霊能者と呼ばれる【 姉 】です
幼い頃からこれまで多くの方を霊視してきました。私の経験が、皆様のお力になれれば嬉しいです
あなたは妖怪「ぬりかべ」と聞くと、どんなイメージをしますか?
多くの人は次の画像や動画のような、アニメ「ゲゲゲの鬼太郎」にでてくる、かわいいキャラクターを思い浮かべるのではないでしょうか?(⬇)
しかしゲゲゲの鬼太郎のキャラクター以外で、ぬりかべのことを知っている人は少ないと思います。
今回は、妖怪「ぬりかべ」とは一体何なのかについて、霊能師として世界で活躍する【姉】に、【弟】である私が話を聞いてきました。
【妖怪?危ない?】霊能師が語る、ぬりかべの本当の正体とは…?
妖怪「ぬりかべ」とは…?
姉ちゃん、今回は妖怪「ぬりかべ」について聞きたいんだ。ゲゲゲの鬼太郎のキャラクターとか、パズルゲームのぬりかべはわかるんだけど……そうじゃない妖怪のぬりかべって、そもそも何なの?
妖怪の「ぬりかべ」は……福岡県に言い伝えられている話の中に出てくるものだよ。
昔、夜道を歩いていると、目の前がいきなり壁で塞がれて、前へ進めなくなる現象があったんだ。壁の横をすり抜けようとしても、左右にどこまでも壁が続いていて……よけて進むことさえできなかったみたい。
- 壁を蹴飛ばす
- 上の方を払う
とかしても、全く意味がなくてどうしうようもなかったんだって。でも、壁の下の方を棒を使って払えば…壁は消えたらしいんだ。
だから、夜道で不思議なカベを作り出す妖怪が「ぬりかべ」だと言われて、恐れられていたんです。
ぬりかべとは、夜道を塞いで前へ進めなくする妖怪
へぇ〜。でもぬりかべって聞くとさ、鬼太郎の影響でどうしても「こんにゃく」みたいなキャラクターをイメージする人も多いと思うんだ(⬇)
それに、これまでURAOTOでは「幽霊」についても話してきたけど…(⬇)
福岡県に言い伝えられているぬりかべはさ……霊的なものだったりするの?
霊的な力を持つ姉が体験した「ぬりかべ現象」
そうとも言えると思うんだよね。おそらく霊的な力を持っている人なら……普通に夜道を歩いていて、急に前へ進めなくなる経験を何度かしていると思うし。
もしかしたら一般の方でも、夢の中で歩いているのに前へ進めなくなる経験をしたことがあるかもしれない。私も小さいときから、歩いても歩いても前進できないってことは……何回かあったよ。
そんなことあるんだね!具体的にはどういう時?
えーっとね……小学校の林間学校のときに、ぬりかべの現象を体験したよ。
しかも、それは私だけじゃなくて、霊的な力を持っていない友達もなったんだよね。
足は確実に動いているのに、全く前へ行けなくて……動ける金縛りみたいな感覚に陥りました。
なんとかその状態が終わって、それを後から先生に言ったんだけど、「なにそれ?」って感じで終わっちゃったんだ。
ぬりかべのような霊的な現象は、実際に起こる
それは、やっぱりぬりかべの仕業だったの?
謎に包まれた、ぬりかべの正体
うーん…。こちらの記事でも「妖怪」について話したけど(⬇)
私はこれまでに妖怪を見たことがあるから、妖怪が近くにいればわかるんだよね。そのときは一種の結界の残りみたいな感覚はあったんだけど……妖怪っていう感じはしなかったんだ。さらに言ってしまえば、
- 動物が仕掛けたもの
- 亡くなった動物の魂がしたこと
っていう種類の感覚もなかったよ。だから、昔その地域に仕掛けられていた結界を、霊感がある人が感じとってしまっただけなんじゃないかな…?
それ以上先に行ってはいけないから、先に進もうとすると同じ場所をぐるぐるしてしまう…ある種の「呪い」のような感じだと思います。
ぬりかべの現象は、妖怪というより結界や呪いに近いものがあるんだね!ぬりかべは福岡県にある言い伝えだけど、それに似た言い伝えって、他の地域ではないのかな?
日本各地に伝わる、ぬりかべに似た言い伝え
ぬりかべと同じような現象が起きて、今でも言い伝えられている地域は、他にも結構あるよ。たとえば、
- 高知県「野襖(のぶすま)」
- 熊本県「壁塗り(かべぬり)」
- 長野県「塗坊(ぬりぼう)」
- 鹿児島県の奄美大島「シマーブー」
- 新潟県「みちふさぎ」
なんかは、ぬりかべと同じように夜道を歩いていると急に壁が現れて、前へ進めなくするって言われているよ。
ただ、ぬりかべに似た妖怪は、はるか昔の言い伝えだと思われがちだけど……最近でも体験した人がいるんだ。山梨県にある青木ヶ原の樹海では、過去にテレビ番組の収録で来ていた製作スタッフたちの前に……壁のようなものが現れたんだって。
青木ヶ原の樹海では自殺する人が多いんです。なので、樹海で自殺をしようとする人がこれ以上先へ進まないように、結界となる壁を作ったとも言われています。
人が苦しみながら亡くなると、その土地の地縛霊になる可能性があるんだ(⬇)
だから、ぬりかべがその場所と人を守ろうとしたのかもしれないね。
ぬりかべは日本各地で言い伝えられているけど、単なる昔話じゃないんだね…!その青木ヶ原の樹海でのぬりかべの現象は、さっき姉ちゃんが言っていたように、結界とか人の念によるものなの?
ぬりかべによる不思議な現象が起きる原因
そうだなぁ…。念や霊的なものがわかる人が、それをガードするために作った結界が解かれずに残ってるんだと、私は思うかな。
そういう結界が日本各地であるから、霊感のある人が壁のようなものとして、不思議な体験をしているんだよ。そして、その体験が言い伝えられることで、アニメのキャラクターとしての「ぬりかべ」になったのかなって。
でも、もとは結界だけど、妖怪として人に認知されるのはいいことだと思うよ。 最近は「妖怪シェアハウス」というドラマが始まったり、「妖怪ウォッチ ぷにぷに」っていうゲームでも、ゲゲゲの鬼太郎のキャラクターが使われていて(⬇)
子どもとか、より多くの人に妖怪の存在が知られるようにもなっているよね。
それにこちらの記事でも話したけど(⬇)
もともと妖怪は、人間に対してなにかしらの警告を与えるために存在するんだよね。だから、妖怪が多くの人に認識されることは大切なんだ。
ただ、結界なのに全てを妖怪だと決めつけるのは、ちょっと危ないです。
なので。いつか実際に霊感のある人達で「ぬりかべ現象」が起きている日本中の地域に行って、事実を検証できたらいいなぁ…と思っているよ。
ぬりかべは、結界や呪いの一種かもしれない…
まとめ
- 「ぬりかべ」とは、夜道を塞いで前へ進めなくする妖怪
- 日本各地で、ぬりかべに似た伝承がある
- ぬりかべの現象によって、人が守られることもある
- 霊能師の姉からすると、ぬりかべは妖怪より結界や呪いに近いもの
- 妖怪は人間に対して、なにかしらの警告を与えるもの
- 妖怪ぬりかべが認知されるのは、大切なこと
- 本当は結界の場合もあるので、全てがぬりかべだと決めつけるのは問題アリ
ぬりかべとは、昔から日本各地で語り継がれる妖怪です。夜道で人の目の前を塞ぎ、その先へ行けないようにします。しかし、霊的な力を持っている人からすると、その本当の正体は……結界や呪いの一種であるようです。
ぬりかべが妖怪として認知されるのは、悪いことではありません。ただ、歩いているのに前へ進めない不可解な現象を、全部ぬりかべの仕業だと決めつけるのはよくないでしょう。なぜぬりかべが現れているのか……その本当の理由を求めないと、場合によっては不幸な道に突き進む事にもなるかもしれません。
もう読んだ?
最後まで読んでいただきありがとうございました ! ぬりかべは妖怪と言うより、結界や呪いに近いものだったんですね!
ぬりかべが目の前に現れたとき、それがなんの意味を持つのかわからない人もいると思います。その場合は、私達悩み相談のプロへ、ぜひご相談ください。 こうしたお悩みに、私を始め、プロの霊能師・占い師達 がお力になれるよう最大限努力させていただきます
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