

はじめまして。霊能師と呼ばれる【姉 】です。幼い頃からこれまで多くの方を霊視してきました。弟との会話の中で実例を交えながらお伝えできればと思います。私の経験が、みなさまのお力になれれば嬉しいです。
まず、僕たちを知らない人たちへ向けて。なぜこのようなお話ができるのかと言うと、僕たち一族は代々、不思議な力が備わっているからです。中でも僕の姉は特に多岐にわたる能力を持っています。そのひとつが「念を感じ取る」という能力です。
今回、姉から念についての話しを聞くことで、念に関する理解を深めていただければと思いました。
それでは姉とのインタビューをまとめていきます。
まず、今回の記事の要約です。
念について…
- 気を練り上げたものが念
- 念には良い念と悪い念がある
- 知らず知らずのうちに念を練り上げてしまうこともある
この3つを軸にしながら、それぞれの詳細に関してテンポ良く解説していきます。
それでは、まいります!
念はコントロールできたほうが良い
気を練り上げたものが念
前の回で「気は人から出ているエネルギー」と教えてもらったんだけど、「念」とは違うの?気と念って似ている気がするんだけど、違いがあれば教えてほしい。
「気」は身体や自然物から放出されるエネルギー。「念」は、気に意思が入って自分で取り扱える状態のもの。HUNTER×HUNTERって漫画あるでしょ?念の特性に応じて特殊能力を発動させてバトルする話なんだけど、作者の方は念と気に関してすごく勉強して作ったんだろうなって印象を受けた。
HUNTER×HUNTERには、強化系・具現化系と色々なエネルギーがあって、強化系は強さと能力。具現化系は念を練り上げて人の形にして相手とバトルするんだったよね。
つまり、エネルギーを練り上げて自分の思いとか何かを加えた制作物が念ってこと?
そうだね。制作物って言ってしまうと、形がイメージとして出ちゃうかもしれないけど…。
例えば、お腹が急に痛くなったときに身体の中に流れている気をグーッとお腹だけに集中させる。そうやってケアしようとすると、ケアしてる部分は気の流れというよりも、若干、念を帯びるのね。
あとは、誰かが怪我したときに自分の気のエネルギーを手にためる。玉のようなイメージね。それを怪我をしている子のところに当ててエネルギーを分け与える行為は、すでに念化してしまった自分の気の一部をあげてることになるんだけど、そういう感じで練り上げたものが念。
手に気をためてエネルギーをあげるイメージで手当てをする
じゃあ念と気はだいぶ距離が近いというか、同じものとも言えるんだね。
同じとは言いきれないけど、全く別物ではないかな。
念はどう視えるの?
念は、気よりも癖が強く出る。念を出した人が自分の癖をすごく反映させるからね。「この人が出したんじゃないのかな」ってわかる。ただ、何百年も前の念は感じ取ったとしても誰が出したのかわからないけど、近い間柄だったらわかるぐらい癖がある。
あとは念だけに集中すると色がついたり、念を出した人の顔がイメージで出てきちゃったりすることもある。念はそういったところから判断してるよ。
気の場合は、目を凝らしてしっかりみようと思うと色がついてる。念の場合は、もうちょっと具体性を帯びている感じ?
そうだね。念がそこら中に流れてることはあまりないし、流れるものでもない。そこに留まって、自分が意図した場所にビトってくっつくような感じ。より粘着性を帯びているようなイメージだね。
気が気体のイメージだとすると、念は固体寄りで重さが出てくる感じなのかな?
重さはないからな…ちょっとしつこい感じっていったほうがいいかも。
良い念をまとっている人もいるの?
念は自分から作りだすものだから、体中にまとっている人はあまりいないね。
ただ、前に街中で見かけた人で、左肩だけに自分で気を練り上げた念をわざわざくっつけてる人がいたの。「何でなんだろう」って思ってよくみてみたら、左肩の血の流れというか気の流れだけものすごく滞ってた。だから「この人は念を練り上げる事ができて、その滞りを治すためにくっつけてるんだな」って。
でも、玉みたいな念を体中にビトっていっぱいつけてただけで、念をまとっているっていう感じではなかった。
うーん。やっぱり難しくて理解が追いつかない。気がエネルギーとかそういうものだとしたら、それを練り上げたものは念。思いが気で、自分の気持ちを混ぜて練るものが念?
うん、そうだね。練り上げるものが念って言うのが一番わかりやすいよね。でも、体中に念をまとうっていうのは、よほど何かがない限りはやらない。
例えば、本当に危険な悪霊がたくさんいる場所に行くときは、気をまとう。入るだけではやられてしまう可能性があるから、全身に気を練り合わせた念をまとってからそういう場所に入ることはあると思う。だけど、それを日常でやってる人は見たことないな。
念は自然と出てくるのものではない
良い念と悪い念はあるんだよね?
そうだね。自分や周りの人を守るようなものが良い念。
悪い念だと、相手に対して長期的な苦しさを与えるために、恨みや嫌な気持ちを自分から出る気と一緒に混ぜ込むみたいなイメージ。怨念って言葉もあるように、悪いものを混ぜ込んで、玉のようにしたものを相手に飛ばす、もしくは直に憑けるのが悪い念。
生霊と近いのかな。
念を練り上げて憑ける過程には、念を飛ばすと同時に生霊も一緒に飛ばすのね。中には自分の霊体の一部を飛ばす=生霊も飛ばしちゃう人もいると思う。念だけを飛ばすのは、ある程度霊力が高くないとできないからね。自分の意識も飛ばしちゃうから同じことかな。
ということは、生霊を飛ばしちゃってる人もいれば、怨霊、怨念を飛ばしてる人もいるし、両方飛ばしてる人もいるって感じか。
そうだね。
自分の生霊を飛ばしてる人って、恋い焦がれるあまり生霊飛ばすこともあるから、それはまた念とは違ったりするわけだよね。
そうそう。簡単にひとくくりにはできないし、念と生霊が同じものだって思わないほうがいい。
怨霊と怨念は距離が近そうだね。
うん。念は生きてる人ができたりする。怨霊になると霊体そのものなので、またそれも違うんだけどね。そのあたりがわかりにくいかもしれないね。
念と生霊や怨霊は近い部分もあるが同じものではありません
「良い気があるね」「ここはなんか悪い気が溜まってるな」って言ったりするけど、「良い念を感じる場所だね」「ここは悪い念が溜まっている場所だね」とは確かに言わないよね。
そうだね。念は、軸に人間が関わって出来上がるもの。つまり、「気がある」ことはあっても、念があることはなかなかない。
ただ、時々そこに住んでた人が意識的に念を練り上げて、その人が亡くなったあとに霊感が強い人が入ったときに「ここ悪い気だけじゃないな。悪い念がすごく溜まってて、来た者たちを陥れたい意図があるな」って、念を練り上げたものをいくつかみたことはある。
気は動物や植物とかも発してるエネルギーって言っていたけど、念はどう?動物や植物は発しない?
そこは、私もけっこう気になっている部分なんだよね。というのも、私は念を発した形跡のある猫をみたことがあるから。片足を轢かれてしまった猫だったんだけど、よほど悔しい辛い思いをしたがゆえに、人間のように念を練り上げたんじゃないかなと思ったの。
植物の念はみたことないけど動物は少しみたことがあるから、動物も念を練り上げられると私は思ってる。
知能指数が高いチンパンジーとかイルカも、念を練り上げる可能性はあるってことなのかもね。
うん、可能性はあるね。ただ、意図して気を練り上げれば念が作り出せることを知ってるわけではないと思うのね。「これがすごく嫌だ」って毎日思ってたら、いつの間にか出来上がってたって感じじゃないかな。
これだけ色々な動物がいる中で、どれだけの動物ができているのかはわからないけど…。仮に念を練り上げている過程で亡くなってしまったとするじゃない?そうすると、この子は猫の妖怪とか幽霊的なものになってしまうんじゃないかっていうのは感じたりする。
動物も念を練り上げられる可能性がある
動物でも人間でも、知らずに練り上げちゃうことがたくさんあるわけだね。そうなると、念は自分でコントロールできたほうがいいような気もするけど、どうなの?
コントロールできたほうがいいよ。そのためにはまず、自分で認識すること。念はちょっとした意識で色々なところに憑けたり、飛ばしたりすることができる。だから、そこから意識を外さないといけないという知識は持っておいたほうがいいね。
姉ちゃんなりの、超初心者でもできる念をコントロールするポイントがあれば教えてほしい。
ひとつの事に集中しやすいこと、例えば、恋愛や悔しい悲しい思いって、集中しすぎると少しずつ時間をかけながら念を練り上げるのね。なので、それをどうにかして放念する。
放念をしないと、その意識の中に自分が囚われてしまう。ちょっと最近考えすぎだなと思ったら、違うことをするとかね。意識を別のところにもってく努力は必要だよ。
ひとつのことに集中しすぎず、ほかのことにも取り組んでリフレッシュしていくってことだね。
そういうこと。
姉ちゃんは、どうコントロールしてる?
私は中学、高校の思春期は念がちょっと強すぎたから、自分から手放すよう意識してコントロールしてたかな。「最近このことに集中しすぎてる」と思ったら、別の趣味をを始めたりとか。「あの人のことがすごく気になってしまって、悩み過ぎてる」と感じたら、あえて楽しいことを見つけて、そちらに意識を持っていくようにしてた。
「念」の総まとめ
それでは念について最後にまとめます!
- 念は気を練り上げたもので念を出した人の癖が強く出る
- 念は人が作り出すもので知らずに練り上げている人もいる
- ひとつのことに集中しすぎないことが念をコントロールするポイント
では、今回の記事は以上にいたします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
私達、姉弟は「実際に視えている」不思議な世界のお話をこのサイトで様々な角度から、できる限り科学的にアプローチして解説を行っていきます。
「不思議な世界」ということだけで終わらせずに、その世界についてさらに深掘りして興味が湧いていくような記事作りを心がけていきますので、これからもどうぞよろしくお願いします!
それでは、本日はここまでになります。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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みなさまこんにちは。今回、霊能師として世界中で活躍している姉に、僕【弟】が「念」というトピックスについてインタビューを行い、その内容を記事にまとめてみました。