

はじめまして。霊能師と呼ばれる【姉 】です。幼い頃からこれまで多くの方を霊視してきました。弟との会話の中で実例を交えながらお伝えできればと思います。私の経験が、みなさまのお力になれれば嬉しいです。
まず、輪廻転生は宗教的にも様々な価値観があって、視える世界をお伝えすることは、少なからずそれを崩すことにもつながると思い、これまで取り上げることを避けてきました。
しかし、霊能師の姉にどういうものが視えていて、実際に体験した出来事や相談内容を聞くことで、輪廻転生や生まれ変わりについて少しでも解明できればいいなと。なので、今回テーマに選んでみました。
それでは姉とのインタビューをまとめていきます。
まず、今回の記事の要約です。
生まれ変わりや輪廻転生について…
- 生まれ変わりや輪廻転生に関する事例や論文がある
- 姉は実際に輪廻転生はあると考えている
- 人間が必ず人間に生まれ変わるというわけではない
この3つを軸にしながら、それぞれの詳細に関してテンポ良く解説していきます。
それでは、まいります!
生まれ変わりや輪廻転生は実際にある
生まれ変わりや輪廻転生に関する事例
輪廻転生や生まれ変わりを支持する側であるバージニア大学医学部の精神医学講座教授、イアン・スティーブンソン博士の「前世を記憶する子供たち」という本があって、この本の中に生まれ変わりの事例がいくつか載ってるんだよ。その中から2つ紹介するね。
まず、コーリス・チョトキン・ジュニアの事例。チョトキン夫人はアラスカで漁師をしていた叔父のビクターから「自分が死んだらお前の息子として生まれ変わるつもりだ」と告げられ、叔父の体にある2つの手術痕をみせられました。そして叔父のビクターは「生まれ変わったら、これと同じ場所にアザがあるはずだ」と、チョトキン婦人に伝えました。
1946年にビクターが亡くなると、その1年半後にチョトキン夫人は男の子を出産しました。男の子の名前はコーリスと名付けられたのですが、コーリスの体には生まれつきあざが2つあり、その部位はいずれも生前の叔父が見せてくれた手術跡と同じ場所でした。
コーリスが1歳になって間もないころ、自身の「コーリス」という名前を復唱させようとした婦人に「僕はカーコディだよ」と言ったそうです。この「カーコディ」は叔父であるビクターの異名でした。
これ以外にも、コーリス少年の行動や興味に叔父のビクターと瓜二つの特徴を示したり、知るはずのないビクターの知人たちを見分けることができたそうです。しかし、9歳になる頃には、前世の話やビクターおじいさんの話をすることはなくなったといいます。
2つ目は、ボンクチ・プロムシンの事例。1962年、タイに生まれたボンクチ君は、話せるようになるとすぐに前世について話し始めました。
前世での出身地や「チャムラット」という名前、その両親の名前、そして自身がお祭りの日に刺殺されたということまで語りました。彼が自分の死の模様、様子を口にしたのは2歳のころだといいます。のちに、この殺人事件が事実であったこと、ボンクチ少年の語った犯人の名前が一致したことが確かめられています。
また、ボンクチ少年にはタイ人らしくない変わった行動や趣向がありましたが、これはラオス人特有のものでした。ボンクチ少年は家族には理解できない言葉を口にすることがあったのですが、これもラオス語であることが判明しました。チャムラット一家はラオス人だったのです。
ですが、成長するにつれてボンクチ少年は前世の記憶を語ることはなくなり、変わった振る舞いも次第に消えていきました。
このように、生まれ変わりや輪廻転生はあると発表された2つの事例なんだけど、姉ちゃんが生まれ変わりや輪廻転生をどう捉えているか色々と聞かせてくれる?
私はこれまで、前世の記憶を明確に持っている人とたくさん会ってきたから輪廻転生はあると思ってる。私自身も前世の記憶がいくつかあるし、霊視するときに全く知らない世界のビジョンがみえたりする。だから「これは今の時代ではない、別の時代の記憶だな」ってことを昔から感じてきた。
それを解明したいがゆえに、民俗学や歴史を専門に研究の道に進んでいた部分もあるくらい、私にとって輪廻転生は信じるというより当たり前なの。
姉は輪廻転生は当たり前にあるという考えです
姉ちゃんが体験してきた具体的なエピソードがあれば聞かせてほしい。
これはお客様の事例なんだけど。その方、出産されて子育てしたのね。子どもって2歳くらいになると、本当の言葉のように聞こえるけど、意味が通じないおしゃべり風の発声をしだす。これを「ジャーゴン」て呼ぶんだけど、お子さんが話す中になんとなく言語っぽいものがあることに気づいたんだって。かといって何語かわからないし、その子が作ったへんてこな言葉で、これから日本語を習得していくのかなって放置してたらしいのね。
あるときほかのお子さんたちと一緒に遊ぶ機会があって、その中に海外の方も何人かいてフランス人の子と仲良くなった。ただ、そこではじめて自分の子が話してた言葉が実はフランス語だったってことがわかったんだって。フランス語なんて一切触れてないのに。
その子はメキメキとフランス語を理解して、3、4歳のときには日本語よりもフランス語を話すようになったうえに、4、5歳で昔の自分の記憶を話し始めた。フランス革命のときに主導してたチームのひとりだったって教えてくれたんだって。
そういった詳細な事例を間近でみて、生前の記憶が鮮明にある状態だと早い段階でここまでになるんだなって思ったね。
姉ちゃんの場合、霊視や特殊能力の中で相手のことがみえてしまうから「これ今じゃなくて前の時代の話だな」ってわかるんだ。
うん、そうだね。
今の事例は、おそらく200年〜300年前の記憶を持った生まれ変わりでしょ?でも、最初に出した事例ではおじさんの生まれ変わりとか、殺されてしまった人の生まれ変わりだったじゃない?
生まれ変わる期間がかなり短い。しかも、姪の息子をピンポイントで狙って生まれ変わることができてる。話ができすぎてるんじゃないかと思うんだよね…。
身内同士で生まれ変わるのは、日本にもよくある話だよ。亡くなるとき大切に持っていた指輪が生まれた子どものおでこにくっついてたって話もあるくらい、身内の不思議体験って意外と多い。
私が今まで会った前世の記憶を持つ子の中には、自分は昔コギャルでコギャル時代に交通事故に巻き込まれたって記憶を持っている子もいたよ。ガラケー時代をしっかり記憶している子もいたし。期間の長さは人それぞれなんじゃないかな。
霊感や特殊能力的な第六感の鋭さは遺伝したりするから、一族の間でそういった能力が高い場合は、お互いに生まれ変わることがあるのかもしれないね。
うん、それもある。でも私が今まで視てきた中には、例外の場合もあったよ。
例えば、さっきのコーリス・チョトキン・ジュニアの事例だと、お母さん自身がおじさんの言葉を信じすぎてて、小さいうちから「あなたはおじさんの生まれ変わりよ」って言い続けてたかもしれない。
そうすると、子どもは「自分はおじさんの生まれ変わりだ」って思うじゃない?おじさんのことをいろいろ調べるようになる。おじさんの癖や仕草を知って、おじさんのようにふるまったらお母さんがすごく喜んだ。
それがエスカレートすると、おじさんの好きだった音楽や読んでいたものをどんどん真似して、おじさんになりきるようになる。そうすれば、お母さんも周りの人も「おじさんの生まれ変わりだ」って喜ぶからね。本当は普通に生まれてきた子なんだけど、おじさんの生まれ変わりとして自分も周りも騙してしまう。
もちろんこれは例え話だけど、そういったケースもこれまでいっぱい私はみてきた。だから、家族同士の生まれ変わり全部が事実であるとは限らないんだよ。
そういえば、テレビ番組でもそういうエピソードを見たことある。
そう、けっこう多い話なんだよね。周りがそうやって信じてたら、自分もそこから抜け出せない。だから追い詰められてしまう。最後まで演じ続けて本当の自分というものを捨てなければいけない。
私は生まれ変わりを演じさせられた子どもたちを今までいっぱいみてきた。だから、もしかしたら自分も誰かに求めてしまっているかもしれないって感覚を持っててほしいな。
家族のために生まれ変わりをなりきってしまう子もいる
生まれ変わりは実際にあるけど、そういうこともあるから気をつけないといけないってことだね。
うん。
人間の生まれ変わりが人間とは限らない
姉ちゃんが霊視したりする中で、どういうときに「この人は生まれ変わりだな」ってなるの?
その人を霊視しているときに、一瞬、当時の服装を着て道を歩いている姿が頭の中に再生される。激しめのときは、その人の横に当時の人の様子がみえたり重なったりしてみえる。
そういうときって同じ顔なの?似てる感じ?
全然違う顔の場合もあるよ。顔が一致しているわけではない。ただ、中に入っている魂が同じだから見分けられる。視える人はみんな魂レベルで判断するから、すぐわかるんじゃないかな。
生まれ変わりって、そんなに珍しくないこと?100人いたら1人ぐらいは生まれ変わりだったりするもの?
道行く人に「視せてください」ってやったことはないから、全体的な確率がどうとかは言えない。ただ、いろいろな経験をして視てもらわないとスッキリしない方の9割には前世があるね。
そもそも、私のところに依頼に来る方は前世の記憶があったり、この地域に行くと何かおかしなことが起こったり、何百年前に建てられた像を作った記憶があったりする。そういう方の的中率はけっこう高い。
前世の記憶や不思議な感覚がある方は前世が何かしらある、そこの場所に由来がある、関わりがある可能性が高いんだね。
逆に、生まれ変わったことがない、初めて人間になったって人もいる?そっちほうが多い?
そうだね。初めて人間になったって人はけっこういるんじゃないかな。
私も3人に前世をみてもらったことがあるんだけど、1人には「あなたは今回初めての人間です」って言われた。あとの2人はそれぞれ全く違う場所にいたんだけど「はじめはトリケラトプス、その次が人間です。4足歩行から2足歩行になってるから人間に慣れていないかも」って言われたの。
だから、私は初めて人間になったんだって言うのは常に意識してるよ。
人間が必ず人間に生まれ変わるわけではないもんね。
そうそう。
人間が必ず人間に生まれ変わるというわけではありません
じゃあ哺乳類から生まれ変わることはあるわけだ。でも、虫から生まれ変わることはあまりないって言ってたけど、逆に人間から哺乳類になったりもする?
うん。人間から哺乳類に生まれ変わることはあるよ。
もしかしたら、動物は意外と横ばいで生まれ変わりを続けてるかもしれないね。
ただ、これにはけっこう批判があると思う。人間は人間にしか生まれ変わらないって考えの人もいっぱいいるし。今世はそれが当たり前のような流れもあるからね。宗教観とか、考えの違いがあるから触れにくい部分なんだけど、私が視える世界ではそうなってるかな。
前に姉ちゃんが、わんちゃんや猫ちゃんに生まれ変わることもあるって言ってたじゃない?哺乳類から哺乳類、哺乳類から人間、人間から哺乳類、またほかの動物からってこともあるわけだ。
うん。
植物から人間はどう?
植物からはないんじゃないかな。みたことない。魚から人間もみたことないし、哺乳類だったとしてもクジラが前世だった人をみたことはない。あ、でも爬虫類はみたことがある。
やっぱり、そこには何かしらの線引きというかルールがあるのかもしれないね。
姉:そうだね。
輪廻転生や生まれ変わりについては、宗教観もあるのでいろいろな考え方、捉え方がある。その中で僕らは中立な立場を保ちながら、今回お話しさせていただきました。
「輪廻転生・生まれ変わり」の総まとめ
それでは輪廻転生や生まれ変わりについて最後にまとめます!
- 姉は輪廻転生してきた人を何度も霊視してきた
- 身内同士の輪廻転生や短期間での輪廻転生も珍しくない
- 生まれ変わりには一定のルールがあり人間が必ず人間に生まれ変わるわけではない
では、今回の記事は以上にいたします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
私達、姉弟は「実際に視えている」不思議な世界のお話をこのサイトで様々な角度から、できる限り科学的にアプローチして解説を行っていきます。
「不思議な世界」ということだけで終わらせずに、その世界についてさらに深掘りして興味が湧いていくような記事作りを心がけていきますので、これからもどうぞよろしくお願いします!
それでは、本日はここまでになります。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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みなさまこんにちは。今回、霊能師として世界中で活躍している姉に、僕【弟】が「輪廻転生・生まれ変わり」というトピックスについてインタビューを行い、その内容を記事にまとめてみました。