

はじめまして。霊能師と呼ばれる【姉 】です。幼い頃からこれまで多くの方を霊視してきました。弟との会話の中で実例を交えながら解消方法についてお伝えできればと思います。私の経験がみなさまのお力になれれば嬉しいです。
それでは姉とのインタビューをまとめていきます。
まず、今回の記事の要約です。
霊との対話について…
- 姉は幼少期から霊と対話していた
- 霊の感情や情報を整理して依頼主に伝えることは難しい
- 危険な霊とは距離を取り価値観を入れずに伝える
この3つを軸にしながら、それぞれの詳細に関してテンポ良く解説していきます。
それでは、まいります!
霊の感情や情報を整理して伝えるのは難しい
霊との対話は普通の会話の延長線上にある
今回は霊との対話について。姉ちゃんが、霊や霊的な存在とどうやってコミュニケーションを取っているのか改めて教えてほしい。
だけどその前に、姉ちゃんは「霊と対話できた」って感じたことはあった?
小さい頃は、霊を「霊」とは認識できてなかったんだよね。生きてる人と普通に話してる感覚だったから、霊と対話してるとは全く思ってなかった。家族に「この人どこにいる?」って聞いたら「そんな人いなかった」って言われて、初めて霊だったんだって気づく感じだったの。
でも、小学5年生のときに大きなモールで社会学習をやっててね。おじいさんにインタビューしたの。私は普通に話しかけてたんだけど、グループの子たちから「そこじゃなくて、ほかの人に聞こうよ」って声かけられて。私はちゃんと話してるつもりなのに、みんなにはそのおじいさんが視えてなかったんだよね。
そのときに初めて「視える人と視えない人の違い」をはっきり感じた。「こういうことは外でやってはいけない」「自分で見極めながら振る舞わないといけない」って思った瞬間だったよ。
じゃあ幼少期は、幽霊とリアルな人の区別がなかったんだ。インタビューしたってことは、声に出して喋ってたの?
うん。しっかり声に出してた。グループの子たちは20mくらい離れたところにいたんだけど、私だけおじいさんが座ってると思って話しかけてたんだよね。
周りの人からすれば「この子、誰と喋ってるの?」ってなっちゃったんだ。
そうそう。

幼い頃は霊を霊だと認識できていなかった
霊との対話について調べると、チャネリングで霊的存在とチャンネルを合わせて、一方的にメッセージを受け取ることを「対話」と呼ぶこともあれば、指導霊からのメッセージをカードを通して受け取ったり、ウィジャ盤を使ったりするケースもある。カードリーディングに近い形の対話もあるんだね。
うん。
書記で霊の声を書き取る方法も「対話」「コミュニケーション」と呼ばれていることが多くて、声を出す会話としてのコミュニケーションは、あまり一般的ではなかった。
となると、姉ちゃんの場合はどういう感じの対話なの?「こんにちは、初めまして」みたいな形で始まるの?
さっき話したのは私の原風景で、普通に声を出して話していた時代の話ね。でも、今はそこから進化してるよ。声を発さなくても霊体の近くに行けば気持ちが溢れてきて、私の中に流れ込んでくる。
それに対して、私も自分の考えを相手に声を出さずに伝える。全く声を発さずに近づいて、会話を受け取って返すやり方ができるようになった。
これをし始めたのは10代前半くらいから。だから私は、会話が成り立つために何かを媒介する必要はないの。お稲荷さんやコックリさんのように、媒体を通して霊のメッセージを受け取る必要も、カードや自動書記も使わなくなった。
ただ、人によっては媒体を使ったほうが人間界の言語に合わせた回答を得やすい場合もある。そういう人たちはカードを使ったりしてるよ。
姉ちゃんはチャネリングというより、普通の友達みたいな感じで話すんだ?
うん。瞬発力が早いから「チャネリング」とは違う。
場合によっては、普通の会話以上に一気に情報が入ってきたりするの?
そう。それが一番大変。膨大な情報や感情を整理して、依頼主にわかるように翻訳しないといけない。その作業が本当に難しい。カードやボードを使えば翻訳って助けてもらえるから、羨ましいなって思うときもあるよ。
聖徳太子みたいに、一気に複数のことが入ってくるイメージ?
そうそう。情報過多になるから、「あなたが今そこにいる理由」「何を伝えたいのか」を分類して、「こういうことかな」って整理する作業がすごく大変。
頭の中がずっと脳トレしてるみたいだね。
そうなんだよ。霊体は感情をそのまま流し込んでくるから、こっちが理解できないことも多いんだよ。自分が苦しんだ当時の記憶、脈絡のない出来事、怒りや悲しみ、辛さを一気に伝えてくるから。
その中から何をピックアップすればいいのか考えなきゃいけないし、依頼主がそばにいたら「どこまで伝えるべきか」「この人の依頼に沿うにはどうすればいいか」まで判断する必要がある。本当なら1ヶ月くらい時間をかけたいけど、それを一瞬でやらなきゃならない。それが一番しんどい。

霊からの情報を整理して伝えるのは簡単ではない
例えていうなら、事件で殺されてしまった人のドキュメンタリーが一瞬で頭に入ってくる感じ?
そうそう、まさにそんな感じ。
それから自分の感情とのせめぎ合いが始まると、共感した瞬間に心を持っていかれてしまう。場合によっては同情が入って、一種の憑依的な状況にもなりかねない。
だから「ああ、そうなんですね」って相槌を打ちつつ、必ず距離を置いて自分の心を守りながら聞かないとダメ。自分の過去や境遇と似た話に触れて「入ってこられそうだな」と思ったこともあった。だから、常にガードしながらやるのが難しいところだね。
危険な霊には距離を取りつつ対応する
姉ちゃんは、ほとんどの霊体と対話できる?得意、不得意、場合によっては無理なこともある?
あるよ。人間と同じで、話しかけても全く乗ってこない霊体もいるし、不快感をあらわにする霊体もいる。逆に、陽気にすごく喋る霊体もいれば、敵意をむき出しにしてくるタイプもいる。
イメージとしては、渋谷の人混みの中で「お話を聞かせてもらえますか?」ってインタビューするような感じ。逃げる人もいれば「え?なに?」って反応する人、「いいですよ」って快諾する人もいる。霊体もまったく同じ。

霊の中には対話が苦手なタイプも得意なタイプもいる
じゃあ「悪霊」「低級霊」「怨霊」みたいな危険な霊と関わったことは?
あるよ。一方的に負のエネルギーを入れられて、辛さや悲しみを流し込まれたことがある。共感しすぎて心が持たないと思ったことも何度もあるし。食べ物に当たったみたいな感覚になるよね。
そういうときの対処は?
霊体が持ってる「におい」が徐々にわかるようになったから、最初から話しかけない。間違って話しかけてしまって負のものを与えられたときは、とにかく心を守りつつ距離を取る。
昔は興味本位で話しかけたりもしてた?
うん、昔はね。でも最近は全然ないよ。一方的にやることはしない。
依頼されたときだけ?
そうだね。
じゃあ、対話はどうやって終えるの?
人との会話と同じだよ。少しずつ会話がフェードアウトして終わるタイプが多いかな。「これだけ聞きたいんですけど?」と伝えると「それはこういうことだ」と答えてくれて、「ありがとうございました」っていう感じ。
中には、止まらず一方的に喋り続ける霊体もいるけど、そういうときは「もういいです」って区切っちゃう。意識を現実に戻す。そうすると、目の前にいた霊体がスッと消えることもある。
そのあと憑いてきたりしないの?
何度かあったけど、そこまで長くはないかな。「視えるってわかって憑いてきたのかな」と思うこともあるけど、しつこく憑いてきたのは今までで2体くらい。それ以外は特にないかな。
解釈は価値観を入れず透明性を持って伝える
霊と対話の中で解釈を間違える可能性もあると思うけど、そういう場合はどう処理してる?
すごく難しい課題だよね。どうしても自分の価値観が入っちゃうこともあるから。だから依頼主がいるときは「こういうニュアンスですが、そのままお伝えします」「私には意味がわからないけれど、そのまま言いますね」って必ず言うようにしてる。
通訳が誤訳したら、受け取る側は違って伝わることもあるよね。
うん。誰もわからない言語の映画を唯一翻訳できる人が訳したら、その人の解釈次第で全く違う映画になるようなもの。霊能師が間に入ると、全然違う世界を作ってしまう可能性も否定できない。だから、できるだけ自分の価値観を入れず、透明性を持って伝える責任があると思ってる。

自分の価値観を入れずに伝える責任があると思ってる
今回いろいろ聞いたけど、霊と「こんにちは」「私は明治の〜」みたいな会話ではないってことだ。
そう、全然違う。
思ってた以上に難しくて、いろんな能力が試されるんだね。対話やコミュニケーションについては、またいろいろ聞いてみたいな。
「霊との対話」の総まとめ
それでは霊との対話について最後にまとめます!
- 姉は幼少期から自然に霊と対話していた
- 霊との対話は距離を保ちつつ依頼主にわかりやすく伝えることが重要
- 自分の価値観を入れず透明性を持った解釈をする必要がある
では、今回の記事は以上にいたします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
私達、姉弟は「実際に視えている」不思議な世界のお話をこのサイトで様々な角度から、できる限り科学的にアプローチして解説を行っていきます。
「不思議な世界」ということだけで終わらせずに、その世界についてさらに深掘りして興味が湧いていくような記事作りを心がけていきますので、これからもどうぞよろしくお願いします!
それでは、本日はここまでになります。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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みなさまこんにちは。今回、霊能師として世界中で活躍している姉に、僕【弟】が「霊との対話」というトピックスについてインタビューを行い、その内容を記事にまとめてみました。