

はじめまして。霊能師と呼ばれる【姉 】です。幼い頃からこれまで多くの方を霊視してきました。弟との会話の中で実例を交えながら解消方法についてお伝えできればと思います。私の経験がみなさまのお力になれれば嬉しいです。
それでは姉とのインタビューをまとめていきます。
まず、今回の記事の要約です。
自分と他人の境界線について…
- 境界線を引くことは自分と相手を守るために必要
- 境界線の引くには技術を要する
- 状況に応じて境界線を明確にすることが大切
この3つを軸にしながら、それぞれの詳細に関してテンポ良く解説していきます。
それでは、まいります!
境界線を引くことは自分と相手を守ることにつながる
境界線を引くことでいい関係が保てる
よく「人との距離感」って言うけど、実際に距離感や境界線って目に見えるものではないじゃない?だから、自分の中ではあまり意識してこなかったんだけど、相手との距離や境界線を意識しておかないと、振り回されたり、相手が自分の内側に入りすぎてメンタルが崩れることもある気がするんだよね。
だから、姉ちゃんが「他人との境界線」をどう意識しているのか聞きたい。
私はわりと境界線を引きがちかも。境界線を引くことで、お互いにいい距離感、いい関係が保てるんだよね。「これ以上は」という線を作るように意識してるところはあるかな。10年以上、いや20年近くの友達にも同じことをしてるよ。
初めて会った人や2〜3回ご飯に行ったくらいの人で「この人、境界線がわかってないな」ってタイプの人もいるしね。ガンガン聞いてくる人には、こちらの境界線を伝えるコミュニケーションをとるようにしてる。
例えば「お仕事何されてるんですか?」って聞かれたら、「いろいろやってます」くらいで終わらせる。それでも食い下がる人には、「今は言わないでおこうかな。またいつか話すかも」ってやんわり伝えたりね。
しつこい人にも2〜3回同じことを言えば、大体やめてくれるし。それでもわからない人は、「この人とはこれ以上深く関われない」って判断するようにしてる。仮に話を進めても、人間関係やビジネス関係を築くのは難しいからね。今は知り合ったばかりで、仕事のことを根掘り葉掘り聞かれるのは苦手だし話したくないし。
もちろん境界線には段階があって、レベルに応じて調整してるけどね。

いい関係を保つためにも境界線は必要
僕は断るのが苦手だし、これはけっこうハードルが高いな。でも、境界線を引かないと、相手がどんどん入ってきてしまう。スピリチュアル的に言うと、相手が自分の中に入ってくる感じだよね。
姉ちゃんはさ、境界線をひかないで相手のエネルギーや気が自分に流れ込んじゃって、侵略された経験はある?
うん、あるある。
それってどんな感じ?何か仕組みがあるの?
霊的に視えてるときに分析してるわけじゃないけど…カフェで初対面の人がいて、一方が強制的に話さなきゃいけない状況に追い込まれることはある。そのとき、話してるほうに霊体みたいなのが視えたんだよ。ときには相手を絞めてるようなときもあるし。悪霊系が新しいエネルギーを取り込もうとしてる。
中には霊体関係なくエネルギーのぶつかり合いで、弱いエネルギーが強いエネルギーに取り込まれるような様子に視えることもあるよ、パターンによって違うけど。
つまり境界線を引く行為は自分を守るためだけでなく、相手を尊重するうえでも大切ってこと?
そう、絶対に大切。境界線を引かないと、相手に失礼なことをしてしまったり、自分も消耗してしまう。それだけじゃなくて、もっとたくさんのものを持ってかれることもあるしね。
冷たいと感じる人もいるかもしれないけど、これは必須だよ。関係性を保つための「ルール」と言っていいくらい。人と関わるうえで最低限のルールは境界線を引くことだと思う。
境界線は演技や言い方で柔軟に引ける
「境界線を引く技術」や「コツ」についてなんだけど、今の話を理解しても、それでもやっぱり引くのが難しい人もいると思うんだね。
例えば、初めての美容院で「お仕事は何をされてるんですか?」って聞かれたときに「うまく断れなくて変に嘘をついちゃった」って人もいる気がするんだよ。姉ちゃんはそういうときどうしてるの?
変に嘘をつくくらいなら、徹底的に演技しちゃうのも手だよ。相手にこれ以上聞かせない態度を取るか、「何でも聞いていいですよ、私は今女優!」と思って演じるかは、その人次第。
「何も言わないでガードする人」と「いろいろ聞いていいけど、本当の自分は別に隠す人」がいる。いわば「隠れ身の術」みたいな感じ。自分の気持ち次第で、境界線の引き方は変えられる。
つまり、自分が外部に設定するキャラクターを作って、その役になりきるわけだ。あとは?
「自分に入ってくるな」って構える。さっきの美容院の例で言うと、「いろいろです。ストレスの多い仕事なので、職名を言うだけで吐きそうです」とか、うまくかわす。こういうバリエーションを持っておくといいかもしれない。
大げさだけど、友達とロールプレイングをして、境界線を引く練習するのもいいかもしれないね。仕事や結婚、子供のこと、いろんな話題で「こう聞かれたときの返し方」をパターンとして持っておくとかさ。これは技術としてすごく有効かもしれない。
うん、急に聞かれたときの「言い方のバリエーション」を練習しておくのはすごくいい。応用もきくしね。

境界線の引き方を練習するのもおすすめ
あとは笑いに変えるのもありだよね。さっきみたいに「仕事聞かれたら吐きそうなんですよ〜(笑)」みたいに、相手の気持ちを傷つけない、触れさせないようにする。
それ、上等なテクニックだよ。うまく言えれば「嘘ついちゃったな」とか「悪いことしたな」って気持ちもなくなるし、自分も楽になる。「なるほど、そうなんですね」って空気を作るのは難しいけど、楽になる方法でもあるよね。
「親しき仲にも礼儀あり」で、家族や仲のいい友達との間に境界線を引くことは大事だね。
例えば、自分が肉体的、精神的に疲れてるときに、相手がぐいぐい話しかけてくる。余裕がないのに答えちゃうと、最終的にイライラしちゃって相手にぶつけてしまう。そういうときにも防衛線や境界線は重要だね。
「今日はすごく疲れていて話す余裕がない。明日には回復すると思うから、また明日話そう」って、相手を守る意味でも自分を守る意味でも境界線を引く。
そう、重要。1番やっちゃいけないのは本音が爆発すること。「うるさいよ」とか、無言でドアをバン!って閉めるとかね。「イライラしてるぞ」アピールは絶対ダメ。
でも「ちょっと疲れててキャパオーバーだから一人でこもりたいんだ。ごめんね」って言うのは大事な防衛手段だよ。
何かを言われたらすぐ返さなきゃって思う人ほど、自分がキャパオーバーでも無理しちゃって、結果的にお互い不快感が残る。だから、ちゃんと線を引いて「今は無理です」って言うことが大切だね。
そう。無理して行動しても、判断できないからいい結果にはつながらない。それが第2弾の火種につながって新しい火を生む。だから「今日は無理」とちゃんと伝えて、そこで完結したほうがいい。
上司・家族・友人との境界線の引き方
「境界線の引き方」で困るのって、上司、家族、友人の3つが多いみたい。それぞれ、姉ちゃんがどう捉えているのか聞いていくね。
まず上司。上司からの理不尽なお願いに対して「ここまでです」と線を引くのは重要だけど、やり方がわからないらしい。姉ちゃんの場合はどう捉えてる?
私の上司はワーカホリックで、会社に泊まって翌朝4時から働くような人だったの。その上司は自分のペースで私に仕事を振ってくる。私の上に先輩がいてクッションになってくれてたけど、その先輩もキャパオーバーしちゃってて、結局、上司から直に仕事が来ることもあった。
でも私は、「すいません、これとこれがあって、これ以上やるとキャパオーバーになります。判断は何時までにさせてください」みたいに時間で区切って伝えてた。
別の上司には「今日はちょっと限界です」って言ったり、本当にこれ以上引き受けるとクオリティが落ちることもしっかり伝えてた。
それでも頼まれたときは、「今ふられたこの案件は、優先順位で言うと何番目ですか?」って確認する。そうすると大体「3番目くらい」とか言われて1番、2番ではない。「じゃあ4と5の担当者に確認して明後日以降に回していいですか?」って調整してた。
そして、このやり取りは周りに聞こえるように話すの。どれだけの仕事を抱えて、どういう順番で処理してるのかを可視化することで、自分の気持ちにも余裕ができるの。仮に周囲から「遅い」と思われたとしても、自分のペースを守るのが大事。
僕自身、組織や上司側に立つことが多いんだけど、そういう人の頭の中は「やりたいこと」が次々浮かんで、相手のキャパを考えずにお願いしちゃってるのかも。だから姉ちゃんみたいに整理して伝えてくれると「そうなんだ」って受け入れられる。明日でも来週でも、仕事が遅いとは思わない。状況が理解できるからありがたいね。
ただ「知らないからやっとけよ」みたいな上司はダメだね。辞めることを検討したほうがいいレベル。
そうそう。上司側の頭の中って、なかなか聞けないんだよね。「どう会社を立ち上げたか」とかは聞けても、「指示出すとき何考えてるか」はほとんど聞けない。だから、今の話はすごく重要。
バンバン指示が来たときは、今抱えてる仕事をメールや表にまとめて可視化する。周りからみれば単なるタスク管理だけど、実際には「私がどれだけ仕事抱えているか」というメッセージにもなるの。
そうすれば「こんなに仕事を抱えてるんだ」って理解してもらえるから、余計な指示も減る。
特に、日本企業というか日本人は断れない人が多い。「大変だ」って言葉で言えない人もいる。隣の席の先輩が残業してて何も言わないけど、目つきや空気感で大変なのってだいたいわかるじゃない?そんな中で追加のお願いをすれば、睨まれることもある。
だからちゃんと「今これだけ抱えてて、これ以上は無理」って言葉で伝えるの。タスクを可視化する勇気とスキルが必要だよ。

上司にはタスクを可視化してはっきり伝える勇気が必要
次に家族。これも多くて、過干渉で悩んでる。「家族間でうまく境界線を引きたいけど引けないんだって。
最近よく聞くよね。家族って一緒にいる時間が長すぎて、自分がどの程度干渉してるのかわからなくなっちゃうんだろうな。
もう大人なのに、親がご飯作ったり、洗濯したり。今まで通りなんでもやってしまう。それが当たり前だし親も無意識なんだよね。ノックもせず「何やってるの?」って部屋に入ってきたりさ。勝手に物を捨ててしまって子どもが突然キレることもある。こういう家庭、意外と少なくないんだよね。
親の干渉が嫌なら、まず「家を出る」のが1番。親は、家の中にいる限り子どもはいつまでたっても子どもなの。どんなに成長して30代、40代になったとしても。その領域内にいる限り、状況はかわらないから嫌なら出るしかない。
1人暮らししているのに干渉される場合は、合鍵や住所を渡していたり、親に干渉の余地を与えていることが多いんだよね。だから、合鍵を返してもらう、住所を教えないなど対策をとる必要がある。そのうえで「元気だよ」「最近こんなことがあったよ」と定期的に連絡を入れるといいよ。
「LINEや電話がしょっちゅう来る」「今何してる?」「どこにいる?」としつこく聞く親には、「私はこういう状態でつらい」「今は連絡が負担」と言ってもあまり効果がない?
親は子どもを小さいころのままの状態で見てるから難しいよね。昭和世代や平成初期生まれは特にそうなんだけど、いい大人になってても面倒を見なきゃいけない存在なの。言葉で説明しても通じにくい親は特殊だと思っていいかもしれない。
ということは、毒親や行き過ぎた干渉がある場合は、縁を切ることも視野に入れるべき?
うん、あまりにひどければ縁を切るのも選択肢。ただ干渉にも種類があって「ご飯食べてる?」みたいなのは理解できるけど、「デートに親がついてくる」「会社に電話をかける」というのはもう監視の域。こうなったら縁を切るか、引っ越して連絡先を教えないとか、なにかしら対応が必要。
「自分がどこまで許せるか」「何が一線を越えているか」を見極めて、信頼できる人に相談して最終判断することが大切なんじゃないかな。

客観的な視点から家族との境界線を判断してもらう
次に友人について。無理なお願いを頻繁にされる、お金を貸してほしいと言われる場合、どこまで境界線を引くべき?
私はそもそも「友人にお金を貸す」という発想がない。貸すと対等な関係ではなくなって、ほどこしになってしまう。お金を貸す時点でその人はもう友人ではない。
僕は、困っているなら貸すんじゃなくて「あげる」。返ってこなくていいと思って渡す。それでも関係を続けたい場合だけど。
それでも「この人なら貸してくれる」って下に見られている感じがしない?だから私は友人じゃなくなる。だからあげもしない。「今までありがとう」って思うだけ。価値観の違いが出るところだね。
今回、境界線の話をしてて、丁寧に断ることは相手を思いやることでもあり、自分を守ることでもあると改めて思った。僕は断るのが苦手で、境界線を引く発想もなかった。でも、相手のために境界線を引くとすれば、気持ちが楽になるかもしれない。
お互い大切だから距離を置く。平和のために境界線を引く。それを自分の中にしっかり持つべきだね。
うん。距離を置くことでお互い心地よく過ごせるし、境界線を持つことは長くいい関係を続けるために必要なことだよ。
「自分と他人の境界線」の総まとめ
それでは自分と他人の境界線について最後にまとめます!
- 境界線は自分と相手を守るために必要不可欠
- 言葉や態度で境界線を明確にする
- 適切な距離を見極めて自分のペースと価値観を守ることが大切
では、今回の記事は以上にいたします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
私達、姉弟は「実際に視えている」不思議な世界のお話をこのサイトで様々な角度から、できる限り科学的にアプローチして解説を行っていきます。
「不思議な世界」ということだけで終わらせずに、その世界についてさらに深掘りして興味が湧いていくような記事作りを心がけていきますので、これからもどうぞよろしくお願いします!
それでは、本日はここまでになります。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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みなさまこんにちは。今回、霊能師として世界中で活躍している姉に、僕【弟】が「自分と他人の境界線」というトピックスについてインタビューを行い、その内容を記事にまとめてみました。