はじめまして。霊能師と呼ばれる【姉 】です。幼い頃からこれまで多くの方を霊視してきました。弟との会話の中で実例を交えながらお伝えできればと思います。私の経験が、みなさまのお力になれれば嬉しいです。
それでは姉とのインタビューをまとめていきます。
まず、今回の記事の要約です。
指導霊について…
- 幸福や成功を導いてくれる存在が指導霊
- 指導霊は色々なものが混ざってよくわからなくなっている
- 指導霊が憑けばすべてがうまくいくわけではない
この3つを軸にしながら、それぞれの詳細に関してテンポ良く解説していきます。
それでは、まいります！
指導霊という言葉が1人歩きしてしまっている
スピリットガイドを和訳したのが指導霊
僕は「指導霊」という言葉を初めて知ったこともあって、ざっくり調べてみた。指導霊はガイドとも呼ばれていて、仕事や夢をサポートしてくれる幽霊の存在のことなんだね。
「指導霊に愛されることがあなたにとって大切」
「七福神、天狗、狐様、龍神様などが指導霊として憑いてくれる」
「指導霊はお金や成功に導いてくださる」
つまり、幸運や幸福、お金などをもたらす霊の存在が指導霊として伝えられることがスピリチュアル界隈では多かった。中には、自分に当てはまる項目をチェックすることで、あなたに憑いてる指導霊がわかります的な記事もあって、霊をエンタメにしているなと感じたんだよね。
妖怪や神様とか色々なものが一緒くたに「霊」になって、それがさらにあなたを導く指導霊になってるとか言われてて、もうよくわからない。
なるほどね。何でもありの状態になってきてるのかな。指導霊ってもともとイギリスの「スピリットガイド」の言葉をそのまま和訳したんじゃないかと私は思ってる。
特に、イギリスには守護霊団と呼ばれる守護霊のグループのうち、生きている人たちの才能を司る霊体の存在がある。「芸術や技術研究、スポーツなどの特定の分野において、能力をサポートする力を担うものが守護霊の団体の中にありますよ」ってことなんだけど。
複数の霊が指導にあたったり、人生の重要な場面に応じて交代してくれるって書いてある本が、スピリットガイド系で以前出版されたんだよね。
100年前とか？
いや、20年とか30年前かな。日本のスピリチュアル業界や守護霊団に食い込んできたんだよ。ただ、和訳が難しい部分もあったり、もともと日本でもそういう発想はあったから「あえて海外からスピリットガイドの話を持って来なくても」って浮上することはかなった。
だけど、最近になってきちんと和訳されてスピリットガイドが指導霊として出てきたのかなって思ってる。
姉ちゃんとしては、おそらく指導霊は存在するだろうという認識？
そこに来てる人を直接指導するとか、その人たちの才能に合わせて自分が持ってる霊体が急に現れるものではない。
ただ、自分がすごく迷ってるとき導いてくれる存在とか、苦手だったはずのものが目覚めちゃったとき「この子のうしろに憑いている人、変わったな」っていうはあったりするよ。そこを考えると、指導霊は存在するってことになるのかもしれないね。
指導霊の存在はなくもない。だけど、その指導霊が狐や七福神の誰かだったりするのはまた違うってこと？
うん。なぜ七福神が霊体や幽霊として扱われるのかがわからない。弁才天さんに行ってエネルギーをもらったら音楽の才能が一気に開花したって話はあるけど、それに指導霊を混ぜていいんですかって感じ。
指導霊の存在はあるが七福神や狐を混ぜるのは違う
弁才天さんにエネルギーをもらう＝弁才天が自分に憑いたってこと？
そうそう。日本独自の昔からのやり方で、七福神の中でも音楽を司る神様と言われてる弁才天さんのところにお願いに行くのね。何度か通っているうちに気に入られて、弁才天さんのエネルギーが自分につく。その瞬間から一気に音楽のエネルギーが盛り上がり始めたって話があるんだよ。
弁財天さんが幽霊として憑くんじゃなくて、弁才天さんのエネルギーをもらう感じだ。
そう。日本には龍とか狐とかなんだってあるでしょ？ただそれは、スピリットガイドの中には入ってない。そこをひとくくりにして指導霊の中に入れるのはちょっと違う。ごっちゃにして考えてしまうと何でもありな状態になるから、そこはすごく気をつけなきゃいけないよね。
指導霊という言い方と和訳が変だったのかもしれないね。霊体から自分の才能を導く超常的な力を受け取ってる人はいるけど、龍神や七福神は霊体とは違う話ってことだ。
そうだね。そこは、ごっちゃにしないほうがいい。
とは言っても、イギリスって守護霊って言った瞬間、動物が出てきたりするんだよね。ハリーポッターをイメージしてもらうとわかりやすいけど、妖精のエネルギーとか、自然のエネルギーも出てくる。スピリットガイドに入ってる大天使ミカエルが憑いてるとか、そういうのも入ってくるから、そうなってくるともう和洋折衷だよね。
でもイギリスでは、天狗が憑いてることは絶対にない。これはもう見えない妖術大戦争みたいになっちゃうから、まとめての説明はできないな。
人生を導いてくれるものは存在している
成功に導いたり幸福へリードしてくれたりする存在、超常的な能力とか視えない何かというのは存在しているんだよね？
うん、いると思うよ。
それが憑いているというか、まとっているってどういう状態？うしろに何か視えるの？
うん。私が視える世界の話で言うと、アナコンダよりも大きいものが頭のうしろでぐるぐるとぐろ巻いてる状態で視えたりするの。それを龍って判断することもあるし、人間ぐらい大きくて羽の生えたものが憑いてることもある。ただ、これが天狗なのかはわからないけど…。
指導霊のような導いてくれるものは存在している
それって幽霊ではない？
幽霊とは視え方が全然違う。気配も全然違うから幽霊ではない。だからと言って、天狗って言うのも軽率だなと。もしかしたら、昔の人たちが「ここには何かの神様がいる」って拝んでいた石碑のエネルギー体に愛されてしまって、異形のものが憑いたのかもしれないしね。
僕はそういうのに好かれてしまう感覚があって、憑いたりまとったりするタイプな気がするんだけど…。
うん。憑いてるね。
それが守ってくれたり、導いてくれたりってこともあった？
うん。弟は深く憑依されるタイプではないけど、なんだかんだで憑依型ではある。ちょっと入っちゃって極端に考え始めるようなことはあったね。
数日とか、数ヶ月？数年？
数日から数年のものもある。今も入って影響受けてるんだろうなって思うこともあるよ。
生物なのかわからないけど、才能を開花させてくれるなら憑いたほうがいい気がするけど。
そうとは限らないんだよね。才能を開花させてくれたとしても、極端な性格になったりする。何かが憑いてものすごくスポーツができるようになっても、今まで持ってた優しい気持ちがなくなっちゃったりとかね。
あとは、人間っぽくない考え方になってしまう人もいたし。「才能は受け継いだけど、この人らしい部分にまで取り憑いちゃったんだな」っていうことはよくあるよ。
自分でコントロールできないの？
自分では気づかないんだよ。周りに言われても妬みだろうって思ったりしちゃう。最終的に契約を打ち切られたり、仲間がいなくなることもあるね。
そうなったときに気づく人は気づくかもしれないけど、そのまま腐っちゃう人は腐っちゃうし。だからこそ、自分を俯瞰する絶対的な眼がないと大変だろうなって。
何かが取り憑いて自分らしさを失うこともある
コミュニケーションは上手くできないの？
コミュニケーションが取れる人もいると思うよ。特に霊感が強い人はできるはず。それならうまくつきあうことができるかもしれない。だけど、憑く側はそこを求めてはないんだよね。
ただ「こいつにはこれだけの器量があるのに上手く使えてないから、こっちが全力でそこをサポートしてやろう。こいつの才能をマックス出させてやろう」くらいの気まぐれな感じで憑いているのがほとんどだから。
今これを聞いてて思い当たる人もいるだろうな。じゃあさ、霊感がなくてコミュニケーションを取ることに自信がない人に憑いてることを前提として。「ここの部分ありがたいんですけど、仲間ともうまくやりたいんです」って心の中で唱えるのは効果はない？
心の中で唱えるのは効果あるよ。あとは、自分のこれまでの状態と今を比較しながらバランスを取ることも大切だね。憑いているものとコミュニケーションを取ることがすべてと思わず、自分を俯瞰しながら観察する。
「最近、調子に乗ってるな」とか、そういうことがわかるようにならないと。コミュニケーションが全然取れないものが憑いちゃってるときの助けがない。自分の基本的な部分も研ぎ澄ませたほうがいいね。
超常的能力を持つ生物が憑いているからすべてうまくいくとか、特殊なものに委ねるのは違うってことだ。逆に、自分にはこれが欠けてるなってところを客観的に把握したり、コミュニケーションが取れなくても自分の立ち位置や周りとの関係性を見ていくことが大事なんだね。
そういうこと。
「指導霊」の総まとめ
それでは指導霊について最後にまとめます！
- イギリスのスピリットガイドをそのまま和訳したのが指導霊
- 日本の指導霊は色々なものがごちゃ混ぜになっている
- 成功や才能を導いてくれるものは存在しているが全てを委ねるのは危険
では、今回の記事は以上にいたします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
私達、姉弟は「実際に視えている」不思議な世界のお話をこのサイトで様々な角度から、できる限り科学的にアプローチして解説を行っていきます。
「不思議な世界」ということだけで終わらせずに、その世界についてさらに深掘りして興味が湧いていくような記事作りを心がけていきますので、これからもどうぞよろしくお願いします！
それでは、本日はここまでになります。最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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みなさまこんにちは。今回、霊能師として世界中で活躍している姉に、僕【弟】が「指導霊」というトピックスについてインタビューを行い、その内容を記事にまとめてみました。