寝るときに枕の方角が気になったことがある方は多いのではないでしょうか?日本では北枕を避けるべきという考えが根強いです。そのため、枕をなるべく北に向けないように工夫をしている方は多いのではないでしょうか?もちろん、何を信じるかは人によって異なるのですが、実は風水においても枕の向きは非常に重要な要素なのです。
本記事では枕の向きと風水の関係について解説いたします。枕の向きを考える上で知っておいた方が良いポイントについても紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
1.北枕という考え方について
風水における枕の向きについて考える前に、北枕について知っておくことが大切です。自分の祖父や祖母から北枕はやめるべきと教えられた方もいるかもしれません。なぜなら、地方によっては北向きに亡くなった方を寝かせる習慣があるからです。北に枕を置くと、死を連想させるので避けるべきという考えがあります。
ここで重要になるのは、あくまでも考え方の1つという点です。なんとなく北枕を嫌っている方もいるかもしれませんが、そこまで気にしすぎる必要はありません。縁起が悪いとも言われていますが、それも考え方の1つであり、インドでは極楽浄土にいける良い方角とも考えられています。
つまり、北枕が絶対的に悪というわけではないのです。もちろん、北枕が嫌と感じる方がいるのであれば、その通りにしても構いません。風水や宗教のような信仰に近いものは、人によって解釈の仕方や考えが異なって当たり前です。北枕についても同様なので、自分なりの考えを持って枕の位置を決めるようにしてください。
2.風水における枕の位置について
風水においては枕の位置は北か東がおすすめとされています。まず北についてですが、北枕は縁起が悪いとされているので、意外に思った方もいるかもしれません。風水において枕を北にすることは、金運アップにつながると考えられています。そのため、風水を意識するのであれば、枕をあえて北に置くのがおすすめです。
東は仕事運と健康運がアップすると言われています。このように枕の位置によって得られる効果が異なると考えられているのが風水なので、一概にどの方角に置くべきというものはありません。自分が得たい効果から考えて、枕の位置を決めるようにしてください。
3.ベッドの位置も重要
枕の位置は風水において非常に重要なのですが、寝室全体も大きな意味があります。まず風水において根底となる考えの一つに、自分が居心地が良いと感じることが大切というものがあります。実際にリビングの居心地の良さによって、運気にも大きな変化が生まれます。
寝室についても同様です。寝室は心と体を休めて、英気を養う場所です。そのため、落ち着ける空間になっていなくてはいけません。ベッドの位置はもちろんですが、カーテンの色合いやインテリアなどにも工夫をしてください。色味によって風水における意味が異なってくるのですが、そこまで考えるのが難しいという方は自分が落ち着くようにするだけで構いません。
それだけでも運気は上がっていくと考えられています。そしてベッドの位置についてですが、工夫をすることでより気を休められるようにすることが可能です。
まずベッドはドアの直線に位置する場所には置かないようにしてください。ドアは木の通り道です。そこにベッドがあると気が休まることがなくなってしまうので、できるだけ避けるのが望ましいです。直線上は避けて配置するようにしてください。
そしてベッドの下には何も置かないようにしましょう。ベッドの下は気が溜まりやすい場所です。ほこりも溜まりやすいので、何かを置くと衛生的にも好ましくありません。逆に置かないようにすることで、ほこりが溜まりづらくなりますし、気の流れもよくなります。良い流れを引き寄せることにつながるのでおすすめです。
最後に鏡です。寝室には鏡を置いている方も多いでしょう。寝ているときに鏡に全身が映ってしまうと、良い気が吸われてしまうと考えられています。寝室に鏡を置く場合は、ベッドの横に置くなど全身が映らないような工夫をしてください。
これらを意識することでより寝室がリラックスできる空間になります。運気を引き寄せることしやすくなるので、寝室の風水に悩んでいる方は枕の位置を含めてぜひ参考にしてみてください。
まとめ
いかがだったでしょうか?最後に風水上の枕の位置についてまとめます。
- 北枕は縁起が悪いというのはあくまでも考え方の1つであり、絶対的なものではない。北枕の方がおすすめという考え方もある
- 枕の位置によって得られる効果は違うので、一概にどの場所が良いということはない
- 寝室をリラックスできる空間にすることで、気の流れがよくなって運気の向上に繋げられる
枕の向きと風水は密接に関係しています。ぜひ、枕の位置は風水を参考に決めてみてください。
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