霊能者と呼ばれる【 姉 】です
幼い頃からこれまで多くの方を霊視してきました。私の経験が、皆様のお力になれれば嬉しいです
「念」と聞くと、なんとなく仏教や恨みのような印象を抱く人が多いと思います。しかし……その詳しい部分を理解している人は、あまりいないのではないでしょうか？
- 念とは一体なんなのか…
- 人が念を込めると、なにが起こるのか…
今回は、そんな「念能力とは、その力を持つ人の特徴」について、霊能師として世界で活躍する【姉】に、【弟】である私が話を聞いてきました。
「念」の上手い使い方とは何か【念を込めるとどうなる？】
そもそも「念」とは何か…？
姉ちゃん、今回は念や念能力について聞きたいんだど……そもそも「念」ってどういうものなの…？
「念」っていう漢字は、次のような意味を示すものだよ（⬇）
「念」の意味
①おもう。考える。おもい。「懸念」「残念」
②心にとめて忘れない。ねんのため。「念書」「丹念」
③よむ。となえる。「念仏」「念誦(ネンジュ)」引用元：漢字ペディア
「念」にはいろんな意味があるし、人によって説明が違うかもしれないけど、私が思っている念は……生前に人間が作り上げた「想いの塊」のこと。
想いの塊っていうのは、
- あの人が好きだ
- この人にとても愛してもらった
- 周りの人への感謝
みたいな、心が震えるくらいの強い気持ちのことだよ。心の中にある気持ちが大きくなると、自分の魂以外に、心の中で想いの塊が形成されていくんだ。
楽しかった記憶や経験から生まれた想いの塊が、念になっていきます。
自身の経験から生まれる想いが、念に変化していく
人の気持ちの強さが「念」に変わっていくんだね！念以外にも魂や幽霊、生霊とかもあると思うんだけど、そのへんと念の違いってどうなの？似てる言葉な感じもするけど…。
「魂・幽霊・生霊」と、「念」との違い
1.念と魂の違い
確かに、混同されやすい言葉ではあるね。じゃあまずは、念と魂についてから話していくね。
魂は、次のように定義されるもの（⬇）
人の肉体に宿る精気。たましい。霊魂。
引用元：コトバンク
人間の中に入っている、人を動かすエネルギーのことだよ。その一方で念は、生きている人間が経験を積み重ねる中で生まれるもの。つまり、産まれた瞬間の人間って、
- まだ念が薄い
- 前世の念を持っている
っていう状態なんだよね。でも大人に成長する中で、その人の念はだんだん形を帯びてくるんだ。
人それぞれで全く違いますが、成長と共に増えるものが「念」です。
なるほど〜。魂と念は、そういう違いがあるんだね！じゃあさ、念と生霊はどう違ってくるの？
2.念と生霊の違い
「念を飛ばす」って言葉があるんだけど、生霊は「念を飛ばす」概念に近いものがあるよ（⬇）
普通に生活をしている中で、
- たまに思い出す人がいる
- あの人嫌だなーって思う
っていうように、ひとつのことを考えすぎるうちに、自分の魂ではない想いの塊……つまり念が、勝手に飛んで行ってしまうんだ。自分は違う場所にいて、いつも通りの生活をしているから、念が飛んでいっているとは感じないんだよね。「念って飛ぶの？」って思うかもしれないけど、念を送るのに物理的な距離は関係ないよ（⬇）
もし寝てるときに、
- 嫌いな人の夢を何回も見る
- 自分の部屋の中にいる夢を見た
みたいなときは、念を飛ばしている可能性が高いよ。
生きている人が無意識のうちに飛ばした念が、他の人のもとへ届いたとき……その念を相手は生霊だと思ってしまうんです。
へぇ〜。ってことはさ、霊と念は結構近いものなのかな…？
3.念と幽霊の違い
幽霊は、人が死んでから魂が成仏してない状態のものだけど……もしすごい恨みを持ったまま亡くなった魂だった場合は、結構近い存在になり得るね。
人が死ぬ瞬間まで強い憎しみを持っていると、
- 恨みを持っている幽霊の魂
- その恨みによってできた念
の2つが、この世に残ってしまうんだよね。だから「ここに幽霊がよく出るんだよ」って場所があっても、全然違う地域で「ここにもその霊が出るんだよ」っていう状況もある。
「魂って移動するんだ！」って思う人もいるけど……別の地域で出たって言われている霊が、念なんです。
亡くなった人の念が、他の場所へ飛んでいくんだね…。そうなるとさ、念と幽霊を比べた場合……どっちの方が危険なの…？
念と幽霊だと、強い方はどっち…？
スピリチュアル関連の視える人達の間で、念と幽霊だとどっちの方が怖いのかってのは、よく話題になるんだ。
でも結論としては……念の方が怖いし危険っていう霊能師が多いよ。もともとは人間の本体であるのが魂だけど、念は時間とともに想いをどんどん増幅させて、いろんな感情が混ざっていくんだ。
念はそんな複雑な感情が、歪んだ方向に進化して「怨念」になるので……たちが悪く怖いと、視える人同士で話しています（⬇）
念よりも霊の怨念の方が、危険性が高い
想いを増幅していく念の方が、やっかいなんだね…！じゃあさ、「念能力」って言葉もあるけど、これはどういうものなの？
漫画の「HUNTER×HUNTER（ハンターハンター）」とかでも扱われてる内容で、診断アプリもあるくらい「念能力」に関心を持っている人は、結構多いかなって思うんだけど…（⬇）
「念能力」とはどういうものか
漫画で取り上げられると、確かに多くの人が興味を持つよね。
そもそも念能力っていうのは、自分自身の想いの状態を築いて、認知するところから始まるんだ。そしてその想いを、
- 増幅させる
- 急に閉じる
っていうふうに、自分の意思でコントロールができるものだよ。
たとえば、あなたがAさんを好きだとする。その大好きな人に会うときって、「Aさんだ！」って気持ちのボルテージがすごい上がるよね？だからAさんから見ても、あなたはとても好意的でキラキラしているように映るんだよね。
で、念能力があれば、Aさんと別れた後にその想いを意識的に閉じれるんだ。だからその直後、別のBさんと会ったとしても……今度はそのBさんに合わせた念を込めて、ボルテージを調整できるの。すると、Bさんにも「この人はいつも良い感じの人だな」っていうふうに思われるんだ。それで、Bさんと別れたらまた念を意識的に閉じる…っていう感じにね。
こんなふうに念能力は、自身の念の強弱をうまくコントロールできるので、相手の気持ちまでもを動かせます。
へえ〜、念を込める強さを操ることで、人の気持ちもコントロールできるんだね！そういうコントロールできる念能力って僕達の身近だと、具体的にはどういうものがあるの？
念能力の具体例や、上手い使い方
そうだなぁ〜。念能力にもいろんな種類があるんだよね。たとえば、
- リーダーシップを持っている
- カリスマ性が高い
- 人への魅せ方が上手い
- 人を感動させる演技ができる
- 占いや未来予知
とかが、念能力の一種だよ。だから、演説が上手い大統領や、演技に魂を込めている俳優さんも念能力があると言えるね。他人を引き込むほど、自分がなにかに入り込むには……自分を一種の興奮状態に持っていかないといけないんだ。
その状態で話をしていると、観客や相手の気持ちの盛り上がり方が見えてくるんだよね。すると、ここだという一番良いタイミングでオーディエンスが欲しい最高の一言をぱっと言って、その場を湧かせられる。そういうのって、淡々とした会話では生まれにくいんだよね。
だから、カリスマ性があって、人への魅せ方がわかっている人には、一種の念能力が働いているんです。
念が身についていれば、他人を惹きつけられるんだよ。
人を意識的に惹きつけれられる人には、特別な力があるんだね…！その他にも、意外な念とかってあったりする？
【姉の体験談】意外にも「念」が関わっているもの
そうだなぁ……あ、この前とある料理家の人とお話をしたとき、その人がね…
料理のときにも「念」って必要なのよ！
って言っていたんだ。
「どういうことですか？」って聞いたら、
- この味とこの味を組み合わせたら、こんな味になるだろう
- 初めて扱う野菜や調味料でも、なぜか絶対美味しくなる確信がある
- この人は、絶対こういう味が好きだろう
って、料理をする前からわかることが多いんだって。それで思ったのが、「念」ってカテゴリーするとさ、なんか胡散臭くなりがちだけど……念って実際は、結構いろんなところで使われているんじゃないかなって。原始時代でも、
- 今日はあっちの方向に獲物がいそう
- 絶対に今日は、あの場所へ行っちゃダメだ
みたいなものが、第六感でわかっていたと思うんだよね。
私達が気づいてないだけで、念はさまざまなところで使われているでしょう。
日常生活に溶け込んでいる「念」
念能力は、料理とか意外なところでも使われていて、結構身近なものなんだね！
そうだね。だから、あとはその念能力に対して、名前付けをするかどうかだと思うんだよね。たとえば、
念能力で、野菜と肉をあなた好みのものに調理します！
みたいな感じで言ってしまうと「珍しい！」ってなるよね？でも、現代ではそれは「料理」って名前が付いているから……念能力とは全く別の話という扱いになる。
私も霊能師として人の相談を受けることが多いけど……もし「会話上手」みたいな名前が付けば、世の中から見て特に珍しくなくなるかもしれないな。
だから結局、念能力は名前を付けるか付けないかの差なんです。
僕達が見落としているだけで、日常の近いところに念能力があるかもしれないんだね…！でもさ、この念能力っていうのは、やっぱり特殊な人にしかないもの…？
念能力を持つ人の特徴
うーん……特殊な力を持つ人だけじゃなくて、普通の人にも多少はあると思うよ。
ただ、力が大きい人だと、その念能力が普通の人と比べて100倍以上にもなるよ。世の中には、自分に念能力があるって気づいていない人も多いけど、
- 直感がよく当たる
- なんとなく思ったことが、夢に出てくる
- どうしたらいいかが、なんとなくわかる
っていうタイプは、念能力が強いかな。でも、そういう経験が一度もないし、直感が当たったこともないって人は、念能力が弱いかもしれないね。
普通の人でも、念の力が強い人もいる
人によって、念能力の強さは変わってくるんだね！じゃあさ、念を目覚めさせたり、念を鍛えるには、なにか方法があるの？
普通の人が、念を鍛える方法
うーん…そうだなぁ。普通の人が念を鍛えたいなら……自分の直感を強くするために、いろんなチャレンジをしてみるといいかな。
私も小さいころによくやってたんだけど、
- 封筒の中に数字や形を入れて、それがなにかを当てる
- 神経衰弱をやる
とか、直感が磨かれることをやると、だんだん強くなるよ。他には、空いている時間があれば、全然知らない土地を歩いてみるのもおすすめ。そうすると、自分が最近気になってたものが急に目の前に現れるんだよね。
普通は「偶然」って思うかもしれないけど、その偶然に理由をつけて、『必然』にしていくんです。
自分の身の回りに起こったことを「たまたま」だと軽く捉えずに、
- なるべくして巡り合ったんだ！
- すごい経験だ！
- 自分の力が引き寄せたものなんだ！
って感動していると、どんどん念能力は強くなるよ。自分の感覚を磨くために、「チャクラ」っていう人間がまとっているエネルギーを覚醒させるのもいいかもしれないね（⬇）
自身の念の力を鍛えたいなら、自分の感覚を研ぎ澄ますことが大事です。
念の力は、鍛えられる
まとめ
- 念とは生前に人間が作り上げた「想いの塊」
- 「魂・幽霊・生霊」は、それぞれ念とは異なるもの
- 念と霊だと、念の方が感情が複雑で危険性が高い
- 「念能力」を持っていると、相手の想いを自分の意思でコントロールできる
- 念能力があれば、人を惹きつけられる
- 私達が見落としているだけで、もっと身近に念能力はあるかも…
- 普通の人でも、念を鍛える方法
- 直感を強くするために、いろんなことにチャレンジする
- 自分の身の回りに起こったことを、『必然』と捉える
- 念を身につけたいなら、感覚を研ぎ澄ますことが大事
「念」は、生まれた瞬間から持っているものではありません。その人の人生経験の中で、積み上がっていくものです。念の力が強い人ほど、カリスマ性があって、人への魅せ方がわかっています。そのため、意識的に周囲の人を惹きつけることも可能です。
「自分はそんな力全くない…」と思う人もいるかもしれません。しかし、直感を鍛えることで、徐々に念能力は高められます。念を目覚めさせる努力をすれば……それがあなたの人生の豊かさにも繋がるかもしれません。
もう読んだ？
最後まで読んでいただきありがとうございました ! 念能力があれば、他人を魅せられるんですね…！
念は、私達が意識しているよりも身近にあります。自身の感覚を研ぎ澄ませれば、念の力は大きくなりますよ。しかし、「どうしてもその感覚がよくわからない…」と悩むなら、私達にご相談ください。 こうしたお悩みに、私を始め、プロの霊能師・占い師達 がお力になれるよう最大限努力させていただきます
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