姉です。
1)よく「鑑定をしていて怖かったことはありますか?」と聞かれることがあります。 そこまで怖い経験はないのですが、今回は「これから霊視鑑定や占い鑑定をされる方・していく方」に私の不思議な経験をお話ししようと思います。どこか参考にしていただければ幸いです。
Aさんという初めて会う女性の方を霊視する時のこと。Aさんは教育関係者とおしゃっていましたが、その方とお会いする少し前から待ち合わせ場所のカフェで「霊感が強い人が自分の領域に入ってきたな」という感覚を感じていました。どんどんその気配が近づいてくると目の前にAさんがにこやかに挨拶をして立っていらしたのです。その時はもうすでに先程までの感覚はゼロになっていたので「私の勘違いかな」と思っていました。
Aさんとはたわいのない話からし始めていったのですが、話の内容に違和感を感じるようになりました。
例えば
姉「この建物のお庭のお花がきれいでした」
A「お姉さんのお部屋の…いや、きれいですよね」
姉「そういう言い方する方いらっしゃいますよね」
A「お姉さんの会社の上司の方と同じですよね」
など。建物の庭のお花と同じ種類のものを一昨日部屋に飾りましたがそのことは誰にも言っていませんし、上司の言い方の話も誰にも言ったことがありません。その後も「これは誰にも言ったことがない」という内容をさりげなく会話にいれてくる頻度がどんどん上がっていきました。
きわめつけに霊視直前、家族から「貴女の友人からシフォンケーキ届きましたよ」という連絡が入っていたのですが、私が追加注文をしようとしたところAさんが「シフォンケーキありますよ…でもかぶっちゃいますものね。違うものがいいですね」と発言されました。
私は霊視を一旦やめて、彼女にすべて打ち明けてもらうことにしました。すると彼女は小さい頃から霊能力があるものの、定まっていない不安定な状況であり、どこからどこまでが自分の妄想・想像・考えなのかわからないということでした。自分が意図的に発言しているのか、気づいて欲しくてアピールのように発言しているのか、無意識なのかもはやわからないという状態でした。ただ、今回に関しては霊感がある人が念を送ると、そこの念に便乗して自分の能力を相手側に伸ばし、かなり明確に相手の状況を把握できるということがわかったというのです。
その時に初めて「ああ、強い霊感(かつ不安定)な人を霊視する際にはこちらのロックを強固にしていかないと読み込まれるな、乗り移られる(憑依)、感情転送(同調等)されてしまうから気をつけよう」と思ったのでした。