

はじめまして。霊能師と呼ばれる【姉 】です。幼い頃からこれまで多くの方を霊視してきました。弟との会話の中で実例を交えながらお伝えできればと思います。私の経験が、みなさまのお力になれれば嬉しいです。
それでは姉とのインタビューをまとめていきます。
まず、今回の記事の要約です。
幽霊について…
- 幽霊は存在していて姉には視えている
- 視えない人が幽霊を信じられないのは仕方のないこと
- 視える人のレベルによって視え方が異なる
この3つを軸にしながら、それぞれの詳細に関してテンポ良く解説していきます。
それでは、まいります!
幽霊は存在しているが証明するのは難しい
姉には幽霊が視えている
今回は幽霊について、姉ちゃんに聞いていくね。そもそも幽霊って本当にいるの?
幽霊はいるし、私には視えてるよ。
最近、姉ちゃんが幽霊を視たのはいつ?
今日。周りを散歩したときに視た。
それって、野良猫をみるような感覚で幽霊が視えてるってこと?
そうだね。むしろ、野良猫より幽霊のほうが多いかも。
姉は普段からごく自然に幽霊が視えています
最近、幽霊を視たエピソードがあれば聞かせて。
海外でホテルに滞在しているとき、毎日同じような時間帯に出てくる幽霊がいたんだよね。しばらくそのホテルに滞在しなきゃいけなかったから、弟には言わなかったけど。たしかホテルを出た車の中で「実は、あそこの部屋にこういう幽霊がいた」って話をしたよね。
その幽霊はけっこう特徴的で、私が鏡をみてると何度も映り込んで、ものすごくアピールしてた。私の右の肩に触れるか触れないかくらいの距離に立ってたんだけど、とても背の高い幽霊だったよ。顔を洗ってパッと見上げた先にいたから、それはやめてほしかった。
その幽霊って部屋の中にいたの?
うん、部屋の中。しかも、洗面所にある大きな鏡に映り込んでアピールしてくるタイプ。
何か害はなかったの?
害は全然ないよ。だけど、普通に目の前で視るよりも、背後に立たれて鏡越しに視るのってドキッとするの。それはイヤだったね。
僕がもし姉ちゃんだとしたら、めちゃくちゃ「わーー」って叫ぶと思うのよ。姉ちゃんは、どういうタイミングで視えて、どういうリアクションを取るの?
洗顔のあとって顔が濡れてるわけじゃない?だから拭くまで目は開けられない。でも、なんとなくは視えるから「あー、もういるな」って感覚でわかる。
「いるかもな」って思いながら顔を拭く段階で覚悟を決める。目を開けたら「はい、いました」って感じ。ただ、ホラー映画のシーンによくある顔をあげた瞬間、ワーってなるようなものではないよ。
しっかり視えるとドキッとはするけど、うしろが透けるくらいの薄さだから、そこまでの驚きはない。
ちょっと身構えた状態なんだ。
そう。右肩に気配を感じてるからね。驚くというよりも「どうしてこんな出方をするの?」って腹が立つ感じ。
コミュニケーションが取れたりはしない?
取れない、取れない。向こうも何も言ってこないし。ただ単にアピールしたかっただけなんじゃないかな。
最近亡くなった幽霊とかだったの?
うん、わりと最近だね。20年以内くらい。
ホテル従業員の幽霊とか?あのホテルもう使えないじゃん。けっこう良いところだったのにー!
大丈夫、大丈夫(笑)ホテルの部屋で自殺したとか亡くなったっていうよりも居座ってしまった感じだから。
視えない人が幽霊を信じられないのは仕方ない
世の中には、幽霊がいないって考えの人もけっこういるよね。でも僕は、幽霊がいる証拠というか、エピソードはわりと出せると思ってる。例えば、姉ちゃんの場合なら、幽霊を通じて知らない情報を得ることができて、それを伝えてるじゃない?
でも、逆に幽霊がいないことを証明するほうが難しい気がするんだよ。それでも、幽霊がいない派がいるのが不思議なんだよね。たぶんだけど、幽霊がいない派の人たちは信じたくない気持ちが強いんじゃないかと。
そうだね。自分がどんなに頑張ってもわからない世界ってあるからね。今は情報社会だから、調べればほとんどの情報は得られる。
だけど、どんなに勉強してどんなに研究をしようとも視えない。結果として、理論的ではないから認められないっていう、学問的な判断をする人がいるのも当然だよね。
視えないものを信じられない人がいるのも当然
いるいないって派閥やバトルを生むだけだし、自分が視えないものは信じない派の意見も、論理的には正しいのかもしれないね。
そうなんだよね。私は幽霊が視える。でも私にみえないものがみえる人に、「自分は悪魔の羽がみえるんだ」って言われても信じがたい。だって私にはみえてないから。でも、もしかしたら、その人にはもっと奥の部分がみえてる可能性もある。幽霊が視えないから信じないっていうのも、同じ感じなんだろうな。
正解が証明できないからこそ、この議論ってかなり不毛だよね。だから、宗教戦争が尽きないのは、そこなんだろうね。
我々の考えとしては、幽霊はいる。科学的なツールを使えば証明できるかもしれないけど、現状ではそれを撮影することができない。だから、視えないという人に対して完全に証明することができないし、逆もまた然りではある。
幽霊が視えないから信じないっていうのは、それはそれで意見として筋が通ってる。だけど、視える人にとったら幽霊は存在するわけだから、それも筋が通るわけじゃない?科学なのか物理なのかわからないけど、進歩しない限り、この議論は平行線のままで不要な争いを生むかもしれないね。
視える人のレベルによって視え方は異なる
霊能師によって言ってることが違うときってあるでしょ?例えば、とある心霊スポットで「武士の幽霊がいる」って言ったとする。だけど、別の霊能師は「現代の霊がいます」って言う。こういう矛盾って、幽霊を視る人側のスキルによってかなり揺れ動いたりするの?
私の友人にも霊が視える子がいるんだけどね。私が「駅の向こうにいる男性の幽霊視える?」って聞いたとき、その友人は「男性の幽霊じゃなくて、大きなキノコの形をしたエネルギーの塊っぽいものが視える」って言ったの。
その子、私よりも霊力が低いのは自分でわかっているんだけど、「調子がいいときなら人間の形に視えるのかもしれない」って言ってた。つまり、霊感があったとしても、状況やレベルによって視えるものが全然違ったりするよ。
霊感があってもレベルによって視えるものが違ってくる
カメラの解像度とか、ビット数に近いのかな。
そうだね、近いかもしれない。解像度が低かったりすると、邪念とか、自分の余計な補足がついてしまう。例えば、赤と黒のドットがみえる=トランプを想像する人もいるけど、より解像度が高ければ実は別のものだったってわかる。
幽霊がぼやっと立ってたら、周辺で自殺した人の霊だって言う人もいるだろうけど、しっかり視える人は「いや、普通に鎧を着てる武士だ」って判断できる。その違いだね。
自殺の名所だったら、そういったストーリーに引っ張られちゃって「ぼやっとしてるのは自殺した人なんだな」って、想像したものを話してしまうこともある。でも、姉ちゃんみたいに視える人からすれば「日本にいるけど実は海外の霊」ってはっきり言えるわけだ。
幽霊が視えると言っても、解像度の違いでストーリーを作ってしまったりする。そうなると色々にブレが生じてしまうってことだね。
そう。まさしくその通り。
姉ちゃんは、幽霊が視えて得したことはあった?
うーん、どうかな。私にとっては生まれたときから視えているものだからな。特別だと感じたことはない。でも、危険を事前に知らせてくれるときもあるんだよね。そういうときは道を変えたりすることはあったかな。
どちらかというとマイナスというか、普通の人とは違うものが視えてしまうというノイズのほうが多い人生だと思うよ。
精神的な負荷もたくさんあるだろうしね。
うん、そうだね。
姉ちゃんの中で、幽霊と認識するのはどういったこと?良くないエネルギーが人間の形になりかかってるような状態を幽霊として認識してるの?
普通の人が視えないであろうものは、だいたい幽霊として認識してる。
人間の形をしているのに、幽霊だったってこともあった?
うん。特に小さいときは区別がつかなかった。どこからどこまでが普通の人に視えてるのかもわからなかったし。人間なのか霊体なのかの境目もわからなかった。だから「◯◯さんと遊んだよ」って親に報告したら「そんな人いない」って言われたことがけっこうあった。
そういうことを積み重ねていくうちに私は普通とはちょっと違うんだって気づいて、普通の人との視え方の違いをトレーニングした。
そうなんだ。
トレーニングって言ってもどこかへ修行に行くとかじゃなくて、街中を歩いてるときに「あそこに立ってる人視える?」って親に聞く。親は当然「視えないよ」っていうから、「あのタイプは視えないんだな」って。そうやって色々経験を積んで、なんとなくわかるようになった感じ。
幽霊は何か伝えたいことがあって存在している
幽霊って、何か伝えたいことがあるから存在しているの?
たぶんね。伝えたいことがあって残っているんだけど、その伝えたいことを忘れてしまった幽霊もたくさんいるんだよね。残った理由は何かしらあったんだろうけど。とは言え、もう伝えることもできないし、なんでここにいるのかもわからないようなのも意外と多いよ。
僕は驚くのが苦手だから幽霊は無条件に怖いと思っちゃうけど、その人が伝えたいこととか悲しい話、嬉しい話、何かしら伝えたいことがあるんだ。
街中の幽霊ひとつひとつに理由を聞いて、除霊をしてあげたい気持ちはあるけど、それは無理だから流してしまってる。
世の中の悩んでる人全員の相談を聞くみたいなもんだよね。
そうそう。話を聞いてあげたとしても、なぜここにいるのかもわからない幽霊に対しては、何をしてもダメなときはダメなんだよね。
変に話しかけても、話が通じない幽霊もいるだろうしね。
逆恨みみたいなことがあってもイヤだし。触らぬ神に祟りなしじゃないけど、避けることはあるかな、申し訳ないけど。
なんでここにいるのかわからない幽霊も多い
逆に、紳士的にあいさつしてくれるような幽霊もいたりする?
いるよ。
それって、幽霊を楽しんでいる感じ?
楽しんでいるわけではない。未だに人間の記憶をしっかり持っていて、元気よく挨拶をし続けているだけとか。普通に会社に出勤してる幽霊もいたりするよ。
それって、自分が幽霊ってことを認識してるの?
認識してる幽霊とそうではない幽霊がいる。
認識してない状態で出勤するのはまだわかるんだけど、幽霊と認識してて出勤するってどういう心理?
たぶん人間が好きなんじゃないかな。その場所にいたいっていう思いがあるのかもしれないし。もしかしたら、すごく孤独を感じて亡くなった人で、居場所をみつけたのかもしれないじゃない?生前の同僚たちを見守りたいタイプもいるしね。いろんなケースがある。
幽霊が出勤したとしてもみんなとおしゃべりできないけど、それは別に問題ないの?
そこは問題ない。フリーデスクに座ってみんなをニコニコみてる。
みんなと一緒に仕事してるわけではないんだ。
仕事をしてるんじゃなくて、みんなをみてる。窓際族とあまり変わらない。
昔、「仕事をしててパッと顔をあげたら、亡くなった〇〇さんが視えた」って話をされたことがあった。だから、「実際にそこにいてニコニコしてますよ」って言ったら「やっぱいたんだ!」って。フリーデスクに〇〇さんが好きなお菓子が集められるようになったってことがあった。
そうやって、みんなが働いているのを見ていたい幽霊もいるんだよね。ただ、同僚たちが全員退職してもまだいるとなると、地縛霊になっちゃうのかもしれない。ある程度のところで、亡くなった霊体が理解して区切りをつけて、次のステップに進んでくれればいいんだけど、ちょっと難しいところかな。
悲しい話でもあるよね。その幽霊にとってはずっと続くけど、人はいなくなるかもしれないし、それこそ転職することだってあるもんね。
そうなんだよね。いい話にもなるし恐怖体験にもなる。どう区切って、どう判断するのがいいかがボーダーラインだね。
落ち武者も、落ち武者を知ってる家族がいたら会いに来てくれたってなるけど、それが何十年、何百年と過ぎたら、ただの落ち武者の幽霊でしかない。悪霊扱いになってしまう。幽霊ってそういうところがあるから切ないよね。
環境が変わったことで、美談がいつの間にか怖い話になってしまうこともある。そういうことってずっと存在し続けるものの運命なのかもしれない。
100年後にロボットやAIが発達して人が働かなくなって、会社という仕組みがなくなったとするじゃない?そうなったとき、もしかしたらサラリーマンの服を着た幽霊が、落ち武者のようにさまよっているかもしれないね。
そうだね。
「幽霊について」の総まとめ
それでは幽霊について最後にまとめます!
- 幽霊は存在しているが今の科学では視えない人に証明するのは難しい
- 幽霊の視え方はレベルによって違ってくる
- 何か伝えたいことがあって存在しているが理由がわからなくなっている幽霊もいる
では、今回の記事は以上にいたします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
私達、姉弟は「実際に視えている」不思議な世界のお話をこのサイトで様々な角度から、できる限り科学的にアプローチして解説を行っていきます。
「不思議な世界」ということだけで終わらせずに、その世界についてさらに深掘りして興味が湧いていくような記事作りを心がけていきますので、これからもどうぞよろしくお願いします!
それでは、本日はここまでになります。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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みなさまこんにちは。今回、霊能師として世界中で活躍している姉に、僕【弟】が「幽霊」というトピックスについてインタビューを行い、その内容を記事にまとめてみました。