６０年近く前の話です。（本当に古い話で申し訳ありません）

私がまだ中学生の時、学校帰り（たしか１７時頃でした）に試験の結果がうまくいきますようにと近所の神社に一人でお参りに行った時のことです。

小さい時からお世話になっている神社でしたので、勝手知ったる道です。

しかしながら、その日はなんだかきたことのない神社に入っていくような感覚でした。

空気が少し重いような、どこかに吸い込まれていくような、でも少し緩やかで甘ったるいようなそんな感じがしました。

いつもの通り、普通にお参りをして帰ろうとしたところ、神社の右（奥の院）からシャンシャンと細かい鈴の音のようなものが聞こえたので、少し顔を出して覗いてみました。

するとそこには６匹ほどの猫が立ち上がって踊っていたのです。

最初こそ、病（当時水俣病などの話があり、その類かと思いました）かとおもったのですが、きちんと音に合わせて踊っているのです。

猫を飼っているのでわかりますが、何かを獲る、欲しがる動きではないです！

確実にリズムに合わせて立ち上がって踊っていたのです。

いまだに目に焼き付いています。

あれは一体なんなのでしょうか。

生い先も短くなり、そろそろあちらの世界への扉も開きつつありますので、少しずつこれまで閉ざしてきた不思議の世界を紐解きたいと思い、姉さんに質問です。

よろしくお願いします。