、今この世にいる動物が憑いてるわけじゃない。
これはまた守護霊とは違うカテゴリーなの?
生物っていうのかな、それも守ってくれたりすることはある。私は特にそうなんだけどね。守ってくれるという意味では守護霊なんじゃないかな。
守護霊ってうしろに立ってボディガードのように守るイメージがある。でも、実際は入れ替わりもあるし、気まぐれに出たり消えたりする。すごく忙しいんだろうね。
そうだね。どちらかというと気ままに出てきては消える。会議らしいことはしてないらしいから、同時に出てくるときもあるしね。そうなると、2人同時に話し始めたりするから視てる側としては大変だなと思うよ。
「守護霊」の総まとめ
それでは守護霊について最後にまとめます!
- 守護霊は生きてる人を守ってくれる霊的な存在のこと
- 血縁関係がある守護霊もいれば関係のない守護霊もいる
- 守護霊は常に憑いているわけではなく入れ替わったり消えたりもする
では、今回の記事は以上にいたします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
私達、姉弟は「実際に視えている」不思議な世界のお話をこのサイトで様々な角度から、できる限り科学的にアプローチして解説を行っていきます。
「不思議な世界」ということだけで終わらせずに、その世界についてさらに深掘りして興味が湧いていくような記事作りを心がけていきますので、これからもどうぞよろしくお願いします!
それでは、本日はここまでになります。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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みなさまこんにちは。今回、霊能師として世界中で活躍している姉に、僕【弟】が「守護霊」というトピックスについてインタビューを行い、その内容を記事にまとめてみました。