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トドちゃんの特徴は?
自己を殺す精神を持っている
そもそも百々目鬼(とどめき)とは、全身に無数の目を持つ妖怪です。元は、普通の女性でした。
しかし人の金銭を盗むことが癖となってしまい、その結果として、金の精霊たちが目玉となり彼女の身体を蝕んだ…というのが逸話となっております。
「え!自分はこんな種族なの!?」と感じさせてしまった方、申し訳ございません。ですが、ここで私があなたに言いたいことは、そういう事ではありません。
この百々目鬼が生きた「時代背景」
百々目鬼が文献に登場してきたのは、江戸時代の中期。その頃は現在のような生活システムは無く、人々は不平等であり、飢えに苦しみ、命を落としていく方ばかりでした。
そうした世の中で、百々目鬼も辛く苦しんでいた一人なのです。
「人の金を盗む、手癖が悪い妖怪」などとの表現で、あくまで第三者がおもしろおかしく紹介することが多いですが、それは百々目鬼本人が自分を表現したわけではありません。
金を盗まなければならないほどに、追い詰められた時代背景が、あったということなんです。
百々目鬼には「とどめき」の他にも、「どどめき」「どうめき」「どめき」などの読み方もあります。
その姿は、鳥山石燕の妖怪画集「今昔画図続百鬼」(1779年に刊行)に描かれています。
江戸時代に使われていた銅銭には、5円玉の様に中心に穴が開いていました。この形が「鳥の目」を連想させることから、当時の人たちは銅銭を「鳥目(ちょうもく)」とも呼んでいました。
そのため盗んだ銅銭の精(鳥目の精)が、盗癖のある女性の腕に取りついて鳥の目となって現れ、さらに盗みを重ねるごとにその目が増えていったそうです。
すらりと長い女性の腕には無数の目が生じ、その異形の左腕を、夜道ですれ違う人に見せては怖がらせていたとのこと。しかし驚かせたり怖がらせるだけで、それほど害はありませんでした。
また鳥山石燕の浮世絵には顔立ちが描かれていませんが、後世の絵師には美人に描かれることが多い妖怪です。
また、百々目鬼の全身にある目は、人から常に行いを見られているという『見張る目』として表現されることもあります。
つまり、それは「人からどう見られているのかを、常に気にして生きていかねばならない」という事でもあるのです。
そして、ずばりあなたがそうなのです。
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