今回のご相談
幻のお店
幻のお店
もう10数年前の話です。
当時高校の卒業間近だった長男の体験です。
高校3年生ともなると、2月の後半から卒業式まではあまり学校に行く日はなくなります。ですが、芸術系の高校に通う長男はまだまだ制作したいものがあり学校何度も行っていました。
通っていた高校は家から結構遠く、電車3本とバスを乗り継いでの通学だったのですが、卒業間近ということで定期も切れて いたのですが、切符を買って行くには結構な交通費になるので、自転車で1時間以上かけて高校へ行っていました。
そんなある日、帰りの途中で自転車がパンクし、しかも雪が降ってきたのです。まだまだ家までは遠い場所でした。
寒い中自転車を押していたところ、スーパーがありました。「あれ?こんなところにスーパーなんてあったっけ?」と 思いながらも、寒いし、疲れたし、お腹も空いてきた。ということで入ってみました。中では試食販売をしていたり、カフェコーナーに無料サービスしてい るお茶があったりで、試食したりお茶を飲んだりして身も心も温まり、その後家に向かう気力も得て無事家に帰ることができました。
しかし、その後も自転車で高校へ通っていたのですが、同じ道を通っているのに、あのお店を見ることは2度と無かったのです。
息子を寒さと疲労から救ってくれた、有り難いあのお店はなんだったんでしょう?
姉の回答
ふと現れた謎のスーパーが息子さんを助けてくれたというなんとも心温まるエピソードですね。
こういった話は古くからさまざまな地域に残されています。
ある人は
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